松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2012年7月のアーカイブ

松江水郷祭 湖上花火大会

雲州松江の風景 | 2012年7月31日

蔵人 斎藤です。

7月28日29日、松江水郷祭が開催されました。
宍道湖畔で催されるこの祭、ステージや屋台などで賑わいますが、
最大の目玉はなんといっても宍道湖を染める花火大会でしょう。
初日に3,000発、二日目に6,000発の合計9,000発。
山陰最大規模の花火大会です。

今年は神話博しまね開催記念イベントとして『よみがえる はじまりの物語』が
花火構成のテーマになっているということです。

さて、松江も連日猛暑が続いているため、日中は体力を温存して花火大会に備えます。

まずは初日。

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この日の目玉は、「鳳凰」をイメージしたスターマイン。
正面からだと羽を広げた鳳凰のように見えたらしい。

実はこの数日前に「花火はね、どこで観るかより、誰と観るかの方が大事だから」
と言い負かされてしまっているのですが、やはり観る場所が大事です。

そして二日目。日が暮れてから出かけます。
まずは宍道湖南岸の袖師公園・夕日テラスあたりから場所探し。
個人的にお気に入りのスポット。でも市街地から離れてることと周りに屋台がないので注意。
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前日、宍道湖に浮かぶ唯一の島、の嫁ヶ島に歩いて渡るというイベントも開催されています。
実は湖底に参道があって歩いて渡れるのです。

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ここは県立美術館付近、岸公園と呼ばれる場所。
湖岸も次第に埋まってきましたが、まだまだのんびりしています。
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左上に見えるのが打ち上げ台船のひとつ。ここは花火との距離が近くて迫力満点。
そのため風向きによっては観覧場所を移動しなければならない場合もあります。

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東風が吹いていたので宍道湖南岸の袖師公園からぐるっと回って、落ち着いたのは東岸の白潟公園。
宍道湖大橋の南詰にあたります。
ここでカメラをセッティングしていると「隣で(自分も)撮ってよろしいですか」と声を掛けられました。
いろいろ話すとこの方、なんとメルマガ読者ということが判明。
30万人を超える人出(2日間)の中でなんという出会いでしょう。いつもご愛読ありがとうございます。

などと話しているうちに花火大会開始。

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そしていきなりのスターマイン!
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会場のテンションあがっってます。
なかには初めて見るような新しいタイプの花火も見られ・・・
さて、この日の目玉の一つに「ヤマタノオロチ退治」をイメージした花火があったそうで←後で知った
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水中割もありの
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圧巻のフィナーレ\(^0^)/
会場には拍手が沸き起こっております。

今年も素晴らしい花火をありがとうございました。

 

灼熱の瓶詰場

酒蔵はいま | 2012年7月31日

こんにちは。蔵人の柴田です。
本日、瓶詰場の温度計が35度の大台に乗りました。
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夏の瓶詰場の暑さをいつか書こうと思っていたのですが、
今日、めでたく35度になったので書かせていただきます。
今日は地伝酒の瓶詰でした。
ただでさえ通気性の悪い瓶詰場ですが、
瓶に入ったお酒を湯の中で殺菌したり、瓶を洗瓶機で洗うため熱い蒸気が瓶詰場内に充満し、
不快度数はハンパないんです。
水を飲んでもすぐ汗になって出ていく感じです。
いつまでこの暑さが続くのでしょうか・・・。

全国的にも暑い日が続いていますが、みなさん水分補給をしっかりして体調を崩されないように。
僕も気を付けます。

美しい手さばき

酒蔵はいま | 2012年7月30日

こんにちは、蔵人の柴田です。

ロンドンではオリンピックが始まりましたが、
蔵では今週からみりんの上槽(しぼり)が始まりました。
木槽という機械にもろみの入った袋を並べていく作業で、
作業自体は地伝酒と変わりませんが、
みりんのもろみは地伝酒よりもどろっとしているのが特徴的です。

地伝酒の時に僕が苦戦していた袋を木槽に並べていく作業、
今日はみりんの上槽第一号なので上濱杜氏と斉藤さんのペアで行われました。
そこで今回は上濱杜氏が袋にもろみを入れる手もとを連続写真でご紹介しようと思います。
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ジョボジョボー
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ペタッ
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スーッ
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きれいに折られているのが確認できるでしょうか?
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パタッ

この一連の作業をリズミカルにテンポよく行っていく姿は美しいです。
僕がやると袋にしわが寄ってしまったり、折る長さが短かったりするんですよね・・・。

そして、しぼりたてのみりんがこちら。
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白潟天満宮夏祭 神輿と鏡開き

雲州松江の風景 | 2012年7月27日

蔵人斎藤です。

7月24日25日は白潟天満宮の夏祭りでした。
この天神さんの夏祭りは、梅雨が明けてなかったり台風が通過したりと何年ごとかに雨に当たるのですが
今年は両日とも快晴。夏休みに入ったばかりの子供たちで賑わいます。みんなキラキラしてます いいな。

なかでも盛り上がるのが24日の「 みこし渡御」。こっちはオトナたちでギラギラしてます。
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神輿は松江城をスタート、松江大橋を渡り、白潟天満宮へ到着というルートを辿ります。
その途中で「鏡開き」が行われるのですが、なんと毎年「豊の秋」で鏡開きをしていただいています。
商店街の皆様、ありがとうございます。ほどよく冷えた豊の秋 上撰は旨かったです。

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自分たちの作ったお酒がこのハレの日の、皆さんに喜んで飲んでもらえる場に居合わせるのが僕の喜びです。
いろいろ言われますが、決して毎年おんな神輿のために出かけてるのではないんです。

鏡開きの前に「これはお酒ではありません、御神酒でございます」との挨拶。
皆様、ぜひお祭りに出かけて御神酒を頂き、神様の力を身体に取り入れて暑い夏を乗り切りましょう。

物干し場?

酒蔵はいま | 2012年7月24日

こんにちは、蔵人の柴田です。
蔵では先週までで地伝酒の上槽(しぼり)が終わったので、
今週はその片付けと来週から始まるみりんの上槽の準備が平行して行われています。
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地伝酒の上槽で使った酒袋は何度も洗濯してご覧のように全て仕込み蔵に干しました。
冬の間はお酒を仕込む仕込み蔵も、夏の間は物干し場状態です。

7月の松江の旬 鯵の塩焼

松江の旬 | 2012年7月23日


松江の郷土料理を提供し続けているお店「やまいち」さんの調理した
松江の旬の料理を、直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。
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《鯵の塩焼》
日一日と脂が乗り、旨さも増して酒にも食事にも喜ばれる品、
鮮度の良い鯵に軽く塩を振り焼き上げたものは大衆魚らしからぬ逸品に仕上がります。
 。

松江市民レガッタ

酒蔵はいま | 2012年7月23日

こんにちは、蔵人の柴田です。
7月21日22日の二日間、毎年恒例となっている松江市民レガッタに参加しました。
松江の中心部を流れる大橋川の松江大橋から新大橋までの約400メートルを競います。

米田酒造のクルー「飲んでレガッタ『豊の秋』!!」チームは今回で9回目の参加。
 十分な練習もできないままの本番でした。
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まず、初日の予選。
手ごたえとしては今までになくスムーズで息もあった感じで漕いでいたのですが、
終わってみると結果は去年と同じく6チーム中5着・・・。
残念な結果に終わりました。
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ただ、後々タイムを調べてみると「1分54秒15」の好記録で手ごたえは気のせいではないことがわかりました。
相手が強いチームばかりだったということですね・・・。
くじ運も実力のうち、ということです。
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気を取り直して敗者復活戦の2日目。1日目とはメンバーを変えて臨みました。
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・・・が、今度は6チーム中6着。タイムも「2分32秒74」。

僕は4回目の参加でしたが、入社以来準決勝に進んだ経験がありません。
いつか準決勝に上がれる日が来るのでしょうか。
どうせなら、勝ちたいですよね。

年に一度のイベントですが、普段は見ることができない川から望む松江の街や宍道湖の眺めはいいもんですよ。
また来年もがんばります!
 

地伝酒焼き鳥丼を作ってみた

その他 | 2012年7月19日

蔵人の斎藤です。

7月17日、中国地方は梅雨明けしたと見られると発表がありました。
青い空に入道雲、セミの鳴き声そして来週24日、25日は白潟天満宮夏祭りといよいよ夏本番です。

お祭りといえば欠かせないのが焼き鳥。っというわけで焼き鳥丼を作ってみましょう。
いつものように出雲地伝酒を使います。

<材料>・・・蔵人2人分

  • 鶏もも肉・・・200g
  • ねぎ・・・1本
  • 生しいたけ・・・2枚
  • サラダ油・・・適量
  • 出雲地伝酒・・・大さじ1杯
  • 本みりん七宝・・・大さじ1杯
  • 濃口醤油・・・大さじ1杯

<作り方>

  1. 鶏肉を一口大に切り、皮面からフォークのような物で数箇所突く。
  2. 地伝酒・みりん・醤油を合わせたタレに鶏肉を30分から1時間程度つけておく。
  3. ねぎは3cmに、生しいたけは半分に切り、サラダ油をひいたフライパンで焼き目をつけたらいったん外に出す。
  4. フライパンにタレを切った鶏肉を敷き、表面が焦げるまで焼く。
  5. ねぎとしいたけを入れ、残りのタレを絡めるように軽く炒める。
  6. ご飯をよそった丼に盛り付ける。お好みで七味唐辛子などを振る。

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地伝酒を使うことで鶏肉がふっくら柔らかく、そして焦げつくことなく焼き色綺麗に仕上げることができました。

白ばい貝の地伝酒うま煮を作ってみた

その他 | 2012年7月18日

蔵人の斎藤です。

先日、というかもう先月のことですが、居酒屋で白ばい貝のうま煮が今日のおすすめメニューに載っていました。
全国的にはエッチュウバイとして知られる巻貝で、山陰沖で採れる島根の夏の食材です。

もうそんな時期かと思いスーパーに行ってみたところ売れてましたので自分でも挑戦してみることにしました。
やはり米田酒造の蔵人らしく出雲地伝酒を使ってみましょう。

 

<作り方>
JFしまねの白バイの調理レシピをアレンジしてみます。

  1. 鍋に貝のフタのほうを下向きにして、貝が半分つかる程度に水と出雲地伝酒90ccを入れ強火で煮る。
  2. 沸騰したら、本みりん七宝(小さじ2杯)、醤油(大さじ2杯)を入れアクを取りながら10分程煮込む。

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居酒屋で食べたものより大きいものでしたので、身を取り出して食べやすい大きさに切ってます。

身はふっくら柔らかくしっかり味も染み込んで上々の仕上がり。そしてなんてて旨いのが”肝”!
サザエほどの苦味はなく濃厚な美味!
ギンギンに冷やした本醸造生原酒にベストマッチでした。

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地伝酒は甘味はみりんの半分、旨みは日本酒の約4倍。
みりんと酒の両方の性質を持ちますが酒の感覚うのがポイントです。


 

 

梅酒のその後

酒蔵はいま | 2012年7月17日

こんにちは。蔵人の柴田です。
今日は地伝酒の「ふねにのる」という上槽作業を最初から最後まで初めてやらせてもらいました。
先輩が横でスピーディーに次々と袋を積み重ねていくのに対し、
僕は遅く、何度も「遅い」と注意されながら作業を進めました。
これからはスピードも課題です。
夏の間は体がなまっているのか、全て終えた今、腰やら背中やらお腹やらが痛いです。

さて、先月末仕込んだ梅酒が今どうなっているか途中経過をおしらせします。
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こんな感じです。
いくつかシワシワになっているのがわかりますか?
これは梅のエキスが出ているという証拠です。
たくさん入っていた氷砂糖も溶けてなくなりました。
おいしい梅酒になる日が待ち遠しいです。
これからも時々梅酒の様子もこのブログで紹介しますね。

ふねにのる

酒蔵はいま | 2012年7月11日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今も蔵では地伝酒を搾る作業(上槽)が続いています。

蔵で働き始めて4年目にして初めて「ふねにのる」ことをやらせてもらいました。
「ふねにのる」とは木槽という機械を使っての上槽作業のことです。
木槽の形が舟に似ていることからそう呼んでいます。
専用の袋にもろみを入れて均等に木槽の中に入れていく作業です。
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これが木槽。地伝酒やみりんはこの機械で搾ります。
初心者でもやりやすい作業の後半をやらせてもらったのですが・・・
しょっぱなからやらかしてしまいました。
袋の入り口をもろみの出口にしっかりと入れていなかったため
もろみが散乱してしまったのです。
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ここをしっかり入れておかないと大変なことになります。
その後は、慎重に上濱杜氏の指導の下、作業を進めました。
中になるべく空気が入らないように、なるべくもろみが均等になるように、
バランス良く袋が並ぶように、袋からもろみがはみださないように・・・など
たくさん気を配らなくてはいけないことがあります。
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整然と並んだ袋。口を折っただけなのに中から出ちゃわないのが不思議です。
うまくやらないと袋からもろみがはみだしたり、
均等に圧力がかからずちゃんとお酒が搾れなくなってしまいます。
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上濱杜氏には「数をこなせばやれるようになるよ」と言われました。
他の仕事も、蔵の仕事全てに言えることですが、
先輩方が簡単そうにやってることも、実際やってみるととっても難しいんですよね。

まだまだ修行が必要です。

7月の松江の旬 虎魚の唐揚

松江の旬 | 2012年7月10日

松江の郷土料理を提供し続けているお店「やまいち」さんの調理した
松江の旬の料理を、直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。   
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《虎魚の唐揚》
典型的な異相の珍魚ですが、その美味はつとに有名です。
高価なイメージですが、この季節は比較的リーズナブルな値段で提供できます。
面構えとは裏腹に、綺麗な白身は絶品です。

地伝酒の灰入れ

酒蔵はいま | 2012年7月6日

今週から地伝酒を搾る作業、上槽が始まりました。
・・・が、その上槽の前に行われる大事な灰入れの工程をまずは紹介したいと思います。
この灰入れが普通のお酒にはない特別な作業なのです。
別名、「灰持酒」と呼ばれる所以がここにあります。
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一定量の醪(もろみ)をタンクから半切というステンレス製の容器に出し、
木灰が固まらないようによく混ぜながら少しずつ入れていきます。
一通り入れ終わったらまたタンクの中に醪を戻します。

この一連の作業を何度か繰り返し行い、醪に灰を混ぜ込んでいくのです。

酸性のお酒にアルカリ性の木灰を加えることで
好酸性細菌の育成を阻害して、保存性が高まるんですね。
また、この弱アルカリ性が臭みをとる効果やふっくらやわらかくする効果をあたえるのです。

踏込み粕でわかめを漬ける

その他 | 2012年7月4日

こんにちは、蔵人の柴田です。
米田酒造では今、踏込み粕が発売中です。
今年も奈良漬けを漬けられる方も多いと思います。

みなさんは漬けた後の粕をどんなふうに使っていますか?
僕は漬けた後の粕はもう使い道がないと思っていました。
しかし、まだいろいろな使い道があったのです。
蔵のまかないのおばさんに教えてもらいました。
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これはわかめを3ヶ月ぐらい漬けたものです。
すでに塩分が粕の中にしみ込んでいるので味付けは不要。
ただ漬けるだけでいいのです。
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細かく刻んで・・・
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おいしそうでしょう?
奈良漬けの味よりあっさりしているので、
「あの味がちょっと苦手・・・」という方でも食べやすい味だと思いました。

他にも漬けたらおいしいものを教えてもらったので
今度、家で自分でも挑戦してみようと思いました。

茅の輪くぐり@熊野大社、他

雲州松江の風景 | 2012年7月2日

蔵人の斎藤です。

7月1月から日本酒業界は新しい年度、平成24酒造年度となりました。さあ今年の酒造りもがんばるぞっという感じなわけですが、「豊の秋」の実際の仕込みは例年11月から始まります。蔵ではそれまでしばらく地伝酒、みりん、酒粕取焼酎の製造が続きます。

さて、その前日6月30日は一年の上半分の最終日であり、各地の神社では「夏越の祓」が神事が行われる日でした。カヤを束ねた茅の輪(ちのわ)をくぐることで半年間の穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願するということで、松江市内の神社でも茅の輪を見かけることができます。

今年後半も大事な行事はいっぱいあるし、なにより元気に蔵入りを迎えねばならん、というわけで「茅の輪くぐり」してきました。

まず向かったのは出雲国一宮「熊野大社」。
ここの茅の輪は太くて立派です。

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子供一人ではくぐれません(笑)
参拝客も多く、露店も少ないですが出ていてちょっとしたお祭りの雰囲気があります。
午後8時から神楽が奉納されるのですが、その日は夜に用事があるので急いで次の神社へ向かいます。

そこは熊野大社からひと山超えた「須我神社」。勢いあまって松江を飛び出してしまいました。
ここはスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、結婚したクシナダヒメとの新居として建てた宮殿であります。日本で最初の宮殿ということで「日本初之宮」とされています。またこのときにスサノオが詠んだ「八雲立つ 出雲八重垣つまごみに ~」の歌が、日本初の三十一文字の和歌ということで「和歌発祥の地」ともされている神社です。

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鳥居いっぱいになかなか立派な茅の輪です。また境内のいたる所に茅が飾ってあり、すがすがしい心地がします。

時間も迫ってきたので最後の神社へ。

松江に戻って僕の氏神様の「売豆紀神社」(めつきじんじゃ)。

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延喜式内社で、ご祭神は下照比売(シタテルヒメ)。
この下照比売は大国主命の娘であり古事記にも登場する大変に美人な女神様だそうで、安産の神様として信仰されています。ここの茅の輪はちんまりとかわいらしい感じです。

うろうろしていると神主さんに呼び止められて、お手製のゆず湯を頂きながら昔話などをしているうちに時間となりました。境内も綺麗でまた改めて紹介したい神社です。

聞けばこの夏越の祓と茅の輪くぐりは月遅れで行う神社もあるとのこと。
興味をもたれた方はお近くの神社を調べてみてはいかがでしょうか。