松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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ふねにのる

酒蔵はいま | 2012年7月11日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今も蔵では地伝酒を搾る作業(上槽)が続いています。

蔵で働き始めて4年目にして初めて「ふねにのる」ことをやらせてもらいました。
「ふねにのる」とは木槽という機械を使っての上槽作業のことです。
木槽の形が舟に似ていることからそう呼んでいます。
専用の袋にもろみを入れて均等に木槽の中に入れていく作業です。
20120711-2.jpg
これが木槽。地伝酒やみりんはこの機械で搾ります。
初心者でもやりやすい作業の後半をやらせてもらったのですが・・・
しょっぱなからやらかしてしまいました。
袋の入り口をもろみの出口にしっかりと入れていなかったため
もろみが散乱してしまったのです。
20120711-1.jpg
ここをしっかり入れておかないと大変なことになります。
その後は、慎重に上濱杜氏の指導の下、作業を進めました。
中になるべく空気が入らないように、なるべくもろみが均等になるように、
バランス良く袋が並ぶように、袋からもろみがはみださないように・・・など
たくさん気を配らなくてはいけないことがあります。
20120711-3.jpg
整然と並んだ袋。口を折っただけなのに中から出ちゃわないのが不思議です。
うまくやらないと袋からもろみがはみだしたり、
均等に圧力がかからずちゃんとお酒が搾れなくなってしまいます。
20120711-4.jpg
上濱杜氏には「数をこなせばやれるようになるよ」と言われました。
他の仕事も、蔵の仕事全てに言えることですが、
先輩方が簡単そうにやってることも、実際やってみるととっても難しいんですよね。

まだまだ修行が必要です。