松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

初呑切りがありました

2012年8月31日

蔵人の斎藤です。

先日「初呑切り」が行われました。

初呑切り(はつのみきり)とは、7~8月ごろ春の新酒を貯蔵したタンクから初めて酒を採取し、貯蔵酒の変質や熟成具合をチェックする行事です。これにより秋以降の出荷管理や酒造りの指針を得るわけです。鑑評会を運動会とするなら、初呑切りは三者面談で通信簿を貰うような感じでしょうでしょうか、蔵元・杜氏、全従業員が緊張する一日です。

初呑切りは地域や酒蔵によって時期ややり方が異なるようです。以下は島根県の「豊の秋」の場合。

貯蔵タンクから採取した酒を島根県酒造組合に持ち込み、広島国税庁の鑑定官二人と島根県産業技術センターの先生二人にきき酒をしていただき講評をいただくという流れです。

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左が貯蔵酒の列。今回初めてタンクから出した酒たちです。
タンクごとに瓶が分かれてます。熟成具合などを見て、例えばどのタンクから先に出荷すべきかなどの判断の材料にするわけです。
右はすでに流通している市販酒です。手前に見えるのが9月10日に新発売の純米ひやおろしです。

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約一時間かけて4名の先生がきき酒し、シートに評価を書き込まれます。
この間おやっつぁん(杜氏のこと)はかなり緊張の面持ちでしたが、その後の先生方から講評では総じて好評価でひと安心。
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個人的に気になっていたこの「ひやおろし」。昨年までは山田錦と改良雄町を使った特別純米でしたが、今年は島根県産の五百万石を100%使用した精米歩合65~70%の純米酒です。蔵として自信を持って今年の「ひやおろし」に指名しているわけですが、初呑切りでも好評価をいただき改めて自信を持ってオススメします。

純米ひやおろしは9月10日発売、予約受付中です。