松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2013年7月のアーカイブ

みりん粕

酒蔵はいま | 2013年7月31日

こんにちは、蔵人の柴田です。
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みりんの上槽も無事終わりました。
みりんも日本酒の時と同じように写真のような粕ができます。
酒粕はおいしく、料理に使えますが、
このみりん粕も甘くておいしいので昔からそのままお菓子として食べているそうです。
「こぼれ梅」と呼ばれ、懐かしく思われる方もいます。
何年も前から、このみりん粕を料理に使えないものかと思っているのですが、
なかなかいい案が思いつきません。
何かいいレシピがありましたら、ぜひ教えてください。
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袋にできた粕を一つずつ手で出します。

みりんの上槽

酒蔵はいま | 2013年7月29日

こんにちは、蔵人の柴田です。
蔵では先週からみりんの上槽が始まりました。
今日から二本目の「粕取りみりん」の上槽です。
といっても五本あった地伝酒と違い、みりんの上槽はこれで終わりです。
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基本的にやることはみりんの上槽も地伝酒と同じで、酒袋に醪を入れて木槽に並べていきます。  
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写真は先週の「本みりん」の上槽の様子ですが、一本分の量が多いので木槽がいっぱいになります。
みりんの醪は地伝酒よりもどろっとしてるので、並べた時の安定感がよく、並べやすかったです。
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しぼりたてのみりん。
 

 

8月の松江の旬 白バイ貝

松江の旬 | 2013年7月26日

松江の郷土料理を提供し続けているお店「やまいち」さんの調理した
松江の旬の料理を、先代店主の直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。
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≪白バイ貝の塩ゆで≫
夏限定の料理です。
禁漁期間があるので、丁度、ビールが美味しい頃から出始め、
秋の気配と共にいつの間にか影を消し、
雪が降るころ大型となり刺身、酢の物に供されようになります。

 

新酒造年度と長期熟成古酒の話

その他 | 2013年7月23日

A Happy New Brewing Year!
7月に入りしばらく経っておりますが、今月から新酒造年度(平成25酒造年度=25BY)がはじまりました。
四季醸造蔵でもなければ夏仕込みもなく、米田酒造ではまだまだ今酒造年度の日本酒は造られないものの、酒造業界の暦ではこんな季節です。

こんにちは、野田です。
新酒造年度スタートのおめでたい日、東本町の店舗で「とあるイベント」がひっそりとはじまりました。

試飲スペースやお酒の販売をしている店舗は、南田町の酒蔵から歩いて3分ほど。
ですが、南田町にある酒蔵と比べて意外と場所が知られていないので、道案内を。
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こちら、酒蔵の入り口です。右の建物は事務所です。

まずは酒蔵を背に、松江駅の方向へ。
鍛冶橋の交差点を渡ります。






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数十メートル歩くと今度は「新大橋北詰」の交差点へ。
右に曲がると東本町の通りです。
フォーク酒場「ハートランド」さんや味処「繁(はん)」さんの前を過ぎると、もうすぐです。

ちなみに「新大橋北詰」の交差点をそのまままっすぐ歩くと、松江の郷土料理のお店「やまいち」さんへ。


 

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見えてきました。

杉玉と「豊の秋」の看板を目印にしてお入りください。

 








米田酒造店舗限定酒ございます!

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ようこそお越しくださいました。
ただいま期間限定で、東本町の店舗でしか飲めない日本酒があります。


先日行われた「宮崎山形屋」での日本酒バーで好評だった秘蔵酒を、蔵人の齋藤さんにいくつかセレクトしてもらいました。
ただ、ご用意できたのはどれも極少数。そのため誠に申し訳ございませんが店舗にお越しいただいた方のみにご提供いたしております。
またせっかくこの機会に蔵出しされた希少な日本酒の数々、きちんとご説明をした上で味わってもらえたらという気持ちもあり、このような形での取り扱いとさせていただきました。


第一弾は松江産山田錦を使用した21BY純米吟醸生原酒。
通常は加水・火入れを経て流通する「松江づくし」の生原酒、しかも3年熟成古酒。
どうでしょう?
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※現在、第一弾・第二弾(20BY純米吟醸生原酒) は完売、第三弾(19BY純米吟醸生原酒) が店頭に並んでいます。

今後どんなお酒が並ぶのか、いつまで続くのかは未定ですが、前杜氏時代のヴィンテージなども含む長期熟成古酒を中心に登場予定です。
さっそく24BYと比べて飲むのも良し、開栓の誘惑に耐えて寝かせるも良し。
この機会に東本町にお越しいただいて、ぜひぜひ楽しんでみてください。


余談ですが、ときどき聞く「古い日本酒は酢になる」という話。
長いあいだ蔵に置いてあったら酢になってるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、どうぞご安心ください。
日本酒が酢になるためには「酢酸菌」が必要です。密閉された瓶のなかできちんと「熟成」という経年変化を辿った日本酒が酢になることはありません。
なお、鳥取で「諏訪泉」を醸す諏訪酒造さんのウェブサイトによると
「日本酒は古くなると古酒になります」
「(酢になるという話は)日本酒から酢を作ることが出来るということと、乳酸菌が入って酸っぱくなるということをつなぎ合わせて出来た俗説」
だとのこと。おもしろいですね。

ただし飲めなければしょうがないのも事実。
では今まで飲まれた日本酒のなかで最古のものはいつ造られたのかが気になりますが、どうやら過去には製造から300年が経過した古酒が開栓されたこともあったようです。
もうこれは「長期」どころの話じゃないですね。江戸時代古酒です。

300年前の日本酒、どんな味がしたのでしょうか。

 

 

地伝酒の上槽

酒蔵はいま | 2013年7月16日

こんにちは、蔵人の柴田です。
蔵では今、7月の大事な仕事の一つである地伝酒の上槽が行われています。

上槽とはお酒をしぼる作業のことをいいます。
上槽には方法がいくつかあって、自動圧搾機という機械でしぼる方法もあれば、
醪(もろみ)が入った袋を縛ってつるす「袋吊り」と呼ばれる方法もあります。

地伝酒は木槽(きふね)と呼ばれる機械を使ってしぼります。

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これが地伝酒の醪。
このどろっとした液体を酒袋にいれ木槽の中にきれいに並べていくのです。
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最初は深いので上の写真のように体を中に入れての作業です。
次々とリズミカルに醪を酒袋に入れ、順々に並べていきます。
袋の口は折るだけ、なのに中から醪があふれてくることはありません。 
袋の中に醪を入れる量や袋の口をきちんと折ること、蔵人の技が必要になります。
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全ての袋がなるべく均等に並ぶように注意しながら高く積んでいきます。
そして、3日間かけて上からゆっくり圧力をかけてしぼります。

地伝酒の上槽が終わると次はみりんの上槽です。
 

7月の松江の旬 葉牛蒡のキンピラ

松江の旬 | 2013年7月11日

松江の郷土料理を提供し続けているお店「やまいち」さんの調理した
松江の旬の料理を、先代店主の直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。 
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《葉牛蒡のキンピラ》
初夏に出回る新牛蒡の調理の一つです。
最近では葉牛蒡の存在すら疑しいのですが、なかなか乙なものです。
葉といっても茎の部分に幼根をていねいに洗ってキンピラに仕上げます。
年配の方は懐かしく若者には珍しいので仲々評判が良い一皿です。

いづもナンキン

雲州松江の風景 | 2013年7月9日

梅雨が明けて夏本番となりました。夏の風物詩といえば「金魚」。夏祭りの金魚すくいを楽しみにしている方も多いんじゃないでしょうか。

先日、松江市総合体育館駐車場でいづもナンキン(出雲ナンキン)の展示販売会が行われていたので顔を出してみました。蔵人の斎藤です。

いづもナンキンは、 島根県の天然記念物に指定されている金魚(品種)です。
江戸時代の松江藩で品種改良が進められ作り出されたと言われていわれており、古くから出雲地方で飼育されていたようです。
一時期絶滅に瀕していたそうですが、愛好家の皆さんの努力により今日も僕らの目を楽しませてくれています。

いづもナンキンの特徴は
・背びれがない
・頭が小さくコブがない
・四つ尾

金魚では珍しく、白基調が良いとされるということで、なかにはこんなのも。

いづもナンキン 03

口先に差した赤が口紅のようですよね。

この、いづもナンキン(出雲ナンキン)、毎年10月に松江と出雲で品評会が行われているとのこと。
また、7月27日(土) 松江市 宍道町れんげ祭にて展示即売会があるようです。(宍道体育センター駐車場 10時~19時)
そしてこの日は20時30分から約2300発の花火が宍道湖畔に打ち上がります。
宍道町れんげ祭にお出かけしてみてはいかがでしょうか?