松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

新酒造年度と長期熟成古酒の話

2013年7月23日

A Happy New Brewing Year!
7月に入りしばらく経っておりますが、今月から新酒造年度(平成25酒造年度=25BY)がはじまりました。
四季醸造蔵でもなければ夏仕込みもなく、米田酒造ではまだまだ今酒造年度の日本酒は造られないものの、酒造業界の暦ではこんな季節です。

こんにちは、野田です。
新酒造年度スタートのおめでたい日、東本町の店舗で「とあるイベント」がひっそりとはじまりました。

試飲スペースやお酒の販売をしている店舗は、南田町の酒蔵から歩いて3分ほど。
ですが、南田町にある酒蔵と比べて意外と場所が知られていないので、道案内を。
 minamitamachi.jpg

こちら、酒蔵の入り口です。右の建物は事務所です。

まずは酒蔵を背に、松江駅の方向へ。
鍛冶橋の交差点を渡ります。






 higashihonmachi.entrance.jpg
 

数十メートル歩くと今度は「新大橋北詰」の交差点へ。
右に曲がると東本町の通りです。
フォーク酒場「ハートランド」さんや味処「繁(はん)」さんの前を過ぎると、もうすぐです。

ちなみに「新大橋北詰」の交差点をそのまままっすぐ歩くと、松江の郷土料理のお店「やまいち」さんへ。


 

higashihonmachi.jpg
 

見えてきました。

杉玉と「豊の秋」の看板を目印にしてお入りください。

 








米田酒造店舗限定酒ございます!

   store_limited.JPG
ようこそお越しくださいました。
ただいま期間限定で、東本町の店舗でしか飲めない日本酒があります。


先日行われた「宮崎山形屋」での日本酒バーで好評だった秘蔵酒を、蔵人の齋藤さんにいくつかセレクトしてもらいました。
ただ、ご用意できたのはどれも極少数。そのため誠に申し訳ございませんが店舗にお越しいただいた方のみにご提供いたしております。
またせっかくこの機会に蔵出しされた希少な日本酒の数々、きちんとご説明をした上で味わってもらえたらという気持ちもあり、このような形での取り扱いとさせていただきました。


第一弾は松江産山田錦を使用した21BY純米吟醸生原酒。
通常は加水・火入れを経て流通する「松江づくし」の生原酒、しかも3年熟成古酒。
どうでしょう?
 store_limited2.JPG
※現在、第一弾・第二弾(20BY純米吟醸生原酒) は完売、第三弾(19BY純米吟醸生原酒) が店頭に並んでいます。

今後どんなお酒が並ぶのか、いつまで続くのかは未定ですが、前杜氏時代のヴィンテージなども含む長期熟成古酒を中心に登場予定です。
さっそく24BYと比べて飲むのも良し、開栓の誘惑に耐えて寝かせるも良し。
この機会に東本町にお越しいただいて、ぜひぜひ楽しんでみてください。


余談ですが、ときどき聞く「古い日本酒は酢になる」という話。
長いあいだ蔵に置いてあったら酢になってるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、どうぞご安心ください。
日本酒が酢になるためには「酢酸菌」が必要です。密閉された瓶のなかできちんと「熟成」という経年変化を辿った日本酒が酢になることはありません。
なお、鳥取で「諏訪泉」を醸す諏訪酒造さんのウェブサイトによると
「日本酒は古くなると古酒になります」
「(酢になるという話は)日本酒から酢を作ることが出来るということと、乳酸菌が入って酸っぱくなるということをつなぎ合わせて出来た俗説」
だとのこと。おもしろいですね。

ただし飲めなければしょうがないのも事実。
では今まで飲まれた日本酒のなかで最古のものはいつ造られたのかが気になりますが、どうやら過去には製造から300年が経過した古酒が開栓されたこともあったようです。
もうこれは「長期」どころの話じゃないですね。江戸時代古酒です。

300年前の日本酒、どんな味がしたのでしょうか。