松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2013年10月のアーカイブ

間もなく蔵入り

酒蔵はいま | 2013年10月30日

こんにちは、蔵人の柴田です。
精米所では精米が続いていますが、
蔵では来週に迫った蔵入りに向けて
蔵の清掃や機械、道具のメンテナンス、洗浄などを行っています。
半年間、使っていなかったので木製の道具は乾いてしまってスカスカの状態になっています。
水で戻しつつしっかり洗いました。
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一度、酒造りが始まると日々の業務で忙しくなるので、
時間のある今のうちにしっかりメンテナンスしておくことが大事です。

精米始まる

酒蔵はいま | 2013年10月29日

こんにちは、蔵人の柴田です。
先週から精米が始まりました。
静かだった精米所に大きな音が響きます。
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 毎年最初は五百万石という種類のお米から精米します。
上の写真は70パーセントに精米したもの。
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蔵人の竹田さんが精米が終わった白米を30キロずつ袋に分けているところです。
これからこの30キロの袋を運ぶ日々が始まります。

大盛況 秋の夕べに地酒を楽しむ会 in 出雲

酒蔵はいま | 2013年10月15日

2013年10月3日(木)、島根県出雲市のパルメイト出雲主催で開催された
「秋の夕べに地酒を楽しむ会 in 出雲 が」に蔵元として参加させていただきました、
蔵人の斎藤です。

6回目となる今回は95名のお客様がお越し下さり大盛況でした。
ありがとうございました。

どういうイベントかというと、日本名門酒会加盟の9蔵元が
バラエティに富んだ地酒はもちろん、地産の「酒の肴」を持ち寄り、
秋の夜の大人の贅沢を楽しんでいただくというものです。

蔵人は今 2013年10月秋の夕べに地酒を楽しむ会in出雲 01

各自にお弁当が付き、あとは蔵元のブースに
地酒と肴を取りに行くというスタイル。
まずはお好みの蔵元のお酒を猪口に注いでもらい、乾杯!
が終わるや否や、「肴」をゲットするために皆さんお皿を持って蔵元ブースに詰めかけます。
「乾杯の後にブースに並ぶときに猪口じゃなくて、皿を持って来こられるのは出雲だけ!」
と各蔵元さんうなっておられました。
そんな大人気の各地の「酒の肴」をご紹介します。(写真は一部です)

蔵人は今 2013年10月秋の夕べに地酒を楽しむ会in出雲 02蔵人は今 2013年10月秋の夕べに地酒を楽しむ会in出雲 03蔵人は今 2013年10月秋の夕べに地酒を楽しむ会in出雲 04

左から(以下同じ)、

  • 一ノ蔵(宮城)/「しそ巻」。くるみ風味の味噌を大葉で包み揚げたもの。どこのイベントでも人気の高い逸品。
  • 大山(山形)/「だだ茶豆腐かまぼこ」。蔵元のある山形県鶴岡市で産する「だた茶豆」を使ったかまぼこ。
  • 越の誉(新潟)/「加賀屋の昆布巻き・白いか作り」。新潟を代表する老舗「加賀屋」の逸品。

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  • 嘉美心(岡山)/「ままかり酢漬け・たいらぎ貝の粕漬け」。瀬戸内海の肴。ままかりは隣にご飯を借りてまで食がすすむ旨さ。
  • 賀茂泉(広島)/「小イカの干物」。瀬戸内ならではの小さなイカ。確保が難しい人気の肴。
  • 五橋(山口)/「仔うるか」。蔵元のある岩国から、鮎の卵巣を用いた塩辛で希少な珍味。

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  • 豊の秋(島根)/「めざしの燻製」。松江の恵曇(えとも)産の獲れたて新鮮イワシを食べやすく燻製にしたもの。
  • 梅錦(愛媛)/「エビちくわ」。瀬戸内の小エビを練り込んである桜色鮮やかなチクワ。
  • 司牡丹(高知)/「きびなごフィレ」。天日塩で塩漬けにしたきびなごをオリーブオイルに漬けた人気の品。

こういった日本名門酒会加盟蔵元が集まるお酒の会は、規模や運営の形はいろいろあれ、
全国各地で催されているそうで、僕は出雲の会しか経験がありませんが、
これだけ魅力的な「酒の肴」が並ぶのは出雲の他には無い、とのことです。

蔵人は今 2013年10月秋の夕べに地酒を楽しむ会in出雲 11

そして最後は各蔵元から一本ずつお酒が当たる大抽選会。
アンケートがクジとなっており、名前とともに「今日のお酒のなかで好きなお酒」も
読み上げられるので蔵元もドキドキです。
「豊の秋」は、、、ちょっと人気がなかったような、、、
というわけで、これからお酒造りに入ります。来年はもっと、豊の秋いいね!と
言っていただけるように頑張ります。

酒米が届きました

酒蔵はいま | 2013年10月11日

こんにちは、蔵人の柴田です。
昨日、10月10日に今年の酒米が蔵に到着しました。
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大型のトラック3台なので、精米所の前の通路はいっぱいいっぱいでした。
今回蔵に届いたのは島根県産の「五百万石」と「山田錦」という品種。
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天井まで届きそうな米袋の山。
でもこれは全体の中のほんの一部。これから続々と酒米が入荷していきます。

酒米も届いたので、間もなく精米開始です。
麹室の清掃や道具の洗浄など、少しずつですが蔵入りへ向けての準備も開始しています。
いよいよ今年の酒造りが始まります。

「後粕」のその後

酒蔵はいま | 2013年10月8日

こんにちは、蔵人の柴田です。
先週まで行われていた「粕取焼酎」の蒸留作業。
その「後粕」は先日もお伝えしたように奥出雲の農家さんのもとへ運びます。
米田酒造のある松江市から車で約2時間、トラック2台で2回に分けて運びました。
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こちらが奥出雲の農家さんからの眺め。
空気がおいしかったです。
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写真の真ん中に山になっているのが「後粕」です。
この他にも米ぬかなどいろいろなものを混ぜ、発酵させ肥料になるのだそうです。

肥料は田んぼや畑にまかれ、また新しい米や野菜の栄養にかわっていきます。
お酒造りは米が最後の最後まで無駄なく使われ、循環している。
そこが素晴らしいな、と思います。

ロサンゼルスの日本酒試飲会 Discover Sake

酒蔵はいま | 2013年10月4日

こんにちは、野田です。
9月23日、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われた試飲会"Discover Sake" (ディスカバー・サケ)に参加してきました。

Discover Sakeは、日本貿易振興機構(ジェトロ)と日本酒造組合中央会が主催する日本酒の試飲会です。
2012年からスタートした「ENJOY JAPANESE KOKUSHU (國酒を楽しもう)」プロジェクトや、世界各地で増えている日本酒ファン、年々増加傾向にある日本酒の輸出量なども相まって、近年は海外で日本酒のイベントがたくさん行われるようになっています。
米田酒造でも、先日「大吟醸 斗びん取り」の金賞受賞をご報告したJoy of Sake (全米日本酒歓評会)のニューヨークでの試飲会がちょうど同時期だったこともあり、日本貿易振興機構さんよりお誘いを受けて初参加しました。

Discover Sakeについて詳しくはこちら
Discover Sake : Los Angeles  (英語サイト)
Discover Sake : Los Angeles Facebookページ


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会場となったのは、サンタモニカ・ビーチから東へ4マイルほど、ウエスト・ロサンゼルスにあるオリンピック・コレクション。
天気も良く、道路脇に並んだパーム・ツリーの間から覗く青い空がとても印象的です。
数年ぶりのロサンゼルスだとのことで、からっと晴れた地中海性気候の心地よさに社長もこの表情。

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月の桂」、「越の寒中梅」、「花春」、「獺祭」、「文楽」など日本各地の約30の蔵元から、計100銘柄ほどの日本酒が並び、集まったロサンゼルスの日本酒ファンやレストラン関係者は約500人。
なかには自前のグラスやお猪口を片手に、「こっちとこっちのジュンマイギンジョーの違いは何?」とか「じゃあ結局、最高のカンザケの温度は何度なんだ」などという質問も。現地の日本酒関係者に限らず、こういう話で盛り上がれるところに、アメリカの日本酒文化の裾野の広さを感じます。他にも、無濾過の日本酒が良いとか、にごり酒こそが至高なのではないかとか、ロサンゼルス的日本酒考(もちろんすべての方がそういう自論をもっているわけではないのですが)を垣間見ることもできました。

ロサンゼルスには全米で最も多くの日本料理店と日本酒を扱うお店があるというのも頷けますね。


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 会場ではUrbanSake.comでおなじみ、酒サムライのティモシー・サリバンさんの講演会も。 http://www.joyofsake.jp/newyork.html
このあとサンフランシスコでの試飲会でも講演をされ、翌日のニューヨークのJoy of Sakeで再びお会いしました。
西へ東へ、フットワークの軽さには頭が下がります。

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イベントに花を添えるのはこちらの美女。気合が入ります!

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こちらはずっとつきっきりで豊の秋ブースのお手伝いをしてくださったヨウコさんです。
豊の秋の法被が良く似合ってます。出展したお酒のなかでも、いちばんのお気に入りは「雲州梅酒」とのこと。ヨウコさんのお勧めで雲州梅酒を飲まれる方の杯はどんどん進みます。来場者の方のひとりは「この梅酒はシュークリームに良く合いそうね!」と。今まで考えもしなかったペアリング。新しい発見もヨウコさんのおかげです。

ありがとうございます!

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梅酒とシュークリームの話もそうですが、日本酒が日本食以外の料理に合わせて楽しまれるのは、日本酒が海外の生活圏で文化として根付くのに大切な要素だと思っています。日本の居酒屋にワインやウイスキーのボトルが並ぶように、海外のレストランに日本酒のボトルが並んでもおかしくない。そういう状況が作れると、日本酒がいまの枠を越えて楽しめるような気がします。

日本酒と世界の料理を合わせる試みとして、今月は東京で中国料理とのペアリングを楽しんでいただくイベントがあります。
10月6日(日) 東京「地酒祭り 秋の陣2013」にブース出展
前回、今年4月に行われたフランス料理とのペアリングに続いて2回目の出展です。

東京の皆様、お待ちしております!