松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2014年1月のアーカイブ

2月の松江の旬 白魚の卵とじ

松江の旬 | 2014年1月30日

松江の郷土料理を提供し続けているお店「やまいち」さんの調理した
松江の旬の料理を、先代店主の直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。
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《白魚の卵とじ》
ほのかな湯気の中に浮ぶ白魚の卵とじです。
冬とはいえその色合いは何か春の息吹きを感じさせます。
まがい物や冷凍物が横行する中で正真正銘の宍道湖産の白魚を使っています。

落下傘

酒蔵はいま | 2014年1月29日

こんにちは、蔵人の柴田です。
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上の写真の竹竿につるされている物は何に使われると思いますか?

正解は蒸米を甑(こしき)から放冷機へと移すための道具です。
正式名称はわかりませんが、蔵ではその形から「落下傘」と呼んでいます。
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上の写真のようにフックに引っ掛けられるようになっており、
クレーンで吊り上げ、放冷機の入り口までスライドさせ
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下の結んである紐を解きます。
すると、蒸米がドバドバッと落ちる仕組みになっています。

昔はこんな道具はもちろんなく、人間が入ってスコップで掘っていたそうです。
一回に千キロ近くものお米を蒸す日もあるので落下傘がなかったらと思うと大変なことです。

ぬか取り

酒蔵はいま | 2014年1月23日


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ここは精米所です。
日々仕込は続いていますが、同時に精米所では精米作業が行われています。
今酒造期精米するお米も残りわずかとなりました。
精米すると出てくるのが米の周りを削った部分、ぬかです。
上の写真の機械には、左から赤ぬか(米の一番外側の部分)、中ぬか(その次の部分)、
右二つが白粉(米の中心部に近い部分)が自動的に入るようになっています。
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撮影したこの日は山田錦の白粉を取っているところでした。
たまったぬかは米袋に取ります。
これらのぬかは肥料や家畜のエサになるのだそうです。

このぬか取りの作業も精米師の毎日の仕事の一つです。

燗酒の配達

酒蔵はいま | 2014年1月21日

こんにちは、野田です。
寒さ厳しいこの季節、忘年会・新年会シーズンとも重なってご注文が増えるのが燗酒の配達です。
年間通じて、地域の会合などがあるときにはときどき燗酒を配達させてもらっているのですが、寒くなるとやっぱり温かいお酒が恋しくなりますよね。
今日はご注文をいただいた燗酒をお届けするまでの模様をご紹介します。

米田酒造で配達用のお燗をするときに使っているのが写真の酒燗器です。すのこを敷いた上に2合瓶(360ml)をきれいに並べると、56本入ります。
年代モノではありますが、水からゆっくりじっくりと温めることができるため、とても理想的な燗酒ができあがります。しかも湯煎の瓶燗。なかなかワイルドですよ。kansake13.JPG
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ガスの点火に使うのはこちらのマッチです。表は「豊の秋」、裏は「春陽」と酒粕取焼酎・本みりんの銘柄「七宝」ロゴ入り。
社長の話では、どうやら30年以上前につくられたノベルティの残りらしいです。
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火をつけると40分~1時間くらい待ちます。その日の水温にも依りますので、ときどきこうしてふたを開けてお燗の状態を確認します。
配達時間を考慮してちょっと熱めのお燗にしますが、80℃以上になってしまうとアルコール分が瓶のなかで気化してしまい、冷めたときに味わいが変化するので注意が必要です。
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アルコールが膨張して増えた体積を目安に、お燗番が見極める程よいタイミングで湯煎からはずします。
この日はいつも蔵の食事を作ってくださる平瀬さんが手伝ってくれました。どうでしょう、このスピード感!
早くしないとせっかくの燗酒が冷めてしまうので、ここからは時間との闘いです。
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板の上に刷毛で糊を広げ、山折りにしたラベルを準備しておき、1本ずつ手作業で瓶に貼っていきます。
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熱々なので耐熱グローブは必需品ですが、ラベルを貼る方の手は素手。これはもう、ただただ我慢するのみです(笑)
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こうしてできあがった燗酒は、新聞紙とダンボールの保温箱に入れ、あとは配達を待つばかり。
乾杯の時間にはちょうど良い具合のぬる燗になるのが理想です。
もしすぐに飲まずに冷めてしまっても、豊の秋の上撰なら燗冷ましもお勧めですよ。kansake11.JPG

 

甘酒

酒蔵はいま | 2014年1月14日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今年もお酒の仕込みの合間をぬって甘酒を造っています。
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こちらはできたてほよほやの甘酒です。
毎年日本酒と同様に「造り酒屋のあまざけ」を楽しみに待って下さっているお客さんもたくさんいらっしゃるそうで、
最初に造ったものは予約分でほとんどなくなってしまったそうです。
なにせ少量ずつ手作業で造っているのでどうしてもすぐに売り切れてしまいます。
寒い冬に、温かくした甘ーい甘酒はいかがですか?

1月の松江の旬 赤貝の殻蒸し

松江の旬 | 2014年1月13日

松江の郷土料理を提供し続けているお店「やまいち」さんの調理した
松江の旬の料理を、先代店主の直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。
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《赤貝の殻蒸し》
出雲地方だけの郷土料理です。
正式にはサルボウ貝ですが、当地方では赤貝と呼ばれ、殻のままで蒸し煮をします。
寒くなると出始め、「そろそろ冬かなー」と感じます。
松江を離れ県外在住の方には郷愁を呼ぶものだそうです。

木槽での上槽

酒蔵はいま | 2014年1月7日

こんにちは、蔵人の柴田です。
年が明けて、蔵では1月3日から吟醸酒の上槽が続いています。
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何度もブログでも紹介していますが、吟醸酒は上の写真のように木槽で搾ります。
酒袋の中に醪(もろみ)を入れ、次々と並べ、重ねていきます。
一番最初はどんな感じかというと・・・
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こんな感じです。
中に落っこちてしまいそうですよね。
最初は深い木槽の中に体を入れる無理な体勢で作業をするのできついです。
しかし、その後、上の方を安定して酒袋を並べるためには、この最初が肝心なのです。
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そして、終わりの方になると深かった木槽の中が酒袋でいっぱいになります。
 

明けましておめでとうございます

酒蔵はいま | 2014年1月1日

本年も変わりませず宜しくお願い申しあげます。

酒蔵では新酒が搾られております。純米吟醸・大吟醸も順次しぼります。

 

豊の秋通信 平成26年1月