松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2014年9月のアーカイブ

粕取焼酎取り

酒蔵はいま | 2014年9月30日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今月中旬から行われていた粕取り焼酎取りがやっと終わりました。
毎年今頃の季節に行われる蔵の大きな仕事の一つです。
今年は例年に比べて大量の酒粕が残っていて、その全てを使って焼酎を取るので重労働でした。
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粕取焼酎取りはタンクの中からスコップで酒粕を出すことから始まります。
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次にその酒粕と「すくも」と呼んでいるもみ殻を混ぜ合わせます。
混ぜてくれる機械でもあればいいのですが、全て人力です。
今の時期の酒粕は熟成が進んで柔らかくなっているのでうまく混ざらず、地味に大変な作業です。
ただここでよく混ぜておかないと蒸留した時にうまく蒸気が抜けなくなります。
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これがよく混ぜられた酒粕ともみ殻。
この状態のものを何個もつくります。
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次に専用のせいろにセッティングしていきます。
重たいので上の方になると4人がかりの作業です。
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全て重ね終わると下から蒸気を上げ蒸留が始まります。
蒸留が始まると何とも言えない独特の香りが立ちこめます。
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そして、水で冷やされてチョロチョロと出てくるのが粕取焼酎です。
一定量たまるまで、大体1時間半。
これを何十回と繰り返すのです。

手間がかかる割に取れる焼酎の量は少ないので、実は貴重なんですよ。

最初にも書きましたが、今までにないぐらいの量の酒粕だったので、
夏の間なまった体には重たい酒粕を混ぜたり運んだりの作業はきつかったです。

焼酎取りが終わるといよいよ酒造りの準備が始まります。 

日本酒 ENZUIGIRI

酒蔵はいま | 2014年9月27日

こんにちは、蔵人の柴田です。
少し経ってしまいましたが、9月15日松江市で行われた「日本酒ENZUIGIRI」というイベントに参加しました。
島根県内外から20蔵が集まり、一店舗ずつ割り当てられた飲食店さんで
蔵人がお酒の説明をしながら日本酒を楽しんでもらおうというイベントでした。
一度に20種類のお酒を飲める機会はなかなかないので、
地元のお酒好きの方を中心にたくさんのお客さんに来ていただきました。
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「豊の秋」は「松江新橋倶楽部」さんと「地物料理 季っ句」さんに上濱杜氏と共に立ちました。
両方ともとてもおいしそうなおつまみがありました。(写真がなくてすみません)
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お客さんと話しながら「豊の秋」は地元の人たちに愛されているな、とつくづく実感しました。
当日は特別純米酒の「雀と稲穂」を用意したのですが、用意したお酒が全てなくなるほど好評でした。
「上撰」は毎日飲んでいるけど「雀と稲穂」は飲んだことないという方もけっこういたのが意外でした。
このようなイベントを通じて、僕たち蔵人が直接説明することで、
少しでも日本酒のおいしさを知るきっかけになってもらえたら嬉しいです。

イベントの参加者には小さめのぐいのみと手ぬぐいが渡されます。
お店でお酒を飲むとその手ぬぐいにスタンプを押すシステムになっているのですが、
20蔵全て制覇しているお客さんもたくさんいました。

みなさん、さすがですね。 

日本名門酒会全国大会

酒蔵はいま | 2014年9月12日

こんにちは、蔵人の柴田です。

9月10日、東京で日本名門酒会の全国大会がありました。
今年は40周年の記念の大会ということで全国からたくさんの加盟店の方が来られました。
お酒をお客さんに直接販売される人たちに「豊の秋」をPRする機会です。
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酒販店さんの中には、「昔から豊の秋が大好きでよく注文してるよ」とか
「今年のひやおろしも注文したよ」と言ってくれる方もいました。
県外の酒販店さんとお話しする機会は滅多にないので、
「豊の秋」が全国的にどう評価されているのか、
どんなふうに飲まれているのかを知ることができました。
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説明不足の部分はたくさんあったと思いますが、造りの人間として自分の言葉で話すことができてよかったです。

今回に限らず、遠く離れた人にファンだよ、と言ってもらえるのはとても嬉しいものですね。