松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2015年3月のアーカイブ

みりんの仕込み

酒蔵はいま | 2015年3月30日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今蔵では地伝酒の仕込みも終わり、みりんの仕込みを行っているところです。
3本あるみりんの仕込み、
昨日2本目の仕込みが終わりました。残すところ後1本です。
搾りの方も、後2本普通酒の上槽が残っているのみです。
いよいよ今年の酒造りも終わりが近づいてきました。

今回はみりんの仕込みの様子を紹介します。
20150329-1.jpg
日本酒の仕込みの場合、3回に分けて仕込むのですが、
みりんの場合、一度に全量を仕込みます。
1000キロを超える米の量を一度に蒸すので、甑に「かさ」と呼んでいる別の部品をのせ、高くして蒸さなくてはいけません。
20150329-3.jpg
また、もう一つ日本酒の仕込みと違うのは麹米を先にタンクに入れるのではなく、
蒸米を放冷機に通す時に麹米をふりかけます。
みりんの掛米はもち米です。
そのもち米がくせ者で、何度もクラッシャー部分に絡みつき大変苦労します。
20150329-2.jpg
放冷機から出てきた蒸米を背負ってタンクまで走ります。
量が量なので蔵人だけでは足りず、この日は瓶詰め場の人たちにも手伝ってもらいます。
今の季節になると日中はあたたかくなり、全て仕込み終わる頃には汗だくです。

みりんを搾るのは地伝酒と同じく夏頃です。

仕込みも残り後一本、最後まで気を抜かず頑張ります。

上槽

酒蔵はいま | 2015年3月13日

こんにちは、蔵人の柴田です。
お酒の仕込みも残りあとわずか。
ただ、今年は吟醸酒も含めて上槽する(搾る)お酒がまだまだあります。

今日はその上槽について。
20150310-1.jpg
上槽前の醪です。
撮影したこの日は特別純米酒の上槽でした。
2階の仕込み蔵からホースを通って1階の自動圧搾機に醪が送られます。
20150310-2.jpg
1階の自動圧搾機には写真の右のホースから上の管を通って中に入ります。
圧搾板と濾過板、二種類の板の間に醪が入っていきます。
醪が全部入りきるまで数時間。全部入りきると圧搾をかけます。
20150310-4.jpg
圧搾中の自動圧搾機。
といっても外から見ただけではわかりません。
圧搾板に空気が送られ、風船のように膨らむことで醪に圧がかけられています。
徐々に圧が上がっていき、一晩圧搾状態が続き、お酒が搾られます。
20150310-5.jpg
次の日、圧搾を止め、板を開くと醪はお酒になり、残りは酒粕となって板に残ります。
20150310-6.jpg
上槽が終わると毎回この酒粕をはぐ作業を行います。

今年から本格的に吟醸酒もこの自動圧搾機を使って搾っています。
今年から圧搾する板の枚数が増えたので、タンク2本分の醪を同時に搾ることができました。
(ちなみに今年の立春朝搾りは2本分で搾りました。)

もうしばらく自動圧搾機にがんばってもらってお酒を搾らねばいけません。

袋吊りの袋を洗う

酒蔵はいま | 2015年3月9日

こんにちは、蔵人の柴田です。
昨日鑑評会に出品する大吟醸酒をきき酒しました。
今年はかなりいい出来なんじゃないかと思います。
本当においしく、そのまま家に持って帰りたいぐらいでした。
さて、今年はどんな結果でしょうか。
こちらでも結果を報告しますね。
20150309-1.jpg
上の写真はその大吟醸の袋吊りで使った酒袋を洗っているところです。
ついこの前、出したと思ったらもう片付けなんですね。
きれいに洗って乾かしてまた来年です。