松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2016年1月のアーカイブ

蔵人と腰痛対策

酒蔵はいま | 2016年1月30日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今年蔵入り前から準備していた腰痛対策を今日は紹介しようと思います。
おかげで今シーズンは恐れていた腰痛に悩まされずにすんでいます。(今のところ)
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腰痛ベルト
今年から試しにドラッグストアで買ってみたところ想像以上に効果がありました。
腰にベルトを巻いているだけなのに安心感が違います。
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湿布
腰を酷使したな、という日には夜湿布を貼って寝ます。
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四股踏み体操
季節の蔵人の江角さんに教えてもらいました。
足を肩幅に広げ、背筋を伸ばした状態で腰をぐーっと下に下げるだけの体操です。
腰に違和感を感じたら、この体操をします。
予防にもなるらしいので仕事の合間に時々やっています。

あとは、腰に負担をかけないように意識することも大事です。
上半身だけで重いものを持たないとか、変な体勢でものを持たないとか、当たりまえですが気を付けています。
こんな感じで体のケアをしながら酒造りに励んでいます。
体が資本なので。

蔵人と腰痛

酒蔵はいま | 2016年1月29日

こんにちは、蔵人の柴田です。
本日、鑑評会に出品する大吟醸の仕込みが無事終わりました。
今年はどんなお酒になるのか楽しみです。

さて、今年は今のところひどい腰痛に悩まされることはありませんが、
今日は、僕達蔵人が日々どんな仕事をして腰に負担をかけているのかを書きたいと思います。
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まず、米運び。
精米所から次の日洗う酒米を洗米機のある洗い場まで台車を使って運びます。
多い日は1000キロを超える日も。
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限定給水の洗米時の米を水からあげる作業。
地味に腰に負担がかかります。
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自動圧搾機から剥いだ酒粕の計量。
2人がかりで持っても重いです。

これらは作業の一部ですが、腰に負担がかかりそうなのがわかっていただけたでしょうか。
昔いた蔵人さんに「腰は大事にしなさいよ」と何度も言われました。
去年は何度も腰をやられ、仕事になりませんでした。

今年は腰痛対策をちゃんとしようと決めて蔵入りしました。
明日は、今年した腰痛対策のことを書こうと思います。
 

甘酒の仕込み

酒蔵はいま | 2016年1月28日

こんにちは、蔵人の柴田です。
今日は、甘酒の仕込みの様子を紹介します。
米田酒造の甘酒は麹米も掛米も日本酒で使用するお米を使って仕込んだ贅沢な甘酒です。
ただ、造り方は日本酒とはかなり違う部分があります。
まず、何十日もかかってできあがる日本酒とは違って、甘酒は朝仕込んで夕方にはできあがります。
そして、一度に造る量がほんの少しです。
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米が蒸しあがる直前に、日本酒の仕込みと同じように水に麹米を投入し、水麹をつくります。
日本酒と違って、水麹の温度はかなり高めです。
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他の米と一緒に蒸した米を甑(こしき)からとります。
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日本酒の仕込みのように冷ますことはせず、熱々の状態で仕込んでいきます。
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この時の仕込み温度が大事で、低ければ、周りのお湯で調整します。
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毛布をかけて、ヒーターを調節し、冷まさないようにして約6時間待ちます。
間に時々様子をみることも忘れずに。
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そして、ご覧のようなとろりとしたあまーい甘酒のできあがり。
その後、殺菌処理を行い、瓶詰めして出荷されます。

ここ数日全国的に寒い日が続いています。
寒さで疲れた体にあたたかい甘酒は効きますよ。
 

限定吸水の洗米

酒蔵はいま | 2016年1月13日

こんにちは、蔵人の柴田です。
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去年から3人体制で行ってる限定吸水の洗米。
去年は洗米方法を探り探りでやっていましたが、今年はある程度方法が固まった状態で洗米できています。

今回は具体的にどのように3人で洗米を行っているかを紹介しようと思います。
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まず、10キロずつに小分けにしておいた米を洗米機に投入します。
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MJP洗米(1分)→米の排出→シャワーによる掛水(55秒)→
次に、専用の網に出てきた米を別の人があらかじめ溜めておいた水に浸けます。
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そして、一定の時間水を吸わせた後、水からあげ計量します。
これを3人が連続連動して、同時進行で繰り返し行います。
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米が水に浸かっている時間がこの洗米方法で最も重要なので、みんな時計を見ながらの作業です。
あらかじめ上濱杜氏が前年のデータや白米水分量などから吸水時間は決めているのですが、
それを間違えないように正確に洗米しなければいけません。
秒単位で米の吸水量が違ってくるので神経を使います。

米田酒造では吟醸酒はもちろん純米酒などもこの限定吸水と呼んでいる洗米方法で洗っています。
そのため、量が多いときは仕込み作業が終わる昼前から夕方暗くなるまでずっと洗米作業をしている日もあります。

昨日仕込みの終わった「立春朝搾り」の洗米も無事終わりました。
1月後半は大吟醸の仕込みが控えています。
また、神経を使う日々が始まります。

にごり酒

酒蔵はいま | 2016年1月12日

こんにちは、蔵人の柴田です。
しぼりたての新酒が好評発売中です。
その中でも今の時期の隠れた人気のお酒が「にごり酒」です。
上槽直前の醪(もろみ)をタンクからすくい取ったものをこしたものです。
醪の甘みと発泡感を味わっていただけます。
酵母によるシュワシュワした舌触りはなかなか味わえないかもしれません。
ぜひ、飲んでみてください。
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写真は醪を専用の道具でこしているところ。