松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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2019年5月のアーカイブ

佐太神社 直会祭(なおらいさい)

雲州松江の風景 | 2019年5月13日

松江市街から宍道湖の北側に車で約20分のところに、出雲国ニ宮の「佐太神社」があります。佐太神社は、出雲大社に祀られる杵築大神と並ぶ出雲四大大神の一柱・佐太大神が祀られており、古代より信仰を集める由緒ある神社です。
大社造りの三殿並立の社殿が非常にとくちょうてき特徴的です。

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5月3日は「直会祭」が執り行われ、それを盛り上げる門前市に出店してきました。門前市では地元特産品の販売(松江産アワビや干物)や地元女性グループのおでんの販売などが行われます。
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佐太神社の背後にある山は別名「かんなび山」と呼ばる神が隠れこもる山とされており(出雲地方には同じようなかんなび山が他に3つある)、かつてはその麓に社があったと言われている関係から、「純米吟醸かんなび」をお出ししました。
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またこの地域は出雲杜氏の故郷である秋鹿(あいか)に近く、かつて米田酒造で働いた蔵人の親戚から声をかけらられたりもするなんていうそんな土地です。

さて「直会祭」に話を戻します。直会というのは神事の後に神様にお供えした食物やお酒を参列者全員で食し、神様の力を分けていただくというような意味があります。この「直会祭」では杯式(さかずきしき)というお神酒をいただく儀式があります。佐太神社のホームページによれば「これは矢筒(やづつ)、小太刀(こだち)、大太刀(おおだち)の順で杯に注がれた神酒(みき)を頂くというものでその所作は勇壮で武家の儀式を遺すと伝え、江戸時代には松江藩の武士が行っていたと云います。」とのこと。

斎場で宮司の祝詞奏上やちっちゃな巫女さんによる舞が行われた後にその「杯式」。矢筒、小太刀、大太刀を持った男が1人ずつ杯を受けるのですが、3杯をいっきに飲み干すのだからすごい。(都合により記事中では
人物が前後してます。。。)

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まず1杯目は、まあ大丈夫。
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こんな酒の注ぎ方初めて見ました(笑)

2杯目、おいおいって感じで苦笑い。すかさず「まだまだまだ!」と野次が飛びます。
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3杯目、さすがにきつそうだが呼吸を整えて一気に飲み干すと歓声が上がります。
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その後は参列者や観客にお酒がふるまわれ、皆で神様と一体にそして共同体の繋がりを強めます。
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神様と人、人と人を繋げるお酒の役割を改めて実感した1日でした。

 

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