松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

2019年11月のアーカイブ

八百万の神様が集まる松江の神在月

雲州松江の風景 | 2019年11月30日

11月(旧暦の10月)は出雲地方に全国の神様がお集まりになる神在月です。

その場所は出雲大社が全国的にも有名ですが(今年は時に人が多かったと聞きます)、松江にも同じように神様が集まり神在祭が執り行われる神社がいくつかあります。

そのひとつが、5月のブログで紹介した佐太神社です。(これは6月30日の様子です)
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地元の人が「お忌みさん」と呼ぶ佐太神社の神在祭は、今年は11月20日から25日にかけてでした

この時期になると「お忌み荒れ」といって、だいたい天気が荒れます。

神様がいらっしゃった20日は、アラレが降り、虹がかかりました。期間中は穏やかな日が続きましたが、神様がお帰りになる25日は寒気による悪天で、やっぱりなんかあるよねという気にもなるものです。

「お忌みさん」と言うように、神様の会議を邪魔しないように笛や太鼓など音を鳴らさず、またノボリも立てることなくひっそりと過ごさなければならないのも、春祭りや秋祭りなどと違うところです。

本殿前には縄が張られ、それより先は神職でも立ち入ることのできない聖域となります。
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この日は平日の夜でしたが、老若男女、絶えることなくお参りにいらっしゃってました。「これで作法は合ってるんかな」とヒソヒソ声で静かにお参りしてる若者のグループが印象的でした。
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さて、佐太神社をお発ちになった神様は、松江市の東側で、宍道湖と中海の間を流れる大橋川沿いにある多賀神社にまたお集まりになります。ここでエビス様が釣りをするのを見物されるのだそうです。ちょうどこの時期は、日本海に戻るシーバス(スズキ)が釣れるポイントのようです。

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さらにその後、12月に入ってもなお松江市街の賣豆紀(めづき)神社(なんと私の氏神様)にいらっしゃいます。こちらの御祭神は大変美しい女神様なのだとか。

神様も離れがたい、魅力ある神々の国の首都・松江です。

令和元年酒造年度の新酒造りがスタートしました

酒蔵はいま | 2019年11月15日

11月中旬、豊の秋でも新酒造りがスタートしました。

この新酒造りのスタートを、私たちは蔵入りと言っています。なにをもって蔵入りと言うかは会社によって異なるようですが、豊の秋では、最初の酒母用の麹を洗う日を蔵入りとしています。

並行して、夏の間は酒蔵の片隅に片づけておいた設備類を引っ張り出してきて、酒蔵を本気モードに仕上げていきます。夏の間にたるんでいた我々の体も徐々に引き締まってまいります。

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そしてこの日からだいたい1か月ぐらい、12月中に最初のお酒が搾られ、それから来年3月ごろまで本醸造から大吟醸まで続々と豊の秋の令和元年酒造年度のしぼりたて新酒ができてきます。

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毎年違うお米の出来と冬の気温で悩まされるところですが、今年も美味しいお酒ができますように頑張ります。

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