松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

雲州松江の風景のアーカイブ

地伝酒を使ったしじみの香味炒め

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2020年9月29日

2020年、外出自粛期間中に自宅での料理に凝りだす人が増えたと聞きます。弊社ネットショップでも出雲地伝酒や本みりんを買われるお客様が増えたのも、そうしたことが影響しているのかなと感じています。

そんななか、宍道湖しじみのレトルトをネットショップで販売を始めました。出雲地伝酒を使ったしじみの香味炒めをご紹介します。

地伝酒を使ったしじみの香味炒め

<材料> 2人分
  • しじみ 300g
  • えび 4尾 
  • 刻みにんにく、しょうが 各小さじ1
  • 地伝酒 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ1 
  • ごま油 大さじ1
  • 小口ネギ 1本 
<作り方>
  1. フライパンにごま油をひき、にんにく、しょうがを入れ香りが出たらしじみを入れ炒め口が開いたらえびも加え炒め、地伝酒、しょうゆを加え更に炒める。
  2. 皿に盛り小口ネギを散らす。

フライパンにごま油をひき、にんにく、しょうがを入れ香りが出たところにしじみを入れます。宍道湖産 レトルトしじみ(購入はここをクリック)を使えば、面倒な砂抜きの手間がいりません!袋からそのままフライパンに入れるだけ!
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しじみの口が開くまで炒めます。
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しじみの口が開いたら、えびを入れさらに炒めます。
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地伝酒大さじ2、しょうゆ大さじ1を回し入れさらに炒めます。地伝酒は日本酒に比べてアミノ酸が多く、約4倍のうま味があります。地伝酒が赤褐色なのは、豊富なアミノ酸と糖分が結びついてできた成分が多いからです。この赤褐色の成分は高い抗酸化作用があると言われています。魚介の生臭みを取る効果も大きく、炒め時の香ばしい匂いは食欲をそそります。
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器に盛って、小口ネギを散らしたら完成です。
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どうぞ試してみてください。

松江を拠点に活躍するフードコーディネーター・西本敦子さんにご協力いただきました。

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https://www.facebook.com/atsuko.nishimoto.52

instagram

島根の名産「板わかめ」

雲州松江の風景 | 2020年9月14日

先日、社長が自宅から「わかめ炙り器」なるものを引っ張り出してきました。

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これ、木製の枠に障子紙のような薄い和紙が張ってあります。

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60ワットの電球を灯して、その熱で引き出しに入れたわかめや海苔、お茶を乾燥させる装置です。実演は控えました、、、

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島根の名産に「板わかめ」があります。わかめを板状に干したものです。

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松江周辺では、美保関などの島根半島のいくつかの漁港で盛んに作られています。

地元新聞「山陰中央新報」に板ワカメ作りの記事がありましたのでリンクします。
「松江・美保関 板ワカメ作り最盛期 食欲そそる海の香り」
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1493246669667/index.html

 

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写真は板わかめの産地のひとつ、「笹子(ささご)」の海岸です。この美しさとこじんまりとしたプライベートビーチ感が近年知られ、人気のスポットとなってます。(今年の夏はコロナの影響で、海岸への立ち入り自粛のお願いがされました)

板わかめは、食べるときに火で炙ってパリパリにして、そのまま食べたり、わしゃわしゃと手で揉みくずして、ふりかけにしたりするの一般的です。磯の香りとしょっぱさがお酒のアテにもぴったりです。

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3月が出回り時期なので、シーズンになったらぜひお取り寄せしてみてください。炙り器も手入れをして改めて光らせてみたいと思います!

 

米田酒造に月下美人が咲く

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2020年7月15日

「月下美人」という植物の名前を聞いたことがあるでしょうか?

夏に一晩だけの白い大輪の美しい花を咲かせ、新聞のローカル面で「○○さん宅で月下美人が開花」という記事になりがちな魅力的な植物です。

その「月下美人」が米田酒造の店舗にもあったのですね。

米田酒造の店舗は酒蔵から徒歩3分のところにあり、社長の自宅も兼ねています。
この店舗は、一般のお客様が買い物や試飲をする場所となっています。

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何年かぶりに咲きそうだから皆に見てもらおうと思ってと、店の奥から店頭に移動してきた「月下美人」。
夜のうちに咲いて翌朝までにはしぼんでしまうのです。。。

さて、仕事終わりのゆ夕方5時ごろの様子です。つぼみがぐっと首をもち上がると咲く兆候だそうで、今夜は咲きそうです。

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夜8時前の米田酒造店舗。

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飲食店が集まる東本町の一角にあり、週末ということもあって通りにも(まだまだ少ないが)人が行きっておりました。
最近照明を付けたとのことで、木彫りの看板が映えます。

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月下美人も夕方よりは膨らんできたかな?という感じでしたが、、、

8時を回った頃、先端が開いてきました。

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奥の棚の上に額は、松江の工芸家・金津滋(故人)によるもの。月が描かれていますよ。

社長もやって来てにっこり。

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「月下美人」は中南米原産のサボテンの一種。しべの形が独特で興味深いですよね。

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眺めていても開いていくのが分かるぐらいの勢いで咲き、10時過ぎに3つのつぼみが同時に満開になりました。

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8時半に花が開き始めて満開になる10時までの1時間半の開花の様子を5秒間にギュッと縮めた動画を作りました。
表示されない方はどうぞココをクリック→https://youtu.be/h5-9njRR_m0(YouTubeが表示されます)

最後に、

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島根県松江市東本町の米田さん宅でこのほど、夏に一晩だけ花を咲かせる「月下美人」が開花。
米田さんは「コロナ禍が収束したら、道行く人たちと一緒に開花を楽しみたい」とほほ笑んだ。

茅の輪めぐり

雲州松江の風景 | 2020年6月15日

6月30日は「大祓」という半年の穢れを祓い無病息災を祈る神事が、全国の神社で行われます。
そのときに多くの神社では、くぐって身を清める「茅の輪」が設置されます。

今年は外出しづらいということもありますので、昨年の酒蔵周辺の神社の「茅の輪」を掲載し、新型コロナウィルスの収束を願うことにします。
※今年は神事の規模縮小なども考えられます。
お参りの際はどうぞ感染症対策を取ってお出かけください。

 

佐太神社

出雲二宮として太古から信仰を集める神社。神在月にはこちらにも全国から八百万の神様がお集まりになります。

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「八百万の神様が集まる松江の神在月」の記事
http://toyonoaki.com/kurabito/archives/2019/11/000872/

阿羅波比神社

「あらわい」と読みます。出雲国風土記にも記述があるという神社。
松江城下の閑静な住宅街、松江藩主松平家の菩堤寺である月照寺の近くにあります。

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須衛都久神社

「すえつぐ」と読みます。宍道湖大橋北側のたもとにある古社。
松江城に近く、ビーフコロッケが人気で行列のできる精肉店がそばにあります。
米田酒造の氏神で、「立春朝搾り」はこちらの神主さんにお祓いを受けています。
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賣布神社

「めふ」と読みます。松江新大橋の南詰、松江の歓楽街「伊勢宮」から一歩外れたところあり、広々とした境内は綺麗に掃き清められています。
向かいの洋菓子店には、松江で知らない人はいない美味しいワッフルがあります。

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揖屋神社

JR松江駅から東へ2駅のところ。黄泉の国の入り口とされる「黄泉比良坂」(よもつひらさか)の近くにあります。
また、周辺にはかまぼこ工場が多く、出雲地伝酒を使った「あご野焼き」も多く作られています。

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阿太加夜神社

「あだかや」と読みます。松江の難読地名としてしばしばネタになる「出雲郷」(あだかえ)という地にあります。
10年に一度の日本三大船神事「ホーランエンヤ」の舞台として2019年は大いに盛り上がりました。
http://www.toyonoaki.com/kurabito/archives/2019/05/000847/

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八重垣神社

縁結びの神社として特に若い女性に人気の神社です。
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六所神社

松江の南側、意宇(いう)という、川が流れのどかな田園風景の広がる地域あります。
周辺には出雲国庁跡や古墳があり、今では考えられない、古代出雲の中心地であったようです。

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熊野大社

古くから崇拝される出雲大社と並ぶ出雲国一の宮です。
JR松江馭からバスで約50分。すぐ隣には日帰り温泉もあります。

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賣豆紀神社

「めつき」と読みます。JR松江駅から南に1kmほど、住宅街の丘の上にあります。安産と病気平癒の神社として知られています。
神在月に佐太神社に集まり会議を終えた全国の神様たちは、この神社で打ち上げしてから地元に帰ると言われています。

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この日に廻った神社のマップです

5月の松江はナンジャモンジャの花が見ごろ

雲州松江の風景 | 2020年5月12日

5月に入ると白い花を咲かせる街路樹が目に留まります。
ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の樹です。

松江城二の丸に立派な大木があり、市民にもよく知られるところですが、町中にも見かけることができます。

酒蔵から1本北側の通りは、松江城前を走る大手前通りです。そこにナンジャモンジャが通りの両側に植えられています。現在はまだまだ若木で寂しい感じですが、大きくなるのが楽しみです。

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そして↓こちら、米田酒造の販売店舗の北側の京橋川通りにも。川沿いの植え込みの中に1本そこだけ真っ白くなってます。

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看板のうなぎ屋さんは、弊社の出雲地伝酒でタレを作っている「うなぎやくも」さんです。http://www.toyonoaki.com/jidenshu/unagi/

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そして最も身近なところ。酒蔵の駐車場の一角。社長が手入れをしている植え込みにもナンジャモンジャがあります。近寄ると、ほのかな甘い香りに癒されます。

動画「酒母造り工程」

雲州松江の風景 | 2020年4月15日

松江市内のIT企業の匿名社員がVTuberとして松江(島根)の情報を発信する「ちぃさんねる」
youtube:https://www.youtube.com/channel/UCvK0GdvHy-LkS3n9ITSINYg

この度、「豊の秋が完成するまでの工程を密着取材」されました。

その動画第3弾、「酒母造り工程」です。

宍道湖北岸のコハクチョウ

雲州松江の風景 | 2020年1月14日

毎年10月中旬ごろになると、コハクチョウの飛来がローカルニュースになります。

松江市の東西にある宍道湖と中海は、コハクチョウの越冬の南限だそうです。

その中でも松江市民に身近なのは宍道湖北岸の地域ではないでしょうか。

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こちらは2019年10月のブログでも紹介したのと同じ場所です。
http://www.toyonoaki.com/kurabito/archives/2019/10/000864/

一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅から松江イングリッシュガーデン前駅の区間にあるので、これからのシーズン、出雲大社に向かう車窓からコハクチョウの飛ぶ姿を見ることができるのではないでしょうか。

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松江の冬グルメ「蒸し寿司」

松江の旬雲州松江の風景 | 2019年12月14日

酒造シーズンに何度か、蔵元が昼食に出前を取ってごちそうしてくださる「蒸し寿司」。
じつはこれ、松江ならではの冬の名物料理なのだそうです。

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セイロで蒸した温かいちらし寿司と言って想像できますでしょうか。
うなぎ、エビ、カニ、イカ、貝柱などが彩りよく豪華に盛ってあります。
食べ勧めると、底がスノコ状になっており、この弁当箱のような容器そのものがセイロになっています。

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今回ご紹介したのは、松江駅近くにある「千鳥寿し」さんの蒸し寿司です。

JR松江駅から宍道湖方向へ高架下をちょっと歩いたところにお店があり、ランチで気軽にこの蒸し寿司をいただくことができます。

かつて米田家は米田酒造とは別に米田酢造として、その名も「ヨネズ」という銘柄ので「お酢」を造っていたことがありました。(現在製造はしておらず、在庫もございません。)
それは穀物酢で、酒造でできた自家製の酒粕を混ぜでお寿司に合う味わいで、松江市内の寿司店に納めていたそうです。
その寿司店のひとつが創業100年を超える「千鳥寿し」さんです。

冬の松江にお越しになったら、ぜひ「蒸し寿司」を食べて帰ってください!

八百万の神様が集まる松江の神在月

雲州松江の風景 | 2019年11月30日

11月(旧暦の10月)は出雲地方に全国の神様がお集まりになる神在月です。

その場所は出雲大社が全国的にも有名ですが(今年は時に人が多かったと聞きます)、松江にも同じように神様が集まり神在祭が執り行われる神社がいくつかあります。

そのひとつが、5月のブログで紹介した佐太神社です。(これは6月30日の様子です)
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地元の人が「お忌みさん」と呼ぶ佐太神社の神在祭は、今年は11月20日から25日にかけてでした

この時期になると「お忌み荒れ」といって、だいたい天気が荒れます。

神様がいらっしゃった20日は、アラレが降り、虹がかかりました。期間中は穏やかな日が続きましたが、神様がお帰りになる25日は寒気による悪天で、やっぱりなんかあるよねという気にもなるものです。

「お忌みさん」と言うように、神様の会議を邪魔しないように笛や太鼓など音を鳴らさず、またノボリも立てることなくひっそりと過ごさなければならないのも、春祭りや秋祭りなどと違うところです。

本殿前には縄が張られ、それより先は神職でも立ち入ることのできない聖域となります。
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この日は平日の夜でしたが、老若男女、絶えることなくお参りにいらっしゃってました。「これで作法は合ってるんかな」とヒソヒソ声で静かにお参りしてる若者のグループが印象的でした。
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さて、佐太神社をお発ちになった神様は、松江市の東側で、宍道湖と中海の間を流れる大橋川沿いにある多賀神社にまたお集まりになります。ここでエビス様が釣りをするのを見物されるのだそうです。ちょうどこの時期は、日本海に戻るシーバス(スズキ)が釣れるポイントのようです。

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さらにその後、12月に入ってもなお松江市街の賣豆紀(めづき)神社(なんと私の氏神様)にいらっしゃいます。こちらの御祭神は大変美しい女神様なのだとか。

神様も離れがたい、魅力ある神々の国の首都・松江です。

日本酒によく合う、「八雲いのししジャーキー」

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2019年10月31日

ここ数年、ジビエに注目が集まっています。
ジビエとは、「狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)」です。

このジビエに米田酒造の出雲地伝酒を利用した商品が発売されました。

「八雲いのししジャーキー」です。

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じゃん!

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松江市八雲町で加工処理されたイノシシ肉を出雲地伝酒に漬け込み、醤油で和風の味付けがしてあります。
噛めば噛むほど味が染み出してくる、ジューシーでソフトな仕上がりなので、日本酒(もちろん「豊の秋」)が進みすぎる危険なツマミです。

「八雲いのししジャーキー」を買える店(2019.10.25現在 クリックでHPまたは地図を表示します)

ファミリーマート 玉造温泉店(国道9号沿い)
ファミリーマート 江島大橋店(べた踏み坂の島根側)
道の駅 本庄(国道431号沿い)
ゆうあい熊野館(熊野大社の隣)
八百万マーケット(玉造温泉街)
美保館 本館 -Bar 神楽- (美保神社近く) 
Oh!mocha!(東出雲町)
PANTOGRAPH(松江市役所近く)
合同会社 弐百円オンラインショップ

 

「八雲いのししジャーキー」は、松江市地域おこし協力隊の卒業生の佐藤朋也さんと森脇香奈江さんが設立した「合同会社 弐百円」が開発・販売を手掛けています。kura_20191101_03.jpg

松江市では毎年、有害鳥獣によって年間約1000万円近くの被害額が出ていると言われ、その中でもイノシシによる被害が最も多いそうです。

かつて蔵人さんからも、イノシシにタケノコや畑の作物を食べられたり、体当たりされかけた、なんて話をよく聞きました。

そうしたイノシシは、捕獲されても食肉とされるのはそのうちの10%に満たないそうです。

イノシシの解体処理施設が市内には八雲町(米田酒造から車で30分)にしかなく、仕留めてから解体までに時間がかかると食用とならないので埋められてしまうのだそうです。

こうした鳥獣被害を取り巻く環境や課題に直面した二人は、それらと向き合うために自ら狩猟免許を取得し、会社を設立。

有害鳥獣として捕獲されたイノシシなどを地域資源として活かすため、「icas(イカス)プロジェクト」を立ち上げました。

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icas(イカス)プロジェクト
~野生鳥獣肉利活用プロジェクト~

有害鳥獣からの農作物被害対策を行い、
捕獲された有害鳥獣をなるべく埋設処理することなく
食肉加工処理等を行い ジビエ利活用や骨・皮なども活用していくことを
推進していくのが icasプロジェクト です

icas(いかす)
活かす…埋められていく命を地域資源として活かす
生かす…自然環境=山・森・里山を生かす
逝かす…捕獲した鳥獣を苦しませないように逝かす
イカす…魅力的で秀逸なイカした活動を行う

「八雲いのししジャーキー」のほか、「八雲いのししフランク」などを、「合同会社 弐百円オンラインショップ」のみならず、地域イベントに出店して販売しておられます。

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機会があったらどうぞ「豊の秋のブログを見た」とお声掛けしてみてください。

 

松江 水燈路 2019

雲州松江の風景 | 2019年10月15日

松江水燈路は、毎年9月下旬から10月末まで松江城周辺をライトアップする光のイベントです。
市民の手作りの行燈などによって、松江城と周辺の武家屋敷の街並みである塩見縄手が幻想的にライトアップされます。
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いろいろなイベントが開催されるのは週末ですが、平日でも18時~21時まで松江城二の丸の行燈展や天守閣への登楼ができます。
お仕事や観光でちょっと遅めに松江に着いた時でも、松江城に出かけてみてくださいませ。
 
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個人的に(写真を撮るなら)オススメなのが、空に青さの残る日没前後の時間帯です。
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暗くなると顔も見えないほど暗くなるので、カップルばかりになります(^^)
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そば畑

雲州松江の風景 | 2019年10月1日

松江市郊外、宍道湖の北側には田園地帯があります。

出雲大社へ通じる国道と一畑電鉄の線路に沿っているので、車窓からその風景を目にする人も多いと思います。

その多くは水田ですが、一部にそば畑があります。この時期は、稲刈りが終わった田んぼや晩生の稲穂に混ざって、そばの白い花を見ることができます。

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このそばは、減反政策による休耕田の活用として栽培が奨励され松江産そばとしてブランド化がすすめられてきました。

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明治維新の時に、松江藩の窮地を救った「玄丹かよ」(げんたんかよ)という女性がおったことから、「減反」と「玄丹」を掛けて、このそばは「玄丹そば」と呼ばれています。

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これから新そばの季節。松江にお越しの際は、豊の秋と一緒に、松江産そば「玄丹そば」を味わってみてください。

黄昏の水辺

雲州松江の風景 | 2019年9月11日

日本一の美しさとも言われる宍道湖の夕景。

しかし、いつも美しい夕景が見られるわけではないのが悩ましいところです。なので、素晴らしい夕景に出会えた旅行客が、夢中になってスマホで写真を撮っているのを見ると嬉しく誇らしくなりますし、残念な時は申し訳ない思いになります。

ちょうど島根県立美術館で、夕日・夕景を描いた近代絵画を集めた「黄昏の絵画たち」展を観た直後だったので、勝手に便乗して黄昏の宍道湖を紹介しましょう。※宍道湖岸の駐車エリアは夕暮れ時には混雑します。そんなときは島根県立美術館の駐車場を利用するのが便利です。

日没の1時間ぐらい前の夕映えタイム。この時間帯は湖岸に出るより、大橋川にかかる新大橋やくにびき大橋からの眺めが良いですね。太陽の光に建物や柳の葉が照らされ、町が輝いて見えます。

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夕映えの町を楽しみながら南側の湖岸へ出ると、逆光によるドラマチックな光景が広がります。

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空の色が映る湖面が夕焼けの魅力を倍増します。

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黄昏時の宍道湖畔は、日常の一日を終えた地元民と非日常の一日を終えた旅行客のシルエットが入り交じり、なんともいえない郷愁を誘います。

そしてその翌日はパステル調の夕暮れに。優しく柔らかい光に包まれます。

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日が沈んだ途端に立ち去っちゃう人が多いんですが、それはちょっともったいないくて、太陽が見えなくなってからの20分間がさらに美しい光景に出会えるチャンスです。

 

松江市景観重要樹木と筋違橋

雲州松江の風景 | 2019年8月31日

松江市街は松江城を囲む堀川が流れています。

松江城の西側に、外堀にあたる四十間堀川が流れており、それに沿って城山西通りという大通りが走っています。

個人的な話で、最近、城山西通りを車で通ることが多くなり、雰囲気があるなといまさら気づいた景色があります。

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大きくせり出した樹と、木造の橋の取り合わせ。車道からだと、また違った感じで見えるんですが、歩道からの光景です。

そしたらなんと、この足元には下ようなプレートがありました。

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左側の樹は景観重要樹木に指定されているのだそうです。
景観法に基づき指定された、地域のシンボルとなり良好な景観を形成する樹木(天然記念物は除く)ということらしいです。

どうりで自分も気になってしまったわけだ。

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木造の橋も気になるので行ってみましょう。ぐるっと橋の南側に回ってみます。写真の奥が北になり、松江城のある方角です。

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↑の道を真っすぐ行くと、、、、道が筋違いになるように橋が架かってます。城下町あるある。
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橋の北側(防御側)から南側を見たところです。人の姿の見えるあたりが「矢溜」(やだまり)の部分でしょうか。

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橋を渡らずに東に折れると、散歩するのに気持ちのいい柳並木が続きます。これをずっと行くと茶町や京店といった商店街に出ます。

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いま歩いたエリアは、松江市役所からちょっと北西に歩いた位置にあります。しかも途中に、カフェや人気のパン屋、食事処もあり。kura_20190901_09.jpg

松江市役所の駐車場は、土・日・祝日は観光客に開放されています。松江城前までも歩いてすぐですので、こちらに車を止めて城下町の面影の残る道をたどってお城に登るのもいいかもしれませんよ。

松江 寺町

雲州松江の風景 | 2019年8月13日

酒蔵のある松江は、宍道湖と中海つなぐ大橋川を挟んで南北に分かれています。

川の北側は橋北と呼ばれ、松江城やこの酒蔵があります。川の南側は橋南と呼ばれ、鉄道や国道9号が走ってます。

この橋南に、寺院の多い地区「寺町」があります。JR松江駅前の歓楽街から続いているため、いいお店を探しているうちに寺町に踏み込んでいたなんてこともあるでしょう。実際いいお店は多いです。

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それはさておき、

松江城と城下町は堀尾吉晴によって1607年から建設が始まります。それまでの松江はほぼ湿地のような場所であったそうです。城下建設の際、堀尾氏が前の居城の富田城(安来市広瀬町の月山富田城)から10以上の寺院を移転し、20近くの寺を配置した地区が寺町となっています。

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寺町の真ん中あたりから。稜線の左側に松江城があるのが分かるでしょうか?

↓もう少し東側を向くと、豊の秋の酒蔵と煙突が見えます(真ん中あたり)。(クリックすると大きな画像になるので探してみてください。)

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南側にも寺が並びます。写真右上の方には宍道湖と嫁が島が見えますね。
白いビルの向こうの、こんもりした山のあたりに堀尾家の菩提寺「円成寺」があります。kura_20190815_07.jpg

 

と、ここに多くの寺が配置されたのは、松江城への攻略コースに当たるため、いざというときの陣地を構えるためとも言われています。
それを示すかのように、寺町の周辺には折れ曲がった十字路「鉤型路」が密集しています。

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道がまっすぐに交差していないのが分かるでしょうか。
写真の奥側が松江城のある方角です。城に攻め込もうとする我々からすると、行き止まりに見みえるので進軍の勢いが削がれてしまうというわけです。

町の内側に入ると小径があり、雰囲気を残しつつ整備されており、清々しく歩きやすくなっています。
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この道を奥に向かうと大橋川に当たり、魚市場もあったりして、その目の前の橋を渡ればすぐ米田酒造です。
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私は、徒歩で通勤するときは好んでこの道を通ります。皆さんも駅周辺で泊まった朝、川辺や湖畔へ散歩するときは、大通りから一本入ってみると、より松江らしさをを感じられるかなと思います。

白潟天満宮夏祭り

雲州松江の風景 | 2019年8月1日

毎年7月24日、25日は松江の白潟天満宮夏祭りです。

白潟天満宮は松江駅のほど近くの街中にあり、歓楽街も近いことからお祭りには夏休みに入ったばかりの子供たちを中心に老若男女で大変に賑わいます。

24日は前夜祭で、松江城から天満宮までの400年の歴史のある「みこし渡御」が行われます。

神輿は天満宮での出御祭(17時)ののち松江城へ渡御します。

そして天満宮に戻るために松江城を出発するのは19時。松江城では特にすることはないそうであります。

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出店で賑わうのは門前エリアなので松江城周辺の観客はまばらです。この時間は普通の人は天満宮の方に向かいます。私も松江城から神輿が出てくるのをはじめて見ました(^^ゞ

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殿町商店街を抜けて行きます。手前を進むのが女宮(女みこし)です。

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京店商店街を抜け、松江大橋を渡ります。

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天満宮はもうすぐなので、ちょっと休憩して門前やモデルになっていただいたお店の紹介など~。
こちら天満宮前のいちばん密度の高い地点。松江じゃないみたいです(笑)
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商店街には3件の老舗和菓子店があり、わらび餅の実演販売や限定の冷たいお菓子。

市内の人気のパン屋「pantograph(パンタグラフ)」とセレクトショップ「TRIBECA」のコラボ屋台。
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豊の秋 ゆず酒を推してくれています串焼きダイニング「Miss AGATHA(ミスアガサ)」。

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島根の工芸と食品のセミオーダーギフトショップ「YUTTE」ではフードデザイナー・太田夏来のスリランカカレー。

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松江は日本茶だけでなく珈琲も盛んです。創業47年になる青山珈琲
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オシャレな店だけでなく、ふつうに縁日らしい屋台もありまして、
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名物「うなぎ釣り」。うなぎも高くなりましたから皆必死。
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さてそうこうしてるうちに神輿は門前の商店街に到着。このとき20時ぐらいです。kura_20190801_09.jpg

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これ、知らない人が多いんですが、毎年ここでこのタイミングで豊の秋の樽を使ってもらって鏡開きがされます。
今年は副市長、日銀支店長、商工会議所会頭さんたちによって鏡が割られ御神酒が担ぎ手だけでなく、どなたにもふるまわれました。
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「豊の秋うめー!」って声が聞こえてくるの、うれしいですよね。

社長宅のビワを収穫、そしてカクテルに

雲州松江の風景 | 2019年6月24日

メールマガジンで「松江でもあちこちの民家の庭でビワが生ってるのを見かける季節になった」と書いたところ、
社長から「家にも生ってるから取ってよ」と声がかかりビワ取りへ。

庭、というか建屋の隙間の小さな土地から伸び、屋根の上に広がった枝にたわわに実ってました。

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枝からもいだ実を食べると結構すっぱくてジューシー。品種は「田中」といって、大粒で酸味が強く果汁が多いのが特徴だそう。
「昔はこうやって木に登って食べたものだ」と社長。私も祖父が山から取ってくるのを食べていたので、ビワは買って食べるものという意識は薄いかもしれませんね。

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屋根の上で高枝切りバサミと格闘すること小一時間、豊の秋の一升瓶2本入り袋で4つ分の収穫となり、従業員みんなで山分け。
社長、ごちそうさまでした。

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さあこの社長ビワ、ただ食べるだけでは芸がないな、そうだ日本酒カクテルにしよう!

ということで前回ブログでも紹介した寺町Barカクテルアンドハートに持ち込みます。
※持ち込みと撮影は承諾を得て行っています。

早速ビワをカットして味見をしてみるマスター。「酸味も甘さもしっかりあって思ってたより美味しいじゃん」ってことで
ビワを潰してジュースを作り、カクテル用純米酒MOTOZAKE本みりん七宝でちょっと試作。

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う~ん、もうひとオシ欲しいな、でもリキュールはあまり使いたくないしな、と、たまたま持ち歩いていた出雲地伝酒に「なにそれ?」と目をつけるマスター。
味見して「なにこれ面白い酒だね!」となにかひらめいたのか、今度は
地伝酒を加えてシェイク!

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社長ビワ、MOTOZAKE、本みりん、地伝酒と氷以外すべて米田酒造の材料でカクテルが完成。

ビワの酸味にみりんの甘味に地伝酒のコクが加わり、乳酸菌飲料を思わせるどこか懐かしさを感じる優しい甘酸っぱさのカクテルができました。

松江寺町「出世稲荷神社」夏祭りに出店

雲州松江の風景 | 2019年6月13日

松江駅から宍道湖に向かって徒歩10分ぐらいのところに、寺町というエリアがあります。
名前の通り寺院の多い場所なのですが、かつては映画館にショッピングセンターやレコード店、
パチンコ店や飲食店が立ち並びごちゃごちゃっと賑わっていた場所でもあります。
現在は再開発され見通しが良くなっていますが、一つ裏の道に入ると地元民が通う隠れた
人気店(なんだそりゃ)が集まっているエリアです。

そういった場所にあるのが今回の「出世稲荷神社」です。
開運出世に特にご利益があるということからいつの間にか「出世稲荷神社」という呼び名となったそうです。
かつては松江城の近くにあり代々の松江藩主の信仰を集めたとのこと。
明治に入り現在の場所に遷り、松江でも1、2を争う規模の神社だったものの昭和24年の大火で全焼してしまい、
平成9年に社殿が造営され現在の境内になりました。

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こうした出世稲荷神社では6月10日の大祭に合わせて4年前から賑わい創出のための(松江一早い)夏祭り
イベントを開催しています。

さて当日6月9日(日)は前日の雨も止み、梅雨入り直前のちょっとひんやりした風の心地よい快晴に恵まれ
絶好の昼酒日和となりました。

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境内では地元飲食店による屋台や、有志による手打ちそば、老舗和菓子店のかき氷、プロやアマによる
奉納演奏が行われました。

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釜揚げそばと言って、茹でたそば湯ごと器に盛ってそこにツユを掛けていただく出雲そばの独特のスタイル。

老舗和菓子店「彩雲堂」さんのかき氷。同じ松江の茶舗の抹茶を使ってるとのこと。この日は暑かったので人気。

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豊の秋もご縁あり、3年前から同じ寺町にある隠れ家的Bar「カクテル&ハート」とコンビを組んで
日本酒カクテルの出店をしています。
カクテル用純米酒MOTOZAKEを使ったスタンダートなサケ・カクテルやその
MOTOZAKEと同じ原酒を使用した
豊の秋 ゆず酒を使ったスプモーニ。地元産トマトやキウイを丸ごと1個使った本気カクテルを提供。

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映えるので地元テレビ局からもガッツリ撮影されました。

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となりのテントからいい匂いを漂わせる最近近所にOPENしたハンバーガー屋(LOVE your neighbor)さん。
飲みのシメにハンバーガーって人たちで夜な夜な賑わってるらしいです。もちろん子供にも人気。

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これも近所にスタジオを構え、松江を拠点に活動しているデュオX[iksa](イクサ)。
バイオリンはともかく、グランドハープが突然現れたらそりゃあビックリしますよね。この日いちばん静かに盛り上がりました。

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拝殿では、奏楽と巫女舞が随時奉納されました。旧松江市内で巫女舞が残る神社は出世稲荷神社と白潟天満宮とのことで、
この日のために特訓したという巫女舞が披露されました。
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20時からはこちらの禰宜でもあるLA在住のジャーナリスト はせがわいずみさんによるHollywoodエンタメトークショーが
行われ21時まで盛り上がりました。
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そんな松江三大稲荷の出世稲荷神社は松江駅の歓楽街に近くにありますので出張で来られた方どうぞどうぞお参りください。

日本三大船神事 ホーランエンヤ

雲州松江の風景 | 2019年5月31日

5月18日(土)から5月26日(日)にかけての9日間、松江では市街を流れる大橋川を中心に、日本三大船神事「ホーランエンヤ」が執り行われました。
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ホーランエンヤは約370年前の1648年に凶作を危ぶんだ松江藩主・松平直政(徳川家役の孫!)が、松江城内に祀られた稲荷神社の御神霊を約10km離れた阿太加夜(あだかや)神社に船でお運びし豊作の祈祷をさせたことが始まりと言われています。

見どころは、五大地と呼ばれる5つの地区の人々が色とりどりの装飾をした櫂伝馬船(かいでんません)を繰り出し、その上で披露される櫂伝馬踊りです。

詳しくは「ホーランエンヤ2019公式ホームページ」へ
https://www.ho-ran2019matsue.jp/

ホーランエンヤは10年毎(私の子供のころは12年毎でした)に行われており、今回は10年ぶりの開催です。この機会に親戚が集まったり同窓会が開かれたりと多くの人が集まり、期間中全体の人出は38万人とのことでした。
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まず初日、5月18日渡御祭。この日は松江城山にある城山稲荷神社から御神霊を陸行列で大橋川にお運びし、神輿船に移して阿太加夜神社までお運びする日です。朝からNHKの中継も入り川岸にはすでに人でいっぱい。神輿船を先導する櫂伝馬船も各地区から集合し出発を待っています。

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御神霊が神輿船に移ると櫂伝馬船が岸を離れ櫂伝馬踊りの始まりです。

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目を引くのが船首で剣をかたどった櫂を手に歌舞伎風の衣装で踊る「剣櫂」(けんがい)。船上の主役といってもいいでしょう。

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それを対をなすのが船尾で女形の衣装で酒樽の上で踊る「采振り」(ざいふり)です。

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分かりにくいですけど「豊の秋」の樽の上で踊ってます。「豊の秋」の樽も櫂伝馬船に乗って誇らしげです(笑)

これらの衣装道具類は専門の業者に発注する一方、地区の女性たちよって手作りもされています。

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約100隻にもなる船団は、大橋川にかかる4つの橋の間を2時間半休みなく踊りながら周回したのち、阿太加夜神社へ向かいます。

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ここで大橋川の観客は帰り出すのですが、松江駅にほど近くちょうどお昼時ともあって駅のレストラン街はどの店も行列でこんな松江駅は見たことがないというぐらいの賑わいでした。

そして期間の中日の5月22日に阿太加夜神社の参道と境内で櫂伝馬踊りが奉納さる中日祭が行われました。平日なので行けませんでしたが6万人の人出だったとのことです。

最終日、5月26日渡御祭。渡御祭と同じ経路を逆に御神霊が阿太加夜神社から城山稲荷神社にお帰りになる日。この日は北海道で気温39.5度が記録されるなど全国的な暑さとなり、松江も真夏日が予想され熱中症対策として大橋川での櫂伝馬踊りの時間が短縮される対応がとられました。

出発地点の阿太加夜神社側、意宇川の様子です。
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こちら側は櫂伝馬船を出す五大地に近くリラックスした雰囲気があります。

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川幅は狭く波も静かで、ホーランエンヤの唄声、ぎぃ、ぎぃと櫂が擦れる音などが響きます。

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「がんばれよー!」「(神様を)よろしく頼むよ!」という声援を受け船団は大橋川に向かいます。
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なおこれが阿太加夜神社です。
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大橋川で櫂伝馬踊りを披露した後、陸に上がり、御神輿を先頭に唄を歌いながら松江城の城山稲荷神社へ行進します。

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城山稲荷神社境内で最後の櫂伝馬踊りを奉納して祭りは終わりました。

次回は10年後の2029年を予定しています。自分が子供のころ、当てくじとかの出店のないお祭りのなにが面白いのかと思ってました。社会人になり地域の方々の苦労やプライドを知るにつけて、また酒造メーカーとしてお酒を通じて関わりを持つことでホーランエンヤへの見方も変わりました。10年後はどんな景色でこのお祭りを見ることになってるでしょうか。

佐太神社 直会祭(なおらいさい)

雲州松江の風景 | 2019年5月13日

松江市街から宍道湖の北側に車で約20分のところに、出雲国ニ宮の「佐太神社」があります。佐太神社は、出雲大社に祀られる杵築大神と並ぶ出雲四大大神の一柱・佐太大神が祀られており、古代より信仰を集める由緒ある神社です。
大社造りの三殿並立の社殿が非常にとくちょうてき特徴的です。

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5月3日は「直会祭」が執り行われ、それを盛り上げる門前市に出店してきました。門前市では地元特産品の販売(松江産アワビや干物)や地元女性グループのおでんの販売などが行われます。
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佐太神社の背後にある山は別名「かんなび山」と呼ばる神が隠れこもる山とされており(出雲地方には同じようなかんなび山が他に3つある)、かつてはその麓に社があったと言われている関係から、「純米吟醸かんなび」をお出ししました。
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またこの地域は出雲杜氏の故郷である秋鹿(あいか)に近く、かつて米田酒造で働いた蔵人の親戚から声をかけらられたりもするなんていうそんな土地です。

さて「直会祭」に話を戻します。直会というのは神事の後に神様にお供えした食物やお酒を参列者全員で食し、神様の力を分けていただくというような意味があります。この「直会祭」では杯式(さかずきしき)というお神酒をいただく儀式があります。佐太神社のホームページによれば「これは矢筒(やづつ)、小太刀(こだち)、大太刀(おおだち)の順で杯に注がれた神酒(みき)を頂くというものでその所作は勇壮で武家の儀式を遺すと伝え、江戸時代には松江藩の武士が行っていたと云います。」とのこと。

斎場で宮司の祝詞奏上やちっちゃな巫女さんによる舞が行われた後にその「杯式」。矢筒、小太刀、大太刀を持った男が1人ずつ杯を受けるのですが、3杯をいっきに飲み干すのだからすごい。(都合により記事中では
人物が前後してます。。。)

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まず1杯目は、まあ大丈夫。
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こんな酒の注ぎ方初めて見ました(笑)

2杯目、おいおいって感じで苦笑い。すかさず「まだまだまだ!」と野次が飛びます。
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3杯目、さすがにきつそうだが呼吸を整えて一気に飲み干すと歓声が上がります。
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その後は参列者や観客にお酒がふるまわれ、皆で神様と一体にそして共同体の繋がりを強めます。
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神様と人、人と人を繋げるお酒の役割を改めて実感した1日でした。

 

美保神社 青柴垣神事

雲州松江の風景 | 2019年4月15日

4月7日(日)、松江市美保関町「美保神社」の「青柴垣神事」に行ってまいりました。

美保神社は全国の恵比須様の総本社であり、青柴垣神事は美保神社の御祭神 事代主命(ことしろぬしのみこと・えびす様)が父である大国主神(だいこく様)から国譲りの相談を受け、譲ることを進言した後、自ら海に身を隠したという故事を儀礼化したものである、とのことです。

神事について詳しくは美保神社のホームページをご覧ください。
美保神社 青柴垣神事
http://mihojinja.or.jp/sinji/02.php

4月7日が神事の当日ではありますが、前後含めて約2週間関連の儀式が続きます。そして神事の役は神社の神職だけでなく、一定の資格を持つ氏子(町民)から「みくじ」で選ばれ、その人は1年間衣食住に関する細かいしきたりを守り(例えば鶏や玉子を食べてはいけないなど)、清らかな体で神に仕えなければなりません。その日見物するだけでは計り知れない神社と氏子の密接な繋がりがあります。

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この日はいまにも雨が降り出しそうな曇り空で、テーマがテーマだけにどことなく陰を感じる神事に見えましたが、粛々と進む儀式を見守る町民のまなざしはとてもあたたかいものでした。

 

 

豊の秋の仕込水の水源へ

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2018年12月15日

米田酒造では酒蔵敷地に井戸を持っていません。なので車で約20分の郊外に水を採りにいきます。

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場所は松江市の忌部地区。松江と奥出雲の境目となるところです。

ここでは古代に朝廷に献上するために玉造の勾玉を洗い清めた「佐水(さみず)」が湧き出ており、松江市が近代化水道施設を建設する際の水源にも選ばれ、近くには現在も稼働する「千本貯水池(千本ダム)」があります。千本ダムは大正7年に造られた山陰初の水道用のダムで、2003年に日本土木学会選奨土木遺産、2008年に登録有形文化財に登録されています
土木学会 選奨土木遺産のページによる解説はこちら↓↓
http://committees.jsce.or.jp/heritage/node/289

 

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仕込み水の水源では水神様が祀ってあり、綺麗な水を好むイモリも遊んでいます。

というような場所で採れる仕込水は、柔らかくやさしい口当たりです。ある時、新入社員が昼食にカップ麺を食べようとしてたので仕込水のお湯で作らせたところ「いつもよりマイルドだ」と言ったぐらいと言えば水質を想像していただけるでしょうか・・・。

この日はまだ仕込みが始まったばかりの、のどかな秋の日でしたが雨の日も雪の日も毎日水を採りに行っています。ときには配水管が詰まったり、大雪でタイヤがはまったりとトラブルがおきますが今年も事故の無いよう安全運転で参ります。

とある日曜の宍道湖の岸辺

雲州松江の風景 | 2018年10月15日

久しぶりに台風の襲来もなく穏やかな10月中旬の日曜日。松江各地では神社の秋祭りや、地区の公民館文化祭やイベントが催されてました。

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天気の良い休日は、宍道湖の岸辺にはピクニックを楽しむ人たちの見えます。

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この日はマルシェやハゼ釣り大会が開かれており、いつもより賑わっていました。

宍道湖と言えば、シジミやスズキ、シラウオなどの宍道湖七珍が有名ですが、ハゼも生息しており地元ではゴズと呼んで親しんでいます。

簡単な仕掛けで初心者でも釣りやすいため、10月ごろになると、学校行事や地区の親子会、いろんな団体のハゼ釣り大会が開催されたりと子供から大人まで湖岸でハゼ釣りを楽しむ姿は秋の風物詩です。

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私も子供のころはよく友達とハゼ釣りに出かけては親にテンプラにしてもらってました。ただ子供心に見た目がイマイチだったのでなかなか食べる気にはならなかったものですが、大人になってから食べてみたらなんと美味しいことでしょう。大人になるっていいですね(笑)

さてそして、地元の人気カフェや雑貨屋が出店するマルシェも開催されていてこちらも盛り上がっていました。

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大人のピクニックがテーマということで、おしゃれで手の込んだフードやドリンクばかりでしたが、

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コーヒーはその場で豆を挽いてからのハンドドリップ。
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さすが茶処松江ならでは、抹茶オレもちゃんと茶筅でお茶を点てます!

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だからちょっと待つけど、湖を眺めてたらそんなこと気にならない、そんなゆったり贅沢な時間が流れてました。

 

古代出雲の中心から松江市街を望む

雲州松江の風景 | 2018年9月15日

松江市の南側に大庭という地域があります。
そこは古代出雲の中心地であり、数々の古墳や国宝・神魂神社、出雲国庁・国分寺跡など重要な史跡が集中しています。
縁結びで有名な八重垣神社もこの地域にあります。

その八重垣神社と神魂神社を挟む小高い山、大庭空山という地区ではお茶が栽培されています。
そこはこのように宍道湖と松江市街が一望できる素敵なロケーションです。

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写真の範囲は松江市街の西部に当たる部分です。米田酒造の酒蔵は右側の木々に阻まれてる方向にあります。
松江城と宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島も写ってます。クリックすると大きな画像が出てきますので探してみてくださいね。
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とうろう流し

雲州松江の風景 | 2018年8月30日

お盆の時期の風物詩と言えばペルセウス座流星群ですよね~ってことで8月14日未明、宍道湖上を走る流星を見ることができました。

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さて、8月16日は、酒蔵の近くを流れる大橋川(松江大橋~宍道湖大橋間)でとうろう流しが行われます(ました)。

観光イベントではないので、読経と波の音だけが静かに響く幻想的な光景が広がります。近くに旅館やホテルがあったり、飲食街が近いので食事に出かける観光客がたまたま出くわしたその光景に感動する姿を見ます。

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とうろうは川上の船から流されます。例年は(過去に自分が見た限りでは)宍道湖側から流して、ちょうど良い時間に飲食街近くに流れ着くのですが、今年は潮の流れかほどから宍道湖に向かって流したうえに流れも速かったのであっという間に目の前を通り過ぎて行ってしまい、川辺のスナックのホステスさん、「せっかくこの時間って言ってお客さん呼んだのにもう(とうろうが)無い・・・」ってビールをあおってました(笑)

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松江水郷祭花火

雲州松江の風景 | 2018年8月13日

2018年8月4日は松江水郷祭花火。

10,000発の花火が宍道湖上の2台の台船から打ち上げられ、湖面を彩ります。

近年場所取りが激しくってることと猛暑のため、人が混む湖岸を避け、ちょっと遠目から花火を眺めました。場所はくにびき大橋北詰の松江地方合同庁舎。最近、裏のテラス風の場所が改修されて川岸まで降りられる親水広場風になりました。

この日は波があっていまひとつでしたが、松江は川面に映る夕焼けも美しいですよ。

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宍道のぶつかり神輿

雲州松江の風景 | 2018年7月31日

7月28日早朝、松江では皆既月食が見られました。それは月没直前に起こるということで、車で3分の宍道湖岸へ。宍道湖と言えば夕日ですが、月の入りもロマンチックです。

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さて、宍道湖の名前の由来と言われるのが松江市宍道町です。松江市と出雲市の間の宍道湖の南岸に位置し、かつては水陸交通の要衝として栄え、町の中心部にある八雲本陣という旧家がその面影を伝えています。現在ではJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の停車として盛り上がりを見せています。

その宍道町では、毎年7月26日~28日に氷川神社の例祭「祗園祭」(通称れんげさん)が行われ、28日最終日は「ぶつかり神輿」があります。

お祭りの期間中、御仮殿に移っていた神様を載せた神輿が最終日に本殿に還る際に、それを阻止しようとする町の若い衆とぶつかり合います。

22時ごろ、御仮殿から神輿が出発し、町内を練り歩きます。
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町の真ん中で神輿を通させまいする若い衆と激しくぶつかり合います!

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私の写真では伝えきれないので、有志が制作したPR動画をご覧ください!

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人壁を無事(?)通り抜けた神輿はそのまま本殿に向かい、町の人たちはそのあとをぞろぞろとついて行きます。
神様が本殿にお還りになるとき明かりは落とされ、神職の柏手につづいて町の人たちの柏手が暗闇に響き神秘的な雰囲気に包まれました。

出雲なんきん

雲州松江の風景 | 2018年7月13日

平成30年の今年、茶人として名高い松江藩7代藩主・松平治郷(不昧公)の没後200年として、松江市内で不昧公ゆかりのお茶や和菓子、工芸など茶の湯文化を楽しめる記念イベントが開催されています。

不昧公二〇〇年歳
https://fumaikou.jp/

この殿さまは金魚も大好きだったそうで、飼育を奨励するなかで生まれたのが「出雲なんきん」(いづもなんきん)とも言われ、現在、島根県の天然記念物に指定されています。

市内ではときおり一般の人も鑑賞できる品評会が行われておます。

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「出雲なんきん」の鑑賞のポイントというか特徴として、白い部分が多い(白勝ち)が好まれるとのこと。

口紅や赤いアイシャドウでメイクしたようなのもいて、全体に上品でかわいらしい金魚です。

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猛暑続く中、多少は涼んでいただけたでしょうか。

「出雲なんきん」は松江城そばの松江歴史館の庭でも鑑賞ができます。
松江歴史館
https://matsu-reki.jp/

観光列車「あめつち」

雲州松江の風景 | 2018年6月29日

JRグループと島根・鳥取両県が7月から9月まで展開する「山陰デスティネーションキャンペーン」にあわせ、JR西日本の山陰本線、鳥取ー出雲市駅間を新たな観光列車「あめつち」が7月1日より運行開始します。

列車名の「あめつち」は、山陰地方を舞台とした神話が多く書かれている古事記の、「天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき」という書き出しに由来しています。

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山陰地方の豊かな自然、神社やお酒、神話など日本文化の様々なルーツを「ネイティブ・ジャパニーズ」というコンセプトで車両にデザインし、山陰ならではの「古くて新しい日本」を発見してもらう旅を演出するとのこと。

車両デザインには、映画監督の錦織良成氏(出雲市出身)と、スタジオ・ジブリ作品にも参画されてきたアニメーション美術監督の吉田昇氏(松江市出身)が協力。

山陰両県の様々な工芸品に彩られた車内では、山陰の豊かな自然の中で育まれた地産品や地元にちなんだ食事、飲み物などが提供されます。

鳥取-出雲市駅間を、片道4,540円(運賃・グリ-ン料金)で土・日・月曜日を中心に運行します。

途中、松江駅でも乗降できます。

観光列車「あめつち」の詳細についてはこちら↓↓
山陰いいもの探県隊「あめつち」ページ
https://sanin-tanken.jp/ametuchi

そしてなんと!この観光列車「あめつち」車内で販売される限定ラベル酒に「豊の秋 純米吟醸 花かんざし」を採用いただいてます。
と、いうわけで試乗会に参加させていただきました。

試乗区間は出雲市駅 -> 松江駅。
プラットホームに入ると、メタリックに輝くブルーの車体!

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車体下部のは山陰の山並みの様にも、日本刀の波紋のようにも見えるデザインになっています。

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特急のものより大きい乗車位置マークにもテンションあがります。

車内は山陰地方の工芸品で彩られ、出発までの時間の目を楽しませてくれます。

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トイレの手洗いまでいちいち工芸品で車内探索を楽しめます。

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車内は白木の木目調で優しい感じ。

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天井の照明は因州和紙(鳥取)で覆われた間接照明で雰囲気あります。

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列車が出発しほどなくして、「山陰の酒と肴セット」(要予約)を客室乗務員が配膳してくださいました。

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松江の老舗「一文字家」さんによるおつまみと、豊の秋 純米吟醸 花かんざし 180mlあめつち限定ラベルです。
お品書きは島根牛のローストビーフ、しじみ入り玉子焼き、日本海産とびうおの磯部揚げ、甘えびの空揚げなど10品。(※季節によって内容は変わるようです)
ほどよく冷えた花かんざしがキレよく肴に合います。なんたって自分たちが作ったお酒を特別な空間で飲むのは格別です(^^

お隣の席の方は、松江の老舗和菓子屋「彩雲堂」さんの和菓子セットだったので撮らせてもらいました。
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こちらも「あめつち」車内限定用に拵えた和菓子です。

販売カウンターもあり、限定のグッズやお土産、お酒も買うことができます。

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いつもなら鈍行で約1時間、地元民としてはちょっと退屈な出雲ー松江間があっという間に感じる楽しい空間でした。
県外のお客様はもちろん、区間の主要駅で乗降できるので地元の人にも乗ってみて欲しい列車です。なお7月の予約はもうすでにいっぱいとのことでご予約はお早めに。

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ウコン桜と夜桜カクテル

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2018年4月13日

松江の桜の満開は3月30日。
平年より10日早かったそうで、一方、蔵の仕込みは平年より1週間長くなり、今年は花見ができず!
蔵の敷地にある木も早速緑の新芽がわっさわっさしてるなと思ってよく見たら、緑色の花をつける桜・ウコン桜でした。

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桜と言えば、松江から車で40分の木次町は桜(ソメイヨシノ)の名所として特に有名です。

その木次の桜の塩漬けと、カクテル用純米酒「豊の秋 MOTOZAKE」を使ったカクテルを出してくれるバーが松江にはあるんです。
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刻んだ桜の花びらが、バーの暗い空間の中に浮かぶ様はまさに夜桜。グラスを口に付けると花びらが自然と口に入ってきて、春を体に取り込む感じがとても楽しい一杯。

地元の素材と地酒を使って地元の旬を愉しむMOTOZAKEスタイル。

松江の夜でもう一軒、、、というときにお勧めのバーです。

■お店情報
寺町Bar カクテル&ハート(島根県松江市寺町185 プレイタウン一号館 2F
開店20時・不定休

宍道湖

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2017年8月12日

こんにちは、蔵人の柴田です。
先日、松江市北西部の大野地区の公民館へ配達に行くことがありました。
宍道湖の北を湖に沿って西へ。
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公民館の横からは宍道湖が広く見渡せました。
その日は天気がよく、湖面も穏やかで透明できれいだったので思わず写真を撮りました。
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宍道湖の風景は嫁ヶ島がある辺りの東側が有名ですが、
レアな場所からの宍道湖の風景をお届けします。
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上の写真は近くの秋鹿(あいか)駅越しの宍道湖。

天神さん夏祭り

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2017年7月25日

こんにちは、蔵人の柴田です。
7月24日、25日松江で天神さんの夏祭りがありました。
その日たまたま配達で白潟天満宮の近くを通ることがあったので写真を撮ってきました。
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神社の周りはたくさんの屋台が出ていました。
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夜になると、この神輿が市内を練り歩きました。

美保関

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2017年7月6日

こんにちは、蔵人の柴田です。
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今日、島根半島の東端にある町、美保関に配達に行ってきました。
昨日までの雨がうそのような良い天気。
日差しがあり気温は高めでしたが、日本海からの風が気持ちよかったです。
上の写真は美保関灯台。
遠くには海の上を行く船が見えました。

今度はプライベートでゆっくり訪ねてみようと思います。
 

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2017年4月14日

今年も酒蔵の前に桜の花が咲きました。
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【ムービー】カルガモ親子の奮闘記のその後

雲州松江の風景 | 2016年8月13日

松江市内、酒蔵の前を流れる堀川。
よちよち歩きだったカルガモの子供たちはいつの間にか大きく成長し、
逆立ちして水中のエサを食べる姿が見られるようになりました。

社長の撮ったムービーをお届けします。

上のムービーが上手く表示されない場合はこちらをクリック -> ■

蔵人 斎藤でした。

【ムービー】カルガモ親子の奮闘記

雲州松江の風景 | 2016年7月20日

米田酒造の酒蔵の前には、松江城の堀川を構成する京橋川が流れています。

堀川は宍道湖、大橋川、中海をつなぐ水路として、また生活用水として利用され、米田酒造のある京橋川周辺は商業の中心地でもありました。

現代でも堀川遊覧船が走るなど(残念ながら、酒蔵の直前でコースが曲がってしまいますが…)、観光客や市民に親しまれています。

街中にあっても豊かな環境に恵まれておし、多くの水辺の生き物たちが四季折々に我々の目を楽しませてくれます。

ということで、社長が酒蔵の前の公園に現れたカルガモ親子を撮ったムービーとコメントです。

「松江市内の公園。親ガモが公園のしげみに入った。
レンガ2段、子供たちは必死に越えようとするが、なかなか難しい。
残った一羽もやっと親のもとへ。」

上のムービーが上手く表示されない場合はこちらをクリック -> ■

蔵人 斎藤でした。

美保関町探訪

雲州松江の風景 | 2016年7月7日

こんにちは野田です。
そろそろ梅雨明けでしょうか。いよいよ夏真っ盛りですね。まとまった夏休みはなかなか取れないものの、夏といえばやっぱり夏休みを思い浮かべるので、週末に出掛ける先を決めるのにもなんとなく気合が入っています。
夏休みのご旅行を計画中の皆様、今年の夏はぜひ島根へ!松江エリアであれば国宝・松江城や宍道湖クルージング、窯元巡りや茶室で一服も良いですが、ちょっと足を伸ばしてディープな美保関の旅はどうでしょう?

松江市内から東へ30kmほど車を走らせると、日本海と美保湾、中海の3つの海に囲まれた港町、美保関に到着します。
古事記や日本書紀に記された国譲り神話の舞台でもあり、全国三千余社のえびす様の総本宮である美保神社や世界の歴史的灯台100選に選ばれた美保関灯台など見どころ満載です。小泉八雲や与謝野晶子など多くの著名人も訪れ、過去にこのブログでご紹介した浮世絵師の川瀬巴水は美保関の風景を作品に残しました。
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川瀬巴水 「旅みやげ第三集 出雲 美保ヶ関」(島根県立美術館所蔵)

こちらが現在の様子。当時とはかなり海岸の風景が変わっていますが、いまでも石灯籠は現存しています。
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美保関漁港に到着するとまず目につくのが、日本海で水揚げされたイカを軒先で天日干した屋台。甘辛い醤油ダレをつけて焼いた肉厚のイカは美保関のソウルフードとでもいうのでしょうか。写真では「顔出しはNGよ」と恥ずかしげなおばちゃんたちですが、会うたびに熱烈な歓迎をしてくれます。高浜虚子の詠んだ「烏賊の味忘れで帰る美保の関」に倣い、忘れずに食べていただきたい味です。
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ちょっと通りを歩くだけでもノスタルジックな雰囲気になります。海の石を敷き詰めて作られたという青石畳通りは、雨に濡れるとうっすらと青みがかったように見えます。観光するなら晴れた日が良いのに越したことはないですが、雨の日ならではの楽しみがあるのも嬉しいですね。残念ながら、この日は晴天。
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細い路地も風情があります。この路地を抜けると島根県初の国登録有形文化財に指定された老舗旅館「美保館」のエントランスへ。建物内観は古い映画に出てくる世界そのままのクラシックな佇まいで、大正ロマンの薫りが漂います。結婚披露宴会場としても人気で、美保神社での挙式の際は美保館本館前から番傘と雅楽の盛大な花嫁行列が再現されます。他にも美保湾を眺める新館での絶景屋上露天風呂、朝水揚げされた海鮮尽くしの会席料理など、ゆっくりと堪能するなら日帰りはもったいないくらいです。お酒好きな方々には、専務さんが新しい美保関の名物をつくろうと企画された美保館さんオリジナルの鯖の塩辛もぜひ。
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創業120年の老舗「福田酒店」は、古き良きを知る角打ちスタイルを楽しめる酒屋さんです。
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福田酒店さんでは昼間から近所の人たちが集まって一杯やるのが日常です。乾き物をつまみ、いぶし銀の輝きを放ちながらカウンターに寄り掛かる渋いおじさんに憧れます。バルのようにおしゃれに角打ちが楽しめる酒屋さんが改めて増えつつあるなか、たまにはどっぷりローカルな匂いのする角打ちも良いかもしれません。ちなみに漁師町の美保関では角打ちを「とも(船尾のこと)つけ」と呼ぶとか。
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美保関、いかがでしょう?
かつては「風待ちの港」として賑わい、人・文化・モノが行き交うメインストリートだった海への玄関口として繁栄した美保関です。ここだけではお伝えしきれないことがたくさんありますが、多様なものがこの地に集まり、あるいは反対に発信拠点としてあらゆるものを世界へ送り出してきた歴史のバックグラウンドが風土として根付いているように感じます。のどかで小さな港町では片付けられない、この地で暮らしてきた人たちの心意気のようなものでしょうか。
こういうものに心動かされて生まれた『美保』というお酒があります。この話はまた次回。

花は咲く

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2015年5月2日

こんにちは、蔵人の柴田です。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
松江はこの一週間で一気にあたたかくなり、日中は半袖でも平気なぐらいです。
春のこの季節、蔵の敷地内には色々な花が咲いています。
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蔵の西側の策に咲くテッセン。
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焼酎蔵の前の庭に咲くツツジ。
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名前はわかりませんが、こんな花も咲いていました。

「小さな山陰みやげ」 好評展開中@JR松江駅ほか

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2014年10月14日

もう2か月前のことになりましたが、山口県へ出張の際
久しぶりに新幹線に乗ってテンションの上がった蔵人 斎藤です。

車社会の山陰にいると、なかなか鉄道に乗ることもなく、
それゆえ非日常の(そうでなくとも)列車内で楽しむお酒とおつまみは格別です。

せっかくの旅だから、酒とおつまみはご当地の美味しいもので楽しみたいよね
という人も多いでことでしょう。

そんな旅行者のために、手軽さ可愛らしさをコンセプトとした
山陰ならではの小分け商品「小さな山陰みやげ」が現在、
JR松江駅、出雲市駅、米子駅のキヨスクで展開中です。

蔵はいま 小さな山陰みやげ 01
蔵はいま 小さな山陰みやげ 02(JR松江駅)

JR西日本グループ会社の若手社員が中心となって取り組んでいる「小さな山陰みやげ」プロジェクト
今年3月に米子駅で試行販売を始めたところ、大好評のため6月に松江駅、9月には出雲市駅に展開を拡大。

蔵はいま 小さな山陰みやげ 03蔵はいま 小さな山陰みやげ 04(JR出雲市駅)

なぜこんな話をするかというと、そんな「小さな山陰みやげ」に
豊の秋の「雲州梅酒」「辛口純米酒」を選んでいただいているからです。

「小さな山陰みやげ」ロゴが目印の100mlの小ビン。この可愛らしさは豊の秋にはないセンスで女性に好評です。

蔵はいま 小さな山陰みやげ 05蔵はいま 小さな山陰みやげ 07

可愛くディスプレイされたコーナーには担当者自ら製造元に足を運び選んだ
山陰の逸品が並んでいます。お土産のちょい足しにちょうど良いミニサイズ。
売り場を眺めていると主に女性が足を止めて買い物して行きます。

お酒も好調だそうで、「豊の秋にぴったりのおつまみも探したんですよ」と
イチ推しされたのがノドグロの浜焼き
浜田産のノドグロを丁寧に処理し、砂糖と食塩だけで味を調えた自然な味わいは、
確かに「辛口純米酒」と相性抜群です。
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「自分の生まれ育った山陰には美味しいものがいっぱいある。
それらを自分たちで探して美味しい地酒と一緒に旅行の車中で楽しい時間を過ごしてもらいたい、
そんな商品を伝えたい」
そう熱く語る担当者とたまたま松江駅高架下のバルで知り合ったのがちょうど一年前、神在月のご縁でした。

そんな彼女らの熱意が込められたブログ【グッとくる「島根」】。
米田酒造の取材記事も載せてもらってます。

グッとくる「島根」 ~大人の心にしみる厳選旅行情報~
http://blog.livedoor.jp/san_in/

秋の行楽シーズン、山陰に寄られたらぜひ、松江・出雲・米子各駅のキヨスクを覗いてみてください。

2014年 醸造安全祈願祭 佐香神社にて

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2014年10月14日

2014年10月13日(祝・月)、島根県出雲市小境町の佐香神社例祭にて出雲杜氏や酒類行政の方々の参列のもと、醸造安全祈願祭が斎行されました。
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大型台風19号がちょうど西日本に上陸中であり各種イベントが軒並み中止になるなか、神事は中止になることはない!ということで、松江から一畑電車に乗って30分の距離にある佐香神社へ向かいます。

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奈良時代に編纂された「出雲国風土記」に、「百八十の神々が集まり、調理場を立てて酒を醸造し百八十日間酒宴をして楽しんだ後にお別れになったことから、その地を佐香(さか)と呼ぶようになった」という場所に佐香神社はあり、これをもって日本酒発祥の地だという意見もあります。
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それはさておき、佐香の地を含む宍道湖北岸一帯は出雲杜氏の里でもあることから、佐香神社は出雲杜氏たちの厚い信仰を集めています。

毎年10月13日の例祭に出雲杜氏が集まり、その年の酒造の安全を祈願し、宮司自ら醸造した今年最初の新酒(どぶろく)戴き決意を新たにそれぞれの酒蔵に向かい酒造をスタートするのです。
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このどぶろくは特別な許可を得て1石(180L)一般の方にも振る舞われ、「どぶろく祭り」として親しまれています・

近年の日本酒人気の高まりとともに、松江・出雲近郊のみならず県外からの参拝客も増えてきています。

蔵人 斎藤でした。

2014 松江市八雲町のホタル

雲州松江の風景 | 2014年6月13日

2014年6月 松江の風景 八雲町のホタル01

今年も松江市郊外の八雲町でホタルが飛んでいます。

出雲一之宮である熊野大社が鎮座する八雲町は古代出雲文化発祥の地と言われ、町の中心を流れる意宇川の周辺に美しい田園風景が広がる場所です。

ひと口に八雲町と言っても範囲は広く、町内の意宇川支流のあちこちにホタルが飛んでいます。

分かりやすい所で、熊野大社のわきに日帰り入浴ができる温泉施設「ゆうあい熊野館があり、お参りと入浴をして薄暗くなった頃に、熊野大社の前を流れる意宇川に沿って上流に散歩するとホタルが飛んできます。

蔵人 斎藤でした。

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松江の新特産 松江いわがきを食べる!しまね いわがき祭2014

雲州松江の風景 | 2014年5月30日

島根のイワガキと言えば隠岐イワガキが有名ですが、「豊の秋」のご当地松江でもイワガキの養殖とブランド化が進められており、漁師さん自ら松江いわがきのPRイベントを行っています。そして今年初めて「しまね いわがき祭2014」が開催されました。同じ島根でも隠岐と松江では、やはり生まれ育った松江に情が入るわけでありまして、松江いわがきの応援に食べに行ってまいりました、蔵人 斎藤です。

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松江いわがき養殖の中心地、島根県松江市島根町野井。

この漁港から少し離れた多目的施設が今回のイベント会場。潮の香りと波の音が心地よい場所です。島根町は島根半島の北側、松江市街から一山超えた所にあります。

しまねいわがき祭2014 02しまねいわがき祭2014 01

初日開始30分後はまだのんびりしているようですが、この後すごい人出に。大盛況で昼すぎにはカキが売り切れてしまい、「今漁港に取りに行ってるから待っちょって」な状況。僕の知人も話を聞きつけ2日目の昼に出かけたのですが、追加分もすべて完売だったそうです。出雲地方の人は時間になってからようやく動き始めるというゆっくりしたところがあるのですが、もはやこの手のイベントはノンビリしてたらモノにありつけません。

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イワガキは蒸し焼きでの提供、1個350円という大特価。漁師のおじさん(おじいちゃんと言った方が近いかも^^;)自ら焼いて殻を剥いてくれます。出雲弁が飛び交い温かい雰囲気です。

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しまねっこもPRに一役。殻が剥いてないので食べられにゃいと憤ってました。。。

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そして面白いところは「かき講習会」と称して漁師さん自ら殻むき講習。参加費はこれもイワガキ代のみ350円!ということで参加。
席にはペンチが置いてありビックリですが、これで殻の端を欠き、それで出来た隙間にナイフを入れて貝柱を切るということ。殻を飛び散らかして汚いことになりましたが無事に殻を剥いて食べることができました。身はプリプリしててエキスたっぷり、美味しかったです。

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この松江いわがきを食べ逃した方、6月8日(日)に松江市カラコロ工房を会場にした「松江こだわり特産市」で食べられそうです。
詳細は↓↓をクリック

「松江こだわり特産市」

 

三瓶山

雲州松江の風景 | 2014年5月30日

こんにちは、蔵人の柴田です。
先日、大田市にある三瓶山に行ってきました。
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リフトで上まで登れるようになっていて、簡単に山頂からの風景を楽しめます。
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山頂からの眺め。
5月も終わろうとしているのに、まだウグイスが鳴いていました。
松江よりも空気が澄んでて気持ちがよかったです。
いいリフレッシュできました。
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ナンジャモンジャの花

雲州松江の風景 | 2014年5月13日

こんにちは、蔵人の柴田です。
新緑が気持ちいい季節ですね。
先週末、松江城山公園に行ってきました。
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ちょうど、ナンジャモンジャの花が満開でした。
天気もよかったのでたくさんの人が見物に来ていましたよ。
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テッセンの花

酒蔵はいま雲州松江の風景 | 2014年5月9日

こんにちは、蔵人の柴田です。
酒蔵の裏門のそばにテッセンの花がたくさん咲いています。
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中秋の名月と宍道湖

雲州松江の風景 | 2013年9月30日

9月19日は中秋の名月でした。

中秋の名月は必ずしも満月ではないそうで、次回に中秋の名月と満月が重なるのは2021年!とのこと。そしてなんといっても今年は雲ひとつない快晴が続き絶好のお月見日和となりました。

さて、松江の宍道湖といえば美しい夕日が見られる、ということで日没時の宍道湖夕日スポットは最近特に多くの観光客で賑わっています。

日没が美しいならこの満月の月没はどうなんだ、と思って出かけてみました。

雲州松江の風景 20130920 中秋の名月 05

 

9月19日仲秋の名月当日、仕事終わりに車を飛ばして出雲空港近辺へ。
すでに大きな満月が松江市街の上に現れてました。思った以上に松江市街、灯りが乏しいです。。。

雲州松江の風景 20130920 中秋の名月 03

ささっと家に戻って、杯に月を浮かべて月見酒。満月を飲みこんでパワーをいただきます(笑)

雲州松江の風景 20130920 中秋の名月 02

ちなみにこの酒器は、米田酒造と同じ町内にある「松江陶苑 火の川焼」さんの作品。
出雲石灯ろうに使われる島根県特産の来待石の石粉からできた粘土が使ってあります。

夜も明けようとする頃、宍道湖夕日スポットに出かけてみると、嫁ヶ島につながる光の参道が現れていました。
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じつは、宍道湖の湖底に参道があり嫁ヶ島に歩いて渡れるのは今や良く知られた話で、近年毎年夏の水郷祭の時に水中を歩いて渡るイベントが催されています。そして今度の10月12(土)13(日)14(月)の三連休は船で嫁ヶ島に渡ることができます。詳しくは→をクリック 仲秋の嫁ヶ島(水の都プロジェクト協議会HP) http://mizu-miyako.com/

雲州松江の風景 20130920 中秋の名月 04

夜も明け始めたころ、漁船のエンジン音が聞こえ始めたと思ったらシジミ漁が始まってました。2013年の十五夜はこのように素敵な光景を見ることができました。

おや、なんということでしょう!記事を書いているうちに、十五夜のお月見をしたらもう一つの名月である十三夜のお月見もしないと「縁起が良くない」ということを知ってしまいました。2013年の十三夜の月は10月17日(木)です。今度はお燗酒でお月見を楽しみたいですね。蔵人 斎藤でした。

 

佐香神社

雲州松江の風景 | 2013年9月11日

「夏季酒造講習会」が行われた場所が「佐香神社」のすぐ側なので、
毎年、講習会の後にお参りすることにしています。
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この急な階段を上るとお酒の神様が祀られている佐香神社があります。
平日の夕方だったので、境内には僕以外に誰も人はおらず、静かな気持ちでお参りすることができました。
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神社からの帰りに去年まで蔵人として一緒に働いていた梶谷さんがたまたま田んぼで仕事をしていたので
少しだけお話をして帰りました。
真っ黒に日焼けしていて冬とは別人のようでした。
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梶谷さんの田んぼの稲です。2週間後に稲刈りなのだそうです。
酒米もこんなふうに立派に成長しているでしょうか。

美保関町片江 虫干し神事「墨付け祭」

雲州松江の風景 | 2013年8月8日

こんにちは、野田です。
毎年7月の第4日曜日、僕の生まれ故郷の島根県松江市美保関町片江で行われている虫干し神事、「墨付け祭り」に行ってきました。


より大きな地図で 美保関町片江 を表示

 

『出雲國風土記』にて、「国忍別命(くにおしわけのみこと)、詔りたまひしく、吾が敷き坐す地は、国形宜しとのりたまひき。故、方結といふ。」と記載されたように、美しい湾形をした片江は、かつて漁業の町として栄えた町です。
当時最先端の漁業技術だった二艘式機船底曳網漁が考案されたのもこの町で、「片江船団」といえば昭和30年代に全国にその名を馳せたとか。
いまは小さな釣り船ばかりが係留されている片江湾も、その昔は遠洋に出る大きな漁船で埋め尽くされていたようです。
この時期にほとんどの家が新築になるほど片江の景気は良かったと聞きました。


そんな海の男たちの気質そのままですかね。海の安全や無病息災を願って毎年1月と7月に行われる墨付け祭りはとても豪快です。
このあたりの氏神さん、方結神社(かたえじんじゃ)を出た東と西それぞれの地区の神輿は「チョーサダー、チョーサダー」の掛け声で町内を一周。

なお掛け声の意味をうちのおばあさんに尋ねたところ、「昔からそう言っちょうけん、そげなもん」と。
意味をご存じの方がいらっしゃれば是非教えてください!

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あいにくの雨で分かりづらいですが、顔には墨が塗られています。
墨はかまどの「すす」を集めて酒で溶いたもので、たくさんつけられればつけられるほど病気にならないのだとか。
同じく顔を墨で真っ黒にした町内の子どもや奥さんたちが、道行く人にも容赦なく顔に墨をつけます。

墨をつけられて小さい子が泣いていました...毎年の光景ですね。
僕も昔は悪いことをすると「チョーサが来るぞ」と脅されたものです。


墨をつけられたら御神酒が振る舞われます。小さい子はジュース、大人は「豊の秋」。
こうやって自分の地元で豊の秋が出てくるのはとても嬉しいですね。

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昔からずっとお世話になっており、豊の秋を置いてくださっている「若松屋商店」のご主人。
こちら西の神輿です。みなさんけっこう酔ってますね。

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そして祭りのクライマックスは、神輿を担いだまま海の中へ。
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神輿が海に浸かりそうなほど。

浜に上がった後は、今度はその年に喜ばしい出来事があった人たちが順番に海に投げられます(というより沈められます)。
「結婚したら投げられて、子どもが生まれたら投げられて、家が建ったら投げられて。毎年投げられんといけん」
海の男の祝福ですね。

ただ、このクライマックスは夏の墨付け祭りのみならず、1月の極寒の海でも例外なく行われます!
苦行みたいなものですが、御利益がありそうです...


そして祭りのあとはこちら。
本醸造の生酒
と片江産枝豆(ご近所からのおすそわけ)を。
ほんのり程よく塩気の利いた採れたての枝豆には生酒がよく合います。
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縁側での夕涼みは最高ですね。
 

続きを読む: 美保関町片江 虫干し神事「墨付け祭」

7月24日25日 松江 天神さん夏祭り

雲州松江の風景 | 2013年8月2日

毎年7月24日25日は松江の白潟天満宮夏祭りです。

江戸時代から続く「天神さん夏祭り」には、夏休みに入ったばかりの子供たちの集団から親子連れ、カップル、仕事帰りのお兄さんに出勤前のお姉さんたち、カメラを持った独り者まで、松江にこんなに人がいたのかと思うほどに大賑わいします。

天神さんの門前町である天神町をはさんで、松江大橋南詰の白潟本町から国道9号線に接する竪町の商店街も連動してまつりを開催し、南北約1kmの商店街(下の地図の赤いラインの部分)に夜店が並び各所でステージも行われます。


 

 

雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 01雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 02

狭い境内には人がいっぱいでお参りするのにも一苦労です。

商店街には老舗の和菓子屋や茶舗が軒を連ねており、お茶席があったり菓子職人さんたちが店先で実演してたりと和菓子とお茶の町・松江らしい雰囲気が出ています。

雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 03

一方で、縁日はあやしさも魅力でして、カタヌキは懐かしい人も多いでしょう。釣った人はこの後どうするんだろうと思うウナギ釣り。そしてカメすくいに、果てはカエルすくい。。。

雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 04

《熱田修二》ライブや神楽など路上の各所では様々なステージも行われており、体ひとつではカバーしきれないほどの盛りだくさんの内容。

雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 05

 

一番盛り上がるのはやはり24日前夜祭の神輿渡御でしょう。企業みこし、女宮、本宮の7基のみこしが松江城から白潟天満宮まで練り歩きます。

雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 06
雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 07

雲州松江の風景 7月 天神さん夏祭り 08

天満宮の手前では島根県知事や松江市長が待ち構えており本宮の到着を待って鏡開きが行われ、御神酒が振る舞われます。今年も豊の秋の酒樽を使っていただきました。多く担ぎ手の中には未成年も多く、「あらこの子たち、汗いっぱいかいちょーに、飲めなくて可哀想だがね」という声が周りから聞こえてきました(笑)。彼らが成人してこのお酒を飲んだ時に、日本酒ってやっぱうめえなと言われるお酒を造り続けていたいですね。蔵人 斎藤でした。
 

 

いづもナンキン

雲州松江の風景 | 2013年7月9日

梅雨が明けて夏本番となりました。夏の風物詩といえば「金魚」。夏祭りの金魚すくいを楽しみにしている方も多いんじゃないでしょうか。

先日、松江市総合体育館駐車場でいづもナンキン(出雲ナンキン)の展示販売会が行われていたので顔を出してみました。蔵人の斎藤です。

いづもナンキンは、 島根県の天然記念物に指定されている金魚(品種)です。
江戸時代の松江藩で品種改良が進められ作り出されたと言われていわれており、古くから出雲地方で飼育されていたようです。
一時期絶滅に瀕していたそうですが、愛好家の皆さんの努力により今日も僕らの目を楽しませてくれています。

いづもナンキンの特徴は
・背びれがない
・頭が小さくコブがない
・四つ尾

金魚では珍しく、白基調が良いとされるということで、なかにはこんなのも。

いづもナンキン 03

口先に差した赤が口紅のようですよね。

この、いづもナンキン(出雲ナンキン)、毎年10月に松江と出雲で品評会が行われているとのこと。
また、7月27日(土) 松江市 宍道町れんげ祭にて展示即売会があるようです。(宍道体育センター駐車場 10時~19時)
そしてこの日は20時30分から約2300発の花火が宍道湖畔に打ち上がります。
宍道町れんげ祭にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 

八雲町で蛍が飛んでます

雲州松江の風景 | 2013年6月12日

松江市八雲町にて

2013年6月 雲州松江の風景 八雲町のホタル 01

蔵人の斎藤です。
梅雨の晴れ間に松江市郊外の八雲町に蛍を見に出かけてます。
一口に八雲町と言ってもあちこちに蛍スポットがあるのですが、今回は熊野大社近辺。

2013年6月 雲州松江の風景 八雲町の蛍 04


分かりやすい所で、熊野大社の前を流れる川に掛かる橋を渡り、上流(画像左手)へ歩いていくと
じきに蛍が現れます。

ゆうあい熊野館という温泉施設が近くにあり、仕事後の汗を流しているうちにちょうど良い頃合いとなります。

暗くなる前に現地で農作業をしていたおじさんに聞き込みをしたところ、「この辺は少ないよ」と言われましたが、
これで少ないって、、、
雲州松江の風景 八雲町の蛍 20130611 b

これからお出かけになる方は下記サイトの情報も参考になさってください。
八雲町ポータルサイト ほたる情報   http://www.yakumo-net.com/?p=756
ゆうあい熊野館 新着情報 http://www.kumanokan.jp/


大きな地図で見る

奉納山公園から日本海を望む

雲州松江の風景 | 2013年6月11日

こんにちは、蔵人の柴田です。
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先日こちらで紹介した「稲佐の浜」を上から見下ろせる公園があります。
訪れたこの日は天気もよく遠くまで日本海が見渡せました。
出雲大社から車ですぐの場所の穴場スポットです。

稲佐の浜

雲州松江の風景 | 2013年5月23日

こんにちは、蔵人の柴田です。
先日、観光センターいずもで出張販売があったので、休憩中少し足を延ばして「稲佐の浜」まで行ってきました。
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出雲大社はたくさんの人で賑わっていましたが、こちらはぽつりぽつりとしか人がいませんでした。
この浜も出雲大社と同じくらい雰囲気があって素敵な場所なのです。
もしこれから出雲大社に参拝される機会があれば、ぜひこちらの浜にも足を運んでみてください。
 

はくたチューリップ祭

雲州松江の風景 | 2013年4月16日

こんにちは、蔵人の柴田です。
酒造期間も終わり、やっとお休みがもらえるようになりました。
4月14日、島根県の一番東にある安来市の伯太町で開かれた「はくたチューリップ祭」にいってきました。
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この日は天気も良かったのでたくさんの人が来ていました。
春は、たくさんの花が咲くいい季節ですよね。

ハナミズキ

雲州松江の風景 | 2013年4月12日

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米田酒造酒蔵の正門横のハナミズキがきれいなピンク色の花を咲かせていました。
 

松江城の夜桜

雲州松江の風景 | 2013年4月8日

4月3日、松江城山 本丸にて。

松江城の夜桜

蔵人の斎藤です。

酒造りが終わり、気持ち的にもようやく冬が終わった感じがします。
酒造の様子は柴田に任せっきりでしたが折にふれて振り返っていきたいと思います。

その前に、われわれ蔵人が皆さんにお会いできる機会として、4月10日に島根県庁で新酒発表会、4月12日から14日まで東京日本橋の「にほんばし島根館」で新酒試飲販売、4月29日に米田酒造酒蔵で酒蔵開きがあります。今年の新酒の感想はどんなか直接聞けるのを楽しみにしています。

老木に咲く桜

雲州松江の風景 | 2013年3月28日

こんにちは、蔵人の柴田です。
全国で桜が満開のニュースを耳にします。みなさんの街ではいかがでしょうか?
松江はまだ満開とまではいきませんがちらほらときれいな花を咲かせています。
米田酒造の酒蔵の前には川が流れていて、その川沿いに桜並木が続いています。
その中に一本古い木が花を咲かせているのを見つけました。
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毎年見ているはずなのですがこんなに古い木があることに気づきませんでした。
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来週ぐらいには松江も満開を迎えるでしょうか。

浮世絵で見る豊の秋

雲州松江の風景 | 2013年2月28日

こんにちは、野田です。
明治29年創業の米田酒造。120年近い蔵の歴史のなかで、今年も変わらず酒造りが続いております。

先日のこと、三代目蔵元に教えていただき、島根県立美術館のエキシビション「風景版画の変容」を観て来ました。
(酒造期にけしからん、と叱られそうですが、仕事のあとの30分だけなのでお許しください)

目当ては川瀬巴水
川瀬巴水(かわせはすい、1883-1957)は大正~昭和時代の浮世絵画家です。
1923年の関東大震災によってあらゆるものを失った巴水は、102日間にも及ぶ、生涯で最も長期に渡る旅に出掛けます。その道中で訪れた土地のひとつが、ここ松江。約1ヶ月間の滞在のなかでスケッチを繰り返し、それを元に作品を残しました。

当時の松江の風景を捉えた1枚がこちら。
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「湖畔の雨(松江)」

宍道湖ですね。時代は移れど相変わらずの雨模様。

さらになんと、巴水は大正時代の米田酒造の様子も作品として残しているんです!
それがこちら。
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「旅みやげ第三集 出雲松江(おぼろ月)」

京橋川沿いに連なる白壁土蔵。昭和6年の東本町大火によって焼失してしまった、今は無き「豊の秋」の風景です。
昔はここで洗濯もしていたそうですよ。

ただ、学芸員さんの話によると、正確には米田酒造かどうかはわからないようで、判明していることは「京橋川を挟んだ日赤病院の対岸にある土蔵の連なりを描いたもの」らしいです。
まあ、地理的な観点と外観の特徴から鑑みて99.9%「豊の秋」の風景でしょう(笑)
それにこういうあやふやなことのほうが、想像力を掻き立てられてロマンがありますよね。

ちなみにこの浮世絵は「曇り日」「三日月」という、版木が同じ摺り違いの作品が他に2点あります。
企画展は終わりましたが、島根県立美術館のコレクションとして収蔵されておりますので、タイミングが合えば是非足を運んでみてください。


川瀬巴水が見た豊の秋。当時に想いを馳せて、こんなお酒はどうですかね。

 →豊の秋 純米 辛口金五郎

すいません。最後はしっかり宣伝でした。

柿の木のある風景

雲州松江の風景 | 2012年10月15日

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先日、佐香神社にお参りする途中にあった柿の木です。
たっぷりとおいしそうな柿が実っていましたよ。
そのままでもおいしいですけど、干し柿にしてもおいしいですよねー。
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ついこの前まで「暑い暑い」と言っていたのに
もう柿がなり、稲が刈られ、
酒造りが始まろうとしています。

彼岸花

雲州松江の風景 | 2012年10月1日

こんにちは、蔵人の柴田です。
お彼岸から約一週間が経ちましたが、今松江では彼岸花が見頃です。
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松江市の西部にある宍道町の清見寺に行ってきました。
数日前、地元の新聞に載っていたのですが、僕以外にも彼岸花を見にきた人が何人もいました。
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周りには緑しかなく、赤色が映えてきれいでしたよ。
あっという間に夏が終わってしまいました。
すっかり秋ですね。
10月中旬には蔵に米が入ってきます。
今月は造りに向けて、掃除や準備が本格的に始まります。

秋といえばひやおろし!
よろしくお願いしますー。
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佐香神社と稲穂の風景

雲州松江の風景 | 2012年9月14日


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こんにちは、蔵人の柴田です。
酒造講習会の帰りに佐香神社(松尾神社)にお参りして帰りました。
なかなかこの辺りに来ることがないので去年から講習会の後にお参りすることにしています。
佐香神社は酒造りの発祥の地といわれ、米田酒造の蔵の中にも佐香神社の神様を祀った神棚がいくつかあります。
10月13日には新米を使ったどぶろくを神前に供える例大祭が行われます。
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 お参りする前に手を洗う所もこんなふうに樽の形をしています。
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 神社のふもとに広がる田んぼではお米の実った稲穂が風に揺れていました。
去年まで蔵人として働いていた梶谷さんがちょうど近くで稲刈りの作業をしていたので、少しお話をして帰りました。
真っ黒に日焼けをして元気そうでした。

雲州松江の風景 | 2012年9月5日

こんにちは。蔵人の柴田です。
今日の松江はとても変な天気でした。
晴れていたかと思うと、急に真っ暗になってどしゃぶりの雨が降りだしたり、
青空で日も差しているのに雨が降ってきたり。
ひょっとしたら虹が出てるかもしれないと思って、
夕方会社の駐車場から東の空を眺めたらうっすらと虹が出ていました。
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もうすぐ、「ひやおろし」の発売ですね。
個人的にも発売を楽しみにしています。
去年までとは違う五百万石を100パーセント使用した純米の「ひやおろし」。
試飲した時の印象からどんな料理が合うかなぁ、と空想しています。
みなさんの感想も楽しみです。
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ちなみに、今号のメルマガプレゼントは「ひやおろし」です。
まだ応募されたことない方、この機会に挑戦してみてください。

出西岩樋跡

雲州松江の風景 | 2012年8月30日

先日ご紹介した出西窯の近くに昔、斐伊川の本流と高瀬川の間を舟が通じるようにした岩樋の跡があります。
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今から約300年前、6年もの歳月をかけて掘り開いたんだそうです。
今は、舟が通ることもなく、灌漑用水の取水口としてきれいな水が流れていました。
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斐伊川の眺め

揖夜神社 穂掛祭

雲州松江の風景 | 2012年8月29日

蔵人の斎藤です。

8月28日、揖夜(いや)神社の穂掛祭に出かけてきました。

揖夜神社は松江市東出雲町揖屋に鎮座する神社です。古事記にも出てくる、アノ世とこの世の境界である「黄泉比良坂」のそばにあり、主祭神はイザナミノミコトという古代出雲ロマンを感じる場所です。

穂掛祭は毎年8月28日に行われ、中海にある神石「一つ石」での豊作豊漁の神事の後、揖夜神社まで陸路を神輿を乗せた舟行列が町中を練り歩くといったお祭りだそうです。

だそうですというのは、初めて見るお祭りだから。東出雲町は2011年8月に松江市に編入したばかり。それまでは僕の中で意識が薄かったのです。
というわけで揖屋の町へ!

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町につくと、神社へ続く商店街には手作りの行燈が掲げてあってなんとも優しい雰囲気。
この揖夜神社、出雲国風土記に「伊布夜社」と記載されているほど古い神社なのです。

境内はすでに参拝客でいっぱい。次から次と人が押し寄せてきます。
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神楽も奉納されており神社のお祭りらしいお祭りです。

そして境内を離れ商店街に戻ると、行列キタ!
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続く陸船。揖屋の各地区が飾り付けを工夫した舟を引いてます。舟には児童が乗っており笛を吹いていました。
どおりで屋台に小さい子の姿が少ないなと。
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飾樽はもちろん地元の酒蔵、王禄酒造さんオンリー。
やはり地元のお祭りで地酒を使っていただいてる光景って良いですね。

そして行列のほぼ最後尾には神輿を乗せたご神船。神聖なオーラをまとってます。
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この後行列は揖夜神社に入り、祭の盛り上がりは最高潮に達するのです。。。の前に帰ってしまいましたが、来年はぜひ最後まで見届けたいと思う雰囲気の良いお祭りでした。

日中は30度を超える日がまだまだ続くとはいえ、夜の帰り道はすずしい風が流れ秋の虫が鳴いていました。

秋の風が吹くと気になるのはやはり「ひやおろし」ですね。
今年は9月10日に発売します。

オンラインショップへはここをクリック

 

出西窯

雲州松江の風景 | 2012年8月29日

こんにちは、蔵人の柴田です。
家で使っていたお気に入りの出西焼の器が割れてしまったので
先週末、ドライブがてら斐川町にある出西窯に行ってきました。
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僕は、出西焼の器そのものも好きですが、この窯も好きなのです。
近くに小川が流れていて、田んぼや山に囲まれていて
こういう環境だからいい焼き物ができるのだな、と思います。
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登り窯もありました。
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日曜日で作業はお休みでしたが普段は作業している様子も見学できるそうです。
とても良い所なのでもし出雲地方に来られる機会があったら、ぜひ寄ってみてください。

 <出西窯ホームページ>http://www.shussai.jp/index.html 

一畑電車から宍道湖を望む

雲州松江の風景 | 2012年8月11日

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米田社長が撮影した一畑電車からの宍道湖の景色です。
「久しぶりに一畑電車に乗ったら
少し日が傾きかけていて、空の色と湖の色がきれいだったよ」とこの写真を見せてくれました。

一畑電車は宍道湖の北岸を走るローカル線で
数年前に公開された映画「RAILWAYS」で知っている方もおられるかもしれません。
たまにはのんびりローカル線に揺られながら出かけてみるのもいいものですよね。

松江水郷祭 湖上花火大会

雲州松江の風景 | 2012年7月31日

蔵人 斎藤です。

7月28日29日、松江水郷祭が開催されました。
宍道湖畔で催されるこの祭、ステージや屋台などで賑わいますが、
最大の目玉はなんといっても宍道湖を染める花火大会でしょう。
初日に3,000発、二日目に6,000発の合計9,000発。
山陰最大規模の花火大会です。

今年は神話博しまね開催記念イベントとして『よみがえる はじまりの物語』が
花火構成のテーマになっているということです。

さて、松江も連日猛暑が続いているため、日中は体力を温存して花火大会に備えます。

まずは初日。

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この日の目玉は、「鳳凰」をイメージしたスターマイン。
正面からだと羽を広げた鳳凰のように見えたらしい。

実はこの数日前に「花火はね、どこで観るかより、誰と観るかの方が大事だから」
と言い負かされてしまっているのですが、やはり観る場所が大事です。

そして二日目。日が暮れてから出かけます。
まずは宍道湖南岸の袖師公園・夕日テラスあたりから場所探し。
個人的にお気に入りのスポット。でも市街地から離れてることと周りに屋台がないので注意。
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前日、宍道湖に浮かぶ唯一の島、の嫁ヶ島に歩いて渡るというイベントも開催されています。
実は湖底に参道があって歩いて渡れるのです。

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ここは県立美術館付近、岸公園と呼ばれる場所。
湖岸も次第に埋まってきましたが、まだまだのんびりしています。
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左上に見えるのが打ち上げ台船のひとつ。ここは花火との距離が近くて迫力満点。
そのため風向きによっては観覧場所を移動しなければならない場合もあります。

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東風が吹いていたので宍道湖南岸の袖師公園からぐるっと回って、落ち着いたのは東岸の白潟公園。
宍道湖大橋の南詰にあたります。
ここでカメラをセッティングしていると「隣で(自分も)撮ってよろしいですか」と声を掛けられました。
いろいろ話すとこの方、なんとメルマガ読者ということが判明。
30万人を超える人出(2日間)の中でなんという出会いでしょう。いつもご愛読ありがとうございます。

などと話しているうちに花火大会開始。

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そしていきなりのスターマイン!
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会場のテンションあがっってます。
なかには初めて見るような新しいタイプの花火も見られ・・・
さて、この日の目玉の一つに「ヤマタノオロチ退治」をイメージした花火があったそうで←後で知った
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水中割もありの
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圧巻のフィナーレ\(^0^)/
会場には拍手が沸き起こっております。

今年も素晴らしい花火をありがとうございました。

 

白潟天満宮夏祭 神輿と鏡開き

雲州松江の風景 | 2012年7月27日

蔵人斎藤です。

7月24日25日は白潟天満宮の夏祭りでした。
この天神さんの夏祭りは、梅雨が明けてなかったり台風が通過したりと何年ごとかに雨に当たるのですが
今年は両日とも快晴。夏休みに入ったばかりの子供たちで賑わいます。みんなキラキラしてます いいな。

なかでも盛り上がるのが24日の「 みこし渡御」。こっちはオトナたちでギラギラしてます。
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神輿は松江城をスタート、松江大橋を渡り、白潟天満宮へ到着というルートを辿ります。
その途中で「鏡開き」が行われるのですが、なんと毎年「豊の秋」で鏡開きをしていただいています。
商店街の皆様、ありがとうございます。ほどよく冷えた豊の秋 上撰は旨かったです。

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自分たちの作ったお酒がこのハレの日の、皆さんに喜んで飲んでもらえる場に居合わせるのが僕の喜びです。
いろいろ言われますが、決して毎年おんな神輿のために出かけてるのではないんです。

鏡開きの前に「これはお酒ではありません、御神酒でございます」との挨拶。
皆様、ぜひお祭りに出かけて御神酒を頂き、神様の力を身体に取り入れて暑い夏を乗り切りましょう。

茅の輪くぐり@熊野大社、他

雲州松江の風景 | 2012年7月2日

蔵人の斎藤です。

7月1月から日本酒業界は新しい年度、平成24酒造年度となりました。さあ今年の酒造りもがんばるぞっという感じなわけですが、「豊の秋」の実際の仕込みは例年11月から始まります。蔵ではそれまでしばらく地伝酒、みりん、酒粕取焼酎の製造が続きます。

さて、その前日6月30日は一年の上半分の最終日であり、各地の神社では「夏越の祓」が神事が行われる日でした。カヤを束ねた茅の輪(ちのわ)をくぐることで半年間の穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願するということで、松江市内の神社でも茅の輪を見かけることができます。

今年後半も大事な行事はいっぱいあるし、なにより元気に蔵入りを迎えねばならん、というわけで「茅の輪くぐり」してきました。

まず向かったのは出雲国一宮「熊野大社」。
ここの茅の輪は太くて立派です。

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子供一人ではくぐれません(笑)
参拝客も多く、露店も少ないですが出ていてちょっとしたお祭りの雰囲気があります。
午後8時から神楽が奉納されるのですが、その日は夜に用事があるので急いで次の神社へ向かいます。

そこは熊野大社からひと山超えた「須我神社」。勢いあまって松江を飛び出してしまいました。
ここはスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、結婚したクシナダヒメとの新居として建てた宮殿であります。日本で最初の宮殿ということで「日本初之宮」とされています。またこのときにスサノオが詠んだ「八雲立つ 出雲八重垣つまごみに ~」の歌が、日本初の三十一文字の和歌ということで「和歌発祥の地」ともされている神社です。

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鳥居いっぱいになかなか立派な茅の輪です。また境内のいたる所に茅が飾ってあり、すがすがしい心地がします。

時間も迫ってきたので最後の神社へ。

松江に戻って僕の氏神様の「売豆紀神社」(めつきじんじゃ)。

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延喜式内社で、ご祭神は下照比売(シタテルヒメ)。
この下照比売は大国主命の娘であり古事記にも登場する大変に美人な女神様だそうで、安産の神様として信仰されています。ここの茅の輪はちんまりとかわいらしい感じです。

うろうろしていると神主さんに呼び止められて、お手製のゆず湯を頂きながら昔話などをしているうちに時間となりました。境内も綺麗でまた改めて紹介したい神社です。

聞けばこの夏越の祓と茅の輪くぐりは月遅れで行う神社もあるとのこと。
興味をもたれた方はお近くの神社を調べてみてはいかがでしょうか。
 

アジサイ@京橋川

雲州松江の風景 | 2012年6月20日

蔵人の斎藤です。

酒蔵の目の前には京橋川という、松江堀川の一部をなしている川が走っています。

この川沿いのアジサイが見頃を迎え・・・・     

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って、ハクチョウ発見!

人を警戒するでもなくのんきに泳いでました。

松江城周辺の堀で飼われているコブハクチョウが遊びに来てたのかもしれないです。

堀川は四季を通じて植物や動物たちが目を楽しませてくれます。

ホタルの乱舞@八雲町

雲州松江の風景 | 2012年6月14日

蔵人の斎藤です。夏場は営業もしてます。

先日のこと、営業車のラジオを流しているとホタルの話題が。
もうそんな季節かと思い、仕事帰りに松江のホタルスポット、八雲町へ直行。

まずは汗を流すために立ち寄った温泉施設「ゆうあい熊野館」の受付で聞き込み。
「ここらも、もう飛びはじめたよ」と言って渡してくれたのがこれ↓↓

matsue_hotaru_20120614b.jpg

だいたい八雲町のスポットは知ってたつもりだったけど、初めて知るスポットを発見。

 

そこで出会ったこの光景。

matsue_hotaru_20120614.jpg

頭の上から足の下までホタルに囲まれる体験をしました。

後でマップを見直すと、微妙に位置を間違えてた模様・・・
それでもこの凄さ。
シーズンが終わるまでさらに秘密のスポットを探しに通いつめそうです。

 

 

秋鹿なぎさ公園から見た宍道湖

雲州松江の風景 | 2012年6月12日

こんにちは。蔵人の柴田です。
blog9.jpg
ある日の静かな宍道湖です。
宍道湖の北側にある秋鹿なぎさ公園からの眺めです。
この日の宍道湖はおだやかで、ぼんやり過ごすのには最適でした。

これからこのブログでもいろんな宍道湖の表情をお見せしようと思っています。

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