地伝酒配合のレシピも完成に近づき商品パッケージの案を考える。「和菓子どころと言えば松江!」ということで「松江地伝どら焼き」という商品名に決定する。親しみやすさを出すために商品キャラクターを作りパッケージに入れる事になった。どら焼きの形と焼き上がった色合いからイメージして「タヌキ」の絵を入れることとなった。愛嬌のある顔で親しみがもてるタヌキであった。
地伝酒入りということでアルコールの残存を心配していたが、やはりアルコール臭を感じるという声があった。焼き上がりでアルコール分はかなり減っているが、材料をミキサーにかけてから寝かせることでアルコール臭を改善できた。寝かせることで生地がなじみ生地のつやも良くなった。みりんを加えない生地は甘味が控えめで普通の餡では甘さがしつこく感じられる。そこで備中産高級大納言を使った餡を使用し上品な甘さを出した。地伝酒の持つ潜在力で素材の味を引き出した結果になっている。 |