| ○出雲弁 |
○標準語訳 |
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〜のく ふ〜
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〜暑い日〜
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| 「まぁじ、ことしゃ どげしたもんだぁか。まえねち まえねち のく ふが ちぢくが。」 |
「まあ まあ、今年はどうしたものでしょうね。毎日毎日 暑い日が続いて。」 |
| 「そげだがね。だいどこ さかともても、かたちけごと さかともても、ほんね よだちがね。」 |
「そうですね。台所で調理をしようと思っても、また、片づけをしようと思っても、ほんとにその気になりませんね。」 |
| 「おちのえんきょさん、あげね よいとどだぁねからね、あんまあ のくもんだけん、じいじごろまで ごろごろしちょってだったじね。」 |
「うちの おじいさんでさえ あんなに早く寝る方だのに、あまり暑いもんだから 10時ごろまで ごろごろと しておられましたよ。」 |
| 「この としね なぁね、こげん のくふは はじめてだねだぁか。」 |
「この年になるのに、こんなに 暑い日は初めてではないでしょうか。」 |
| 「ほんね。もう やんべに くたばったがね。やくっさんも もう しぐ ござっしゃぁね、はたけね たねもんも おとされんがね。」 |
「ほんと、ほんと。もう、いいかげんに参りましたね。平田薬師祭も もうすぐ来るのに、畑に種も蒔かれませんがね。」 |
| 「あげだがね。えちもなら、はたけね あおあおした 芽が出な えけんねからね。」 |
「本当ですね。何時もなら、畑に青々とした芽が出ていなければ ならないですのにね。」 |
| 「もう やんべに くたばったじね。そうでも お前さんは しゃんしゃん しちょらっしゃぁがね。」 |
「もう、いいかげんに 参ってしまいましたよ。それでも、あなたは、元気でしゃんしゃんとしておられますね。」 |
| 「あげな とわじばっかぁ いいもんだねがね。」 |
「まあ、あんな、冗談ばかり言って、そんなこと 言うものじゃないよ。」 |
| 「おたがぇね えのちがああまで まめで しごとせにゃならんけんね。」 |
「お互いに、命があるまで 無事で、仕事しなくてはなりませんね。」 |
「そげだじね。もう ちょんぼし しいと 敬老のふがくうけんの。また よばれごとがああけん たのしんだがね。のくふも
えのうわな。」 |
「全く、そうですよ。もう少しすると、敬老の日が来ますからね。また、およばれがあるでしょうから 楽しみですね。暑い日も やがて 行ってしまうでしょうね。」 |