木鉢
 まず、そば粉と水を合わせる(水回し)。そば粉は一番粉、二番粉を同量使用し、分量の9割の水を入れた木鉢の中にふるい入れる。水が均等に粉と混ざるように全体をかき混ぜる。そば粉の状態・湿度等を手の感覚で感じながら、水の量を調節していく。水が均等に混ざってくると粒子がくっついてきて大きくなる。ここまできたら全体にまとめてこねていくが、水回しがうまくいっているとすんなりまとまる。まだ、粉と水がなじんでいないのでここから100回程度こねていく。こねて均等になると表面がしっとりとしてつやが出てくる。そこからは「菊練り」という作業で真ん中にしわをよせていくようにこねていく。この作業の中で空気を出し、しわをなくしていき次の延しの状態でひび割れが出来ないようにしていく。菊練りのあと「へそだし」という工程を経て円錐形、しずく型のような表面の滑らかな状態にしていく。
 ここまでの所でだいたい水回しから10分間で行う。このあと延し5分、切るのに5分、全体を通して20分くらいである。
 
 
制作協力:神代そば