「やまいち」さんから松江の旬の料理を紹介するコーナー。
 「やまいち」さんの調理した松江の旬の料理を、直筆の”一言”を沿えて御紹介致します。
〜 「かきフライ」 〜
 

What's 「かき」?
●いわがき
 いわがきは、水深5メートル前後の外海の岩礁域に生息していて、約3年で200gの大きさになる大型のカキです。
 島根県内では、以前は夏に僅かな量を潜水で取るだけでしたので、あまり広く知られていませんでした。平成4年に隠岐島の西ノ島町で養殖に成功してから、近年では年間数万個規模での出荷が可能になり、県下各地で養殖の取り組みが広がりつつあります。
 イワガキは、産卵を控えた春先から初夏が旬で、この時期には身が格段にボリュームアップすることから、「夏ガキ」とも呼ばれています。
 ポン酢やレモンを添え、生食や焼いて食べるほか、酒蒸しやカキご飯にして食べられています。
●『かき』のちょっとした読物
<数多くの種類>
 殻にごつごつとした凹凸がある二枚貝。牡蠣は全世界で食用とされており、日本近海だけでも数多くの種類が生息しています。真がき、長がき、すみのえがき、岩がきなどがあり、多くは真がきが流通しています。出回っているのはほとんど養殖もので、広島、松島湾、三陸、宇和島湾、伊勢湾などが有名です。なかでも三重県の的矢のかきは高級品として珍重されています。
<海のミルク>
 海のミルクといわれるほど、栄養分に富んだかき。ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラルが豊富で、とくに鉄は8粒で1日に必要な量の半分が含まれていて、吸収率がよいのも特長です。約5%含まれている糖質のほとんどが、うまみ成分のグリコーゲンです。
<Rのつかない月は食べない>
 欧米ではRのつかない月には食べないと言われますが、5〜8月はかきの産卵期にあたり、食中毒をおこす心配があるためです。