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「日本酒の分析」を解説するコーナー
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〜 酸度 〜
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| ○測定法 |
(1).試料10mlをホールピペットで50ml容ビーカーにとります。<採取方法> 吸込口から画線より少し多めに吸い込み、素早く人差し指の腹で吸込口を押さえます。指の腹を徐々に開きながら画線に液面を合わせ、合わせ終わったら指を離してビーカーに注ぐだけです。 最初のうちは吸い過ぎて、「ゴックン!」と飲んでしまうこともしばしば。お酒だから笑い話ですが、くれぐれも有害な液体には使用しないで下さいね。 |
(2).ビーカー内の試料に混合指示薬を2〜3滴加えます。<混合指示薬> ブロムチモール・ブルー0.2gおよびニュートラル・レッド0.1gを95%アルコール300mlに溶解してつくります。最寄りの指導機関等で調製したものを求めても結構です。清酒などの酸度測定の際に使用します。 |
(3).N/10水酸化ナトリウム溶液をビューレットにとり、ビーカーをよく撹拌しながら(右手に持つ)、試料の色が淡緑色になるまで滴定します(左手でビューレットを操作)。滴定後のビューレットの読みと滴定開始前のビューレットの読みの差が滴定ml数となります。 <水酸化ナトリウム(NaOH)> 強アルカリ性の物質で、多くは粒状で市販されています。別名「苛性ソーダ」ともいいます。アルカリ性が強いということから、劇物に指定(購入時に印鑑が必要)されており、取り扱いには細心の注意を要します。 アルカリが皮膚につくとヌルヌルしますが、これは皮膚が溶けるからです。手の皮膚ぐらいが溶けても大したことはありませんが、目に入って角膜が溶けてしまうと失明に至ることがあります。 とにかく、この薬品を使用する際には、細心の注意を払いましょう。 <N/10水酸化ナトリウム溶液> N/10(0.1N)=0.1 グラム当量/L=0.1モル/L 水酸化ナトリウム(NaOH)の1モルは40g。従って、1Lの水に40gのNaOHを溶かした時に1モルである。N/10の場合、1Lの水に4gのNaOHを含んでいる溶かした時である。 |
| ○分析道具紹介 |
| 【皿、ビーカー】 |
通常、この50ml容ビーカーで滴定をしていますが、私の師匠である杜氏はこの白い皿を使っています。この皿に滴を垂らしながらガラス棒で混ぜるのです。皿が白いことから色の変化がよ〜く分かるそうです。 |
| 【ホールピペット】 |
| 一定量の液体をはかりとるため、中央部が円筒形に膨らんだガラス管。一定量の液の位置に目盛がついています。 |
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| 【ビューレット】 |
滴定などで使用する液体の体積を計る器具です。直径1cm位のガラス管で、これに目盛りがついています。下部にコックがあり、これを開いて液を滴下させます。主に中和滴定で用います。<操作方法> ビューレット台に固定し、上方から液を注入します。コックをひねり、コックより先の部分のエア抜きをします。次いで液のメニスカス線をゼロ目盛りに合わせます。これで準備完了です。滴定する容器を下に置き、コックを開いて滴定し、滴定に要した目盛りを読み滴定量を出す。続けて行う時はゼロ合わせせず、滴定前の目盛りを読んで行います。 |