お酒と健康について紹介するコーナー
「 同じ量飲んでも酔う人、酔わない人がいるのはなぜ?」
 アルコールの中枢神経抑制作用を「酔い」といい、その作用の強さは血中アルコール濃度に比例する。しかし血中アルコール濃度が同じでも、現れる酔いの症状は個人によって異なることが知られている。例えば道路交通法の飲酒運転処罰対象血中アルコール濃度は0.05%だが、それでほとんど症状の出ない人もあれば、酔いの典型的な症状が出る人もいる。
 酔いに最も影響する大きな要因は、血中アルコール濃度にあるようだ。酒に含まれるアルコール濃度は20〜30%程度のものが最も吸収がよいとされている。その時、同時に炭酸が存在すると吸収は早くなり、胃の中に脂肪・糖質があると吸収は遅くなるとされている。

※「酒学事始」より引用させていただきました。発行元:(株)プロジェクト、著者:多田學