お酒と健康について紹介するコーナー
「 アルコールと血圧の関係は?」
 酒飲みには高血圧の人が多いのはなぜか。
 アルコールを飲む人は、食べ物の嗜好は辛党が多く、塩分の摂取が多くなる傾向もみられる。また酒の好きな人は食べると酒の味が悪いと言って、動物タンパク質を中心とするタンパク質摂取量が少ない。このようなライフスタイルからか、昔から大酒飲みの人が脳出血で倒れたことはよく耳にする。
 最近の健康診断では、必ずと言ってよいほど血圧測定されている。それらのデータを基にして疫学的な検討が行われた結果、お酒を飲む人で日本酒一合までの人と飲まない人とは差がないが、二合ぐらいからは血圧の上昇がみられる。この結果は年齢的な要因を除いて検討しても、血圧値が2〜6mmHg程度高く出ている。これからもアルコールは、一日一合程度がよいとされている。

※「酒学事始」より引用させていただきました。発行元:(株)プロジェクト、著者:多田學