お酒と健康について紹介するコーナー
「 赤ちゃんにもアルコールの影響はあるか?」
 妊娠初期に大量のアルコールを飲むと、胎児性アルコール症候群が発生する。胎児性アルコール症候群は、1968〜1973年に欧米で診断のため確立された。妊婦の飲酒に基づく小児の異常として次の主な現象が決められている。
1.出生前、出生後の身長、体重、頭囲の成長が遅れる。
2.中枢神経系の障害で、神経学的異常の兆候、発達の遅れ、あるいは知能障害が起こる。
3.小頭、小眼球あるいは短眼瞼裂、人中形成不全、薄い上口唇及び平坦な上顎部などの奇形を発生させる。
以上の三項目がすべてそろわなくても、妊娠中に妊婦の飲酒が確認できるものには胎児性アルコール影響という用語が用いられている。

※「酒学事始」より引用させていただきました。発行元:(株)プロジェクト、著者:多田學