「米」について解説するコーナー
〜 「千粒重(せんりゅうじゅう)」 〜

 未熟粒や病虫害粒を除いて、米の整粒だけを1000粒集めた重量を「千粒重」といい、これで米粒の大きさを分類しています(千粒重を量る器具はこちら)。小さい米粒を扱う細々としたこの作業、私も何度かやったことあります。1回だけなら全然余裕ですが、これが数種類にも及ぶとかなりストレスがたまってきます…。
 この千粒重の数値、大きい値なら、粒形も大きく、粒の充実度も高いというわけです。千粒重26g以上を「大粒(たいりゅう)」、24〜26gを「中粒(ちゅうりゅう)」、24g以下を「小粒(しょうりゅう)」と呼んでいます。

代表的品種の千粒重
品種
千粒重(g)
品種
千粒重(g)
五百万石
25.83(463)
日本晴
22.33(421)
山田錦
26.45(174)
トヨニシキ
21.68(263)
美山錦
24.89(247)
キヨニシキ
21.83(143)
玉栄
28.36(28)
トドロキワセ
21.69(181)
雄町
27.14(5)
ホウネンワセ
20.93(70)
八反
24.20(16)
アケボノ
23.76(53)
(注)
1.昭和51年度〜平成4年度全国酒造用米の全国統一調査による。
2.千粒重は( )内のサンプルの平均である。
※「最新酒造講本」((財)日本醸造協会発行)より、引用させていただきました
 上表の代表的品種で分類すると、大粒は「山田錦」、「玉栄」、「雄町」。中粒は「五百万石」、「美山錦」、「八反」。小粒は「日本晴」〜「アケボノ」となります。ですから、「酒造好適米=大粒」とはならないのです。では、私たちが食べているコシヒカリやササニシキはどうでしょう。22g前後なので小粒ということですね。
 みなさんも機会があったら(根気の問題ですが)、お家で食べている飯米の千粒重を量ってみてください。一般家庭では千粒の米を容易に数える器具など無いですから、ピンセット等で一粒一粒数えないといけないですね…。ストレスたまりそう…。