「ラベルの表示項目」を解説するコーナー

 表ラベル編 〜
表ラベルの@〜Hについて、毎回一項目取り上げ解説していきます。



▲弊社の表ラベルを元に作成
H製造年月
 日本酒における製造年月とは、製造場においてビン詰された年月を言います。ある調査によりますと、日本酒の場合、製造場から出荷されて消費者が購入するまでの日数は3か月以内が全体の90%を占めています。
 しかし、中には出荷されてから1年以上というものも販売店の店頭に並んでいることがあります。日本酒も他の食品と同じように、出荷される時の品質が最高であるように品質設計されています。しかし、出荷されると日本酒は徐々に品質が劣化します。劣化する速度は清酒の製造方法、市場での管理状態により異なります。
 一般に、乾燥した冷暗所に貯蔵しておくとかなり長く良質の品質を保ちます。しかし、店先で日光の当たるところや、梅雨期から夏にかけて暖まるような通気の悪い倉庫におくというあまい商品管理をすると、すぐに着色したり香味が悪くなります。
 製造年月は新しいに越したことはありませんが、一番大切なのは『商品の管理体制』がしっかりしたお店を選ぶことです。御購入の際には、この点に十分お気を付け下さい。

<保存管理のポイント!>
 吟醸酒以外のお酒の賞味期限は半年から1年くらいと考えているメーカーが多いようですが、この賞味期限内にお酒を劣化させないためには以下のポイントにご注意下さい。
○熱(高温)
 出荷された製品は30度を超えるような高温にさらされることは予想しておりませんので、なるべく25度以下に保管できるように気をつけて下さい。
○光
 直射日光はもちろんですが蛍光灯の光も劣化する力を持っています。また、ビンの種類によっても日光着色の起こりやすさが違いますのでご注意ください。

ビン
日光着色順位
1.8L茶
7
1.8L青(1升ビン)
2
720ml青(4合ビン)
1
720ml白
3
630ml茶(ビールビン)
8
500ml緑
6
300ml青(3デシビン)
4
180ml白(燗ビン)
5

○温度変化
 25度以下に保管されていても急激な温度変化が起こると酒質に影響してきます。なるべく温度変化の少ない場所に保管しましょう。