製造の歴史
飲酒様式の歴史
酒器の歴史
杜氏の分布
米の産地と酒造好適米
○日本酒の醸造
精米、洗米、浸漬、水切り
蒸し
酒母と酵母
上槽、滓引き、濾過
調合、火入れ、貯蔵、呑み切り
酒質の調整、ビン詰め
酒類の定義
清酒の製法品質表示基準

日本酒の醸造−醸造工程別解説
酒造り工程図と照らし合わせてご覧下さい)
『上槽』、『滓引き』、『濾過
上槽(じょうそう)
 醪を酒袋にいれて槽(ふね)でしぼるか、連続しぼり機で酒粕と日本酒に分ける。上槽(あげふね)ともいう。

滓引き(おりびき)
 上槽したての日本酒にはまだ微細な固形物が浮遊して白く濁っているが、タンクの中で、10日間位放置しておくと、固形物が沈殿し、上澄んでくる。一般に、タンク側面の下方に呑穴 という取り出し口がふたつあり、上を上呑(うわのみ)、下を下呑(したのみ)と呼んでいる。この上呑から静かに澄み部分を抜き出す。この操作を滓引きといい、このとき下に残る濁った部分を滓という。

濾過(ろか)
 滓引きをして清澄になった日本酒には、まだ微細な粒子が浮遊しているので、ろ過機によ りろ過し、さらに清澄にする。この際、活性炭を使用するのが一般的で、脱色、香味の調整、 着色防止、火落ち防止、過熟防止が目的である。