新鮮な食材が揃う城下町松江で、
明治29年より酒造りを続けて参りました。
代表銘柄「豊の秋」の名付けの通り、
すべての五穀の豊穣を祈り食文化の創造に貢献します。
これからも皆様に至福のひとときを提供できるよう、
伝統技術を継承しつつ、
より質の高い酒造りに邁進して参ります。


料理に合わせて、飲む酒を選び、
ゆったりと、じっくりと食をたのしむ。
米田酒造のお酒は料理と一緒に
お飲みいただくことをオススメしています。
蔵人は今
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地伝酒の灰入れ
地伝酒を仕込んでから約4カ月、じっくり発酵させて、そろそろ搾るという時期になりました。 https://www.toyonoaki.com/kurabito/964/ 地伝酒造りの”キモ”が、搾る前にモロミに木灰を添加することです。 これにより酸性となっているモロミを中和し、弱アルカリ性にまで傾けることで保存性を高めるということです。このため地伝酒は「灰持酒」(あくもちざけ)と呼ばれる酒のひとつになります。これに対して、清酒は火入れ(加熱殺菌)によって保存性を高めるため、「火持酒」(あくもちざけ)と呼ばれていたようです。 ※戦時中に製造が途絶えた地伝酒を平成2年に復活させた米田酒造の「出雲地伝酒」は、搾った後と出荷前の2回の火入れも行っています。 木杯が均質に混ざるように、モロミを少量ずつ汲み出してはそこに木灰を人力で混ぜていきます。 木灰を混ぜた少量のモロミをまた元の仕込みタンクに戻し攪拌したあと、そこからまた少量モロミを汲み出し木灰を混ぜていく、これを繰り返します。 この数日後、清酒と同じように搾ることになります。
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そばと地伝酒
営業の河角です。当蔵の出雲地伝酒をそばつゆに入れられているお店を紹介します。 松江市東奥谷町にある「神代そば」のそばつゆの中に地伝酒を入れて、お客様に提供されています。 雲南市加茂町に創業し現在は松江市奥谷町にて、つなぎを一切使わない十割そばの出雲そば。こだわりのそばを求めて県内外からたくさんのお客様がこられます。 そばの実を皮ごと石臼で挽くため黒色をおびた特徴のそば「出雲そば」です。 そのこだわりのそばに欠かせない「そばつゆ」のなかに地伝酒がはいってます。神代そばの店主の佐藤さんは地伝酒がつゆの味をまろやかにしてくれて神代そばにはなくてはならない存在だと言くれました。 また新メニューの親子丼の鶏肉は地伝酒でしっかり漬け込まれており、肉質はより柔らかくなり濃縮された旨味は本当に美味しかったです。開店すぐに売り切れる人気メニューです。 これからもお客様に喜んでいただけるそばつゆとして共に協力出来て誇りに思いました。ぜひご賞味ください。 「神代そば」 松江市奥谷町324-5 営業時間11時~15時 定休日水曜日
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縁雫(えにしずく)アンブレラスカイ2022に見に行きました♪
松江市末次町にあるカラコロ広場で「縁雫アンブレラスカイ2022」が行われています。今年で5年目を迎えるそうです。 多くの色とりどりの傘が来場者を楽しませています。毎年カラーデザインも違い今年のテーマは「SMILE&PEACE」です。 傘で作った球体のモニュメントが面白かったです♪ 静かな空間の中、噴水の音と時折吹く風に傘が揺れて癒しの空間でした。7月31日までの開催でフォトコンテストも開催中です。