2019年11月15日
11月中旬、豊の秋でも新酒造りがスタートしました。
この新酒造りのスタートを、私たちは蔵入りと言っています。なにをもって蔵入りと言うかは会社によって異なるようですが、豊の秋では、最初の酒母用の麹を洗う日を蔵入りとしています。
並行して、夏の間は酒蔵の片隅に片づけておいた設備類を引っ張り出してきて、酒蔵を本気モードに仕上げていきます。夏の間にたるんでいた我々の体も徐々に引き締まってまいります。
そしてこの日からだいたい1か月ぐらい、12月中に最初のお酒が搾られ、それから来年3月ごろまで本醸造から大吟醸まで続々と豊の秋の令和元年酒造年度のしぼりたて新酒ができてきます。
毎年違うお米の出来と冬の気温で悩まされるところですが、今年も美味しいお酒ができますように頑張ります。