蔵人は今

“2023年03月” 月間アーカイブ の記事

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  • 石見神楽を見に行ってきました

    雲州松江の風景

    営業の河角です。「玉造温泉ゆ~ゆ」で1月14日~3月5日の土日に全16回公演で石見神楽が行われました。松江で見れるチャンスはここしかないと思い、個人的に初めて石見神楽を見ることが出来ました。

    島根県には、「出雲神楽」、「隠岐神楽」、「石見神楽」と3つの神楽があるそうです。石見地方にはもちろん、たくさんの社中があり、130をこえるそうです。

    美保神社の御祭神の「恵比寿」様がでてくる神楽がはじまり、えびす様の笑顔の面を見ているだけで、心が癒されました。やはり笑顔って大切なことだなと個人的に勉強になりました。

    コミカルな動きや、飴を観客にふりまいたり、鯛を釣り上げ、まさに「めでたい」見ているすべての人が幸せになるような神楽でした。

    次の演目は「大蛇」(オロチ)でした。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する石見神楽でも人気の演目です。この物語には欠かせない日本酒。

    神話にも出てくる日本酒、日本酒の発祥の地ともいわれる島根県ならではの神楽でもあります。

    大きなオロチがたくさん出てきます。迫力がものすごかったです。会場によってはオロチの口から花火が出てきたりと派手でエンターテイメント性が非常に高かったです。

    日本酒に酔ってくだをまいたオロチをスサノオノミコトが見事に退治していきました。神楽の演奏や唄も抑揚があり、みいっていました。

    最後は社中のみなさんが挨拶をして終了となりました。演者の方がしばらく息があがり、動けない様子をみて本当に激しい神楽だと感じました。そして石見神楽をはじめてみて島根県のすばらしさを大切にしたいと思いました。

  • あめつちと豊の秋

    雲州松江の風景

    営業の河角です。山陰本線を走る観光列車「あめつち」に当蔵の純米吟醸「花かんざし」を楽しむことができます。

    鳥取県~松江~出雲を走るあめつちは山陰の美しい風景を楽しむことが出来ます。大山、宍道湖、斐伊川では徐行運転になり、ゆっくりと山陰の魅力を感じることが出来ます。

    この日は雨が少し降っていて、雨水がシルバーの重厚なエンブレムに。とても美しかったです。

    美しい青色の車体に外観を撮って楽しんでいる方がたくさんいました♪子供達にも大人気でした。見るだけでも楽しかったです。

    そんな山陰の風景と共に、当蔵の純米吟醸酒「花かんざし」をお楽しみください。

    「五感で楽しむ山陰」をコンセプトに味覚でも山陰を楽しむことが出来ます。山陰の食材を中心に作られるお弁当があります。※お弁当は4日前での予約になります。

    山陰地方の山々の風景とたたら製鉄で知られる刀の「刃文」をモチーフにデザインされた車体の側面です。

    山陰の神話には欠かせない「兎」のデザインが可愛かったです。そして今年は兎年。

    山陰を満喫できる「あめつち」。そんな素敵な旅のひと時に豊の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。乗車した時のあめつちからみる山陰の風景などもお伝えできればなと思っています。

  • R4BY 清酒の仕込み、終わる

    酒蔵はいま

    3月中旬、今期の全ての清酒の仕込みを終えました。

    仕込みを終えたといっても、これから約20日間発酵させ、搾って火入れ貯蔵しなければなりません。

    そして地伝酒やみりんの仕込みもあるので酒造りはまだ終わりではありません。

     

    このところの4月~5月並みの暖かさは、冬の冷たい空気を利用したい私たちとしてはちょっと厳しい暖かさです。