蔵人は今

仕込んだ梅酒のその後

酒蔵はいま

6月に梅酒を仕込みました。9月に入ると、酒に漬けていた梅の実を取り出します。

 

この梅の実を取り出すタイミングは色々意見があるところですが、雲州梅酒では漬けてから3ヶ月です。

上:仕込み直後

下:3か月後

 

酒に梅を漬けてからはただ放置しているだけではなく、時々かき混ぜ、成分や香味の変化を調べています。

 

すくい上げた梅たちは、しわしわの皮だけになったもの、酒をたっぷり含んでタプタプになったものなど、それぞれしっかり働いてくれたんだなあという姿で現れます。

 

その中でも、果肉の状態の良いものを選別して販売しています。

梅酒の梅

https://shop.toyonoaki.com/?mode=grp&gid=430960

 

一方、梅の実を取り出した梅酒はこれで完成ではなく、上澄みをさらに数ヶ月熟成させるてからの製品化になります。

 

ひとつづつ夏場の蔵仕事が終わっていき、次の日本酒仕込みが近づいてきます。