蔵人は今

酒蔵の湯気は松江の冬の風物詩

酒蔵はいま

毎年11月から4月までほぼ毎朝8時から9時ごろまで酒造りのための米を蒸しています。

 

その湯気が立ち上るのが遠目にもわかるのではないかと思います。

 

松江日赤病院の病棟から見た朝の酒蔵です。ちなみに画面奥の山は嵩山(だけさん)と和久羅山(わくらさん)で、仏様が仰向けに寝ている姿に例えられます。

 

 

そのころ中の人は、仕込みの準備に追われているので、客観的にその光景を見ることがありません。

煙突の先端じゃないところから煙のようなものが昇っているのでびっくりする人もいるでしょう。煙突はかつて石炭などを燃やして窯の沸かしていた時の名残りで、今は使われていません。

じつは昨年に続き今年も消防署に「火事だ!」と通報があり酒蔵がサイレンに取り囲まれました。