松江の銘酒、豊の秋 - 「豊の秋」醸造元 米田酒造株式会社

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蔵人は今

松江 寺町

雲州松江の風景 | 2019年8月13日

酒蔵のある松江は、宍道湖と中海つなぐ大橋川を挟んで南北に分かれています。

川の北側は橋北と呼ばれ、松江城やこの酒蔵があります。川の南側は橋南と呼ばれ、鉄道や国道9号が走ってます。

この橋南に、寺院の多い地区「寺町」があります。JR松江駅前の歓楽街から続いているため、いいお店を探しているうちに寺町に踏み込んでいたなんてこともあるでしょう。実際いいお店は多いです。

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それはさておき、

松江城と城下町は堀尾吉晴によって1607年から建設が始まります。それまでの松江はほぼ湿地のような場所であったそうです。城下建設の際、堀尾氏が前の居城の富田城(安来市広瀬町の月山富田城)から10以上の寺院を移転し、20近くの寺を配置した地区が寺町となっています。

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寺町の真ん中あたりから。稜線の左側に松江城があるのが分かるでしょうか?

↓もう少し東側を向くと、豊の秋の酒蔵と煙突が見えます(真ん中あたり)。(クリックすると大きな画像になるので探してみてください。)

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南側にも寺が並びます。写真右上の方には宍道湖と嫁が島が見えますね。
白いビルの向こうの、こんもりした山のあたりに堀尾家の菩提寺「円成寺」があります。kura_20190815_07.jpg

 

と、ここに多くの寺が配置されたのは、松江城への攻略コースに当たるため、いざというときの陣地を構えるためとも言われています。
それを示すかのように、寺町の周辺には折れ曲がった十字路「鉤型路」が密集しています。

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道がまっすぐに交差していないのが分かるでしょうか。
写真の奥側が松江城のある方角です。城に攻め込もうとする我々からすると、行き止まりに見みえるので進軍の勢いが削がれてしまうというわけです。

町の内側に入ると小径があり、雰囲気を残しつつ整備されており、清々しく歩きやすくなっています。
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この道を奥に向かうと大橋川に当たり、魚市場もあったりして、その目の前の橋を渡ればすぐ米田酒造です。
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私は、徒歩で通勤するときは好んでこの道を通ります。皆さんも駅周辺で泊まった朝、川辺や湖畔へ散歩するときは、大通りから一本入ってみると、より松江らしさをを感じられるかなと思います。

白潟天満宮夏祭り

雲州松江の風景 | 2019年8月1日

毎年7月24日、25日は松江の白潟天満宮夏祭りです。

白潟天満宮は松江駅のほど近くの街中にあり、歓楽街も近いことからお祭りには夏休みに入ったばかりの子供たちを中心に老若男女で大変に賑わいます。

24日は前夜祭で、松江城から天満宮までの400年の歴史のある「みこし渡御」が行われます。

神輿は天満宮での出御祭(17時)ののち松江城へ渡御します。

そして天満宮に戻るために松江城を出発するのは19時。松江城では特にすることはないそうであります。

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出店で賑わうのは門前エリアなので松江城周辺の観客はまばらです。この時間は普通の人は天満宮の方に向かいます。私も松江城から神輿が出てくるのをはじめて見ました(^^ゞ

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殿町商店街を抜けて行きます。手前を進むのが女宮(女みこし)です。

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京店商店街を抜け、松江大橋を渡ります。

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天満宮はもうすぐなので、ちょっと休憩して門前やモデルになっていただいたお店の紹介など~。
こちら天満宮前のいちばん密度の高い地点。松江じゃないみたいです(笑)
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商店街には3件の老舗和菓子店があり、わらび餅の実演販売や限定の冷たいお菓子。

市内の人気のパン屋「pantograph(パンタグラフ)」とセレクトショップ「TRIBECA」のコラボ屋台。
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豊の秋 ゆず酒を推してくれています串焼きダイニング「Miss AGATHA(ミスアガサ)」。

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島根の工芸と食品のセミオーダーギフトショップ「YUTTE」ではフードデザイナー・太田夏来のスリランカカレー。

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松江は日本茶だけでなく珈琲も盛んです。創業47年になる青山珈琲
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オシャレな店だけでなく、ふつうに縁日らしい屋台もありまして、
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名物「うなぎ釣り」。うなぎも高くなりましたから皆必死。
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さてそうこうしてるうちに神輿は門前の商店街に到着。このとき20時ぐらいです。kura_20190801_09.jpg

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これ、知らない人が多いんですが、毎年ここでこのタイミングで豊の秋の樽を使ってもらって鏡開きがされます。
今年は副市長、日銀支店長、商工会議所会頭さんたちによって鏡が割られ御神酒が担ぎ手だけでなく、どなたにもふるまわれました。
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「豊の秋うめー!」って声が聞こえてくるの、うれしいですよね。

観光列車「あめつち」に関して感謝状をいただきました

酒蔵はいま | 2019年7月11日

山陰本線を走るJR西日本の観光列車「あめつち」が7月1日で運行1周年を迎えました。
「あめつち」では、豊の秋の純米吟醸「花かんざし」を車内販売限定の特別ラベル品として採用いただいています。
そうしたことからこの度、JR西日本様より感謝状をいただきました。
今後とも皆さまに喜ばれるお酒を醸し、山陰観光に寄与できますよう精進いたします。

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JR西日本米子支社 山陰地域振興本部 木内吾平課長(山陰いいもの探県隊キャプテン)(右)から
感謝状を受け取る社長(左)

 

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※「あめつち」オリジナルラベルのお酒は「あめつち」車内のみでの販売です。

さてさて、改めて観光列車「あめつち」を紹介いたしますと、「あめつち」は山陰本線の鳥取駅から出雲市駅を走るJR西日本の新車両で2018年7月1日より運行開始しました。

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「あめつち」の車名は「天地の初発の時(あめつちのはじめのとき)」という古事記の書き出しに由来しています。

車体は山陰の海や空を表現する深みのあるブルーを基調とし、下部に山陰の山並みや”たたら製鉄”による日本刀の刃紋をイメージした銀色の帯があしらわれています。内装は山陰の工芸品や工業製品であしらわれ、車内では山陰の素材を使った弁当やスイーツや飲み物を楽しむことができます。

鳥取駅から出雲市駅までの主要な駅で乗降できるので、山陰旅行の一部を「あめつち」で移動するなんてこともできます。この夏はぜひ、この「あめつち」に乗って豊の秋を飲みながら山陰旅行を楽しんでください!
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観光列車「あめつち」について詳しくはこちら↓↓
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_tottori/ametuchi/

あめつち試乗記はこちら↓↓
http://www.toyonoaki.com/kurabito/archives/2018/06/000804/

白潟天満宮夏祭り

雲州松江の風景 | 2019年7月1日

毎年7月24日、25日は松江の白潟天満宮夏祭りです。

白潟天満宮は松江駅のほど近くの街中にあり、歓楽街も近いことからお祭りには夏休みに入ったばかりの子供たちを中心に老若男女で大変に賑わいます。

24日は前夜祭で、松江城から天満宮までの400年の歴史のある「みこし渡御」が行われます。

神輿は天満宮での出御祭(17時)ののち松江城へ渡御します。

そして天満宮に戻るために松江城を出発するのは19時。松江城では特にすることはないそうであります。

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出店で賑わうのは門前エリアなので松江城周辺の観客はまばらです。この時間は普通の人は天満宮の方に向かいます。私も松江城から神輿が出てくるのをはじめて見ました(^^ゞ

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殿町商店街を抜けて行きます。手前を進むのが女宮(女みこし)です。

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京店商店街を抜け、松江大橋を渡ります。

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天満宮はもうすぐなので、ちょっと休憩して門前やモデルになっていただいたお店の紹介など~。
こちら天満宮前のいちばん密度の高い地点。松江じゃないみたいです(笑)
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商店街には3件の老舗和菓子店があり、わらび餅の実演販売や限定の冷たいお菓子。

市内の人気のパン屋「pantograph(パンタグラフ)」とセレクトショップ「TRIBECA」のコラボ屋台。
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豊の秋 ゆず酒を推してくれています串焼きダイニング「Miss AGATHA(ミスアガサ)」。

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島根の工芸と食品のセミオーダーギフトショップ「YUTTE」ではフードデザイナー・太田夏来のスリランカカレー。

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松江は日本茶だけでなく珈琲も盛んです。創業47年になる青山珈琲
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オシャレな店だけでなく、ふつうに縁日らしい屋台もありまして、
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名物「うなぎ釣り」。うなぎも高くなりましたから皆必死。
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さてそうこうしてるうちに神輿は門前の商店街に到着。このとき20時ぐらいです。kura_20190801_09.jpg

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これ、知らない人が多いんですが、毎年ここでこのタイミングで豊の秋の樽を使ってもらって鏡開きがされます。
今年は副市長、日銀支店長、商工会議所会頭さんたちによって鏡が割られ御神酒が担ぎ手だけでなく、どなたにもふるまわれました。
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「豊の秋うめー!」って声が聞こえてくるの、うれしいですよね。

社長宅のビワを収穫、そしてカクテルに

雲州松江の風景 | 2019年6月24日

メールマガジンで「松江でもあちこちの民家の庭でビワが生ってるのを見かける季節になった」と書いたところ、
社長から「家にも生ってるから取ってよ」と声がかかりビワ取りへ。

庭、というか建屋の隙間の小さな土地から伸び、屋根の上に広がった枝にたわわに実ってました。

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枝からもいだ実を食べると結構すっぱくてジューシー。品種は「田中」といって、大粒で酸味が強く果汁が多いのが特徴だそう。
「昔はこうやって木に登って食べたものだ」と社長。私も祖父が山から取ってくるのを食べていたので、ビワは買って食べるものという意識は薄いかもしれませんね。

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屋根の上で高枝切りバサミと格闘すること小一時間、豊の秋の一升瓶2本入り袋で4つ分の収穫となり、従業員みんなで山分け。
社長、ごちそうさまでした。

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さあこの社長ビワ、ただ食べるだけでは芸がないな、そうだ日本酒カクテルにしよう!

ということで前回ブログでも紹介した寺町Barカクテルアンドハートに持ち込みます。
※持ち込みと撮影は承諾を得て行っています。

早速ビワをカットして味見をしてみるマスター。「酸味も甘さもしっかりあって思ってたより美味しいじゃん」ってことで
ビワを潰してジュースを作り、カクテル用純米酒MOTOZAKE本みりん七宝でちょっと試作。

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う~ん、もうひとオシ欲しいな、でもリキュールはあまり使いたくないしな、と、たまたま持ち歩いていた出雲地伝酒に「なにそれ?」と目をつけるマスター。
味見して「なにこれ面白い酒だね!」となにかひらめいたのか、今度は
地伝酒を加えてシェイク!

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社長ビワ、MOTOZAKE、本みりん、地伝酒と氷以外すべて米田酒造の材料でカクテルが完成。

ビワの酸味にみりんの甘味に地伝酒のコクが加わり、乳酸菌飲料を思わせるどこか懐かしさを感じる優しい甘酸っぱさのカクテルができました。

松江寺町「出世稲荷神社」夏祭りに出店

雲州松江の風景 | 2019年6月13日

松江駅から宍道湖に向かって徒歩10分ぐらいのところに、寺町というエリアがあります。
名前の通り寺院の多い場所なのですが、かつては映画館にショッピングセンターやレコード店、
パチンコ店や飲食店が立ち並びごちゃごちゃっと賑わっていた場所でもあります。
現在は再開発され見通しが良くなっていますが、一つ裏の道に入ると地元民が通う隠れた
人気店(なんだそりゃ)が集まっているエリアです。

そういった場所にあるのが今回の「出世稲荷神社」です。
開運出世に特にご利益があるということからいつの間にか「出世稲荷神社」という呼び名となったそうです。
かつては松江城の近くにあり代々の松江藩主の信仰を集めたとのこと。
明治に入り現在の場所に遷り、松江でも1、2を争う規模の神社だったものの昭和24年の大火で全焼してしまい、
平成9年に社殿が造営され現在の境内になりました。

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こうした出世稲荷神社では6月10日の大祭に合わせて4年前から賑わい創出のための(松江一早い)夏祭り
イベントを開催しています。

さて当日6月9日(日)は前日の雨も止み、梅雨入り直前のちょっとひんやりした風の心地よい快晴に恵まれ
絶好の昼酒日和となりました。

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境内では地元飲食店による屋台や、有志による手打ちそば、老舗和菓子店のかき氷、プロやアマによる
奉納演奏が行われました。

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釜揚げそばと言って、茹でたそば湯ごと器に盛ってそこにツユを掛けていただく出雲そばの独特のスタイル。

老舗和菓子店「彩雲堂」さんのかき氷。同じ松江の茶舗の抹茶を使ってるとのこと。この日は暑かったので人気。

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豊の秋もご縁あり、3年前から同じ寺町にある隠れ家的Bar「カクテル&ハート」とコンビを組んで
日本酒カクテルの出店をしています。
カクテル用純米酒MOTOZAKEを使ったスタンダートなサケ・カクテルやその
MOTOZAKEと同じ原酒を使用した
豊の秋 ゆず酒を使ったスプモーニ。地元産トマトやキウイを丸ごと1個使った本気カクテルを提供。

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映えるので地元テレビ局からもガッツリ撮影されました。

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となりのテントからいい匂いを漂わせる最近近所にOPENしたハンバーガー屋(LOVE your neighbor)さん。
飲みのシメにハンバーガーって人たちで夜な夜な賑わってるらしいです。もちろん子供にも人気。

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これも近所にスタジオを構え、松江を拠点に活動しているデュオX[iksa](イクサ)。
バイオリンはともかく、グランドハープが突然現れたらそりゃあビックリしますよね。この日いちばん静かに盛り上がりました。

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拝殿では、奏楽と巫女舞が随時奉納されました。旧松江市内で巫女舞が残る神社は出世稲荷神社と白潟天満宮とのことで、
この日のために特訓したという巫女舞が披露されました。
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20時からはこちらの禰宜でもあるLA在住のジャーナリスト はせがわいずみさんによるHollywoodエンタメトークショーが
行われ21時まで盛り上がりました。
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そんな松江三大稲荷の出世稲荷神社は松江駅の歓楽街に近くにありますので出張で来られた方どうぞどうぞお参りください。

日本三大船神事 ホーランエンヤ

雲州松江の風景 | 2019年5月31日

5月18日(土)から5月26日(日)にかけての9日間、松江では市街を流れる大橋川を中心に、日本三大船神事「ホーランエンヤ」が執り行われました。
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ホーランエンヤは約370年前の1648年に凶作を危ぶんだ松江藩主・松平直政(徳川家役の孫!)が、松江城内に祀られた稲荷神社の御神霊を約10km離れた阿太加夜(あだかや)神社に船でお運びし豊作の祈祷をさせたことが始まりと言われています。

見どころは、五大地と呼ばれる5つの地区の人々が色とりどりの装飾をした櫂伝馬船(かいでんません)を繰り出し、その上で披露される櫂伝馬踊りです。

詳しくは「ホーランエンヤ2019公式ホームページ」へ
https://www.ho-ran2019matsue.jp/

ホーランエンヤは10年毎(私の子供のころは12年毎でした)に行われており、今回は10年ぶりの開催です。この機会に親戚が集まったり同窓会が開かれたりと多くの人が集まり、期間中全体の人出は38万人とのことでした。
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まず初日、5月18日渡御祭。この日は松江城山にある城山稲荷神社から御神霊を陸行列で大橋川にお運びし、神輿船に移して阿太加夜神社までお運びする日です。朝からNHKの中継も入り川岸にはすでに人でいっぱい。神輿船を先導する櫂伝馬船も各地区から集合し出発を待っています。

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御神霊が神輿船に移ると櫂伝馬船が岸を離れ櫂伝馬踊りの始まりです。

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目を引くのが船首で剣をかたどった櫂を手に歌舞伎風の衣装で踊る「剣櫂」(けんがい)。船上の主役といってもいいでしょう。

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それを対をなすのが船尾で女形の衣装で酒樽の上で踊る「采振り」(ざいふり)です。

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分かりにくいですけど「豊の秋」の樽の上で踊ってます。「豊の秋」の樽も櫂伝馬船に乗って誇らしげです(笑)

これらの衣装道具類は専門の業者に発注する一方、地区の女性たちよって手作りもされています。

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約100隻にもなる船団は、大橋川にかかる4つの橋の間を2時間半休みなく踊りながら周回したのち、阿太加夜神社へ向かいます。

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ここで大橋川の観客は帰り出すのですが、松江駅にほど近くちょうどお昼時ともあって駅のレストラン街はどの店も行列でこんな松江駅は見たことがないというぐらいの賑わいでした。

そして期間の中日の5月22日に阿太加夜神社の参道と境内で櫂伝馬踊りが奉納さる中日祭が行われました。平日なので行けませんでしたが6万人の人出だったとのことです。

最終日、5月26日渡御祭。渡御祭と同じ経路を逆に御神霊が阿太加夜神社から城山稲荷神社にお帰りになる日。この日は北海道で気温39.5度が記録されるなど全国的な暑さとなり、松江も真夏日が予想され熱中症対策として大橋川での櫂伝馬踊りの時間が短縮される対応がとられました。

出発地点の阿太加夜神社側、意宇川の様子です。
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こちら側は櫂伝馬船を出す五大地に近くリラックスした雰囲気があります。

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川幅は狭く波も静かで、ホーランエンヤの唄声、ぎぃ、ぎぃと櫂が擦れる音などが響きます。

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「がんばれよー!」「(神様を)よろしく頼むよ!」という声援を受け船団は大橋川に向かいます。
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なおこれが阿太加夜神社です。
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大橋川で櫂伝馬踊りを披露した後、陸に上がり、御神輿を先頭に唄を歌いながら松江城の城山稲荷神社へ行進します。

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城山稲荷神社境内で最後の櫂伝馬踊りを奉納して祭りは終わりました。

次回は10年後の2029年を予定しています。自分が子供のころ、当てくじとかの出店のないお祭りのなにが面白いのかと思ってました。社会人になり地域の方々の苦労やプライドを知るにつけて、また酒造メーカーとしてお酒を通じて関わりを持つことでホーランエンヤへの見方も変わりました。10年後はどんな景色でこのお祭りを見ることになってるでしょうか。

佐太神社 直会祭(なおらいさい)

雲州松江の風景 | 2019年5月13日

松江市街から宍道湖の北側に車で約20分のところに、出雲国ニ宮の「佐太神社」があります。佐太神社は、出雲大社に祀られる杵築大神と並ぶ出雲四大大神の一柱・佐太大神が祀られており、古代より信仰を集める由緒ある神社です。
大社造りの三殿並立の社殿が非常にとくちょうてき特徴的です。

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5月3日は「直会祭」が執り行われ、それを盛り上げる門前市に出店してきました。門前市では地元特産品の販売(松江産アワビや干物)や地元女性グループのおでんの販売などが行われます。
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佐太神社の背後にある山は別名「かんなび山」と呼ばる神が隠れこもる山とされており(出雲地方には同じようなかんなび山が他に3つある)、かつてはその麓に社があったと言われている関係から、「純米吟醸かんなび」をお出ししました。
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またこの地域は出雲杜氏の故郷である秋鹿(あいか)に近く、かつて米田酒造で働いた蔵人の親戚から声をかけらられたりもするなんていうそんな土地です。

さて「直会祭」に話を戻します。直会というのは神事の後に神様にお供えした食物やお酒を参列者全員で食し、神様の力を分けていただくというような意味があります。この「直会祭」では杯式(さかずきしき)というお神酒をいただく儀式があります。佐太神社のホームページによれば「これは矢筒(やづつ)、小太刀(こだち)、大太刀(おおだち)の順で杯に注がれた神酒(みき)を頂くというものでその所作は勇壮で武家の儀式を遺すと伝え、江戸時代には松江藩の武士が行っていたと云います。」とのこと。

斎場で宮司の祝詞奏上やちっちゃな巫女さんによる舞が行われた後にその「杯式」。矢筒、小太刀、大太刀を持った男が1人ずつ杯を受けるのですが、3杯をいっきに飲み干すのだからすごい。(都合により記事中では
人物が前後してます。。。)

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まず1杯目は、まあ大丈夫。
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こんな酒の注ぎ方初めて見ました(笑)

2杯目、おいおいって感じで苦笑い。すかさず「まだまだまだ!」と野次が飛びます。
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3杯目、さすがにきつそうだが呼吸を整えて一気に飲み干すと歓声が上がります。
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その後は参列者や観客にお酒がふるまわれ、皆で神様と一体にそして共同体の繋がりを強めます。
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神様と人、人と人を繋げるお酒の役割を改めて実感した1日でした。

 

第14回 酒蔵開きを開催しました

酒蔵はいま | 2019年4月30日

2019年4月29日(月・祝)に平成最後となる第14回酒蔵開きを開催しました。

当日は蔵開きの日には珍しく雨の予報(50%)、10時の開始直前まで小雨のパラつく微妙な天気でした。毎年4月29日の祝日に開催していますが、今年はなんと10連休の只中と雨模様の天気予報により、どのような人出になるかやきもきするところがありましたが、なんとか天候も崩れずふたを開けてみれば約600名のお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。

さて、当日の様子を駆け足で紹介します。

午前10時に蔵元あいさつと鏡開きからの振舞い酒でスタートです。開場前にはすでに長蛇の列。
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蔵開きに合わせた限定酒コーナーのラインナップ。様々な酒米別の生原酒たち!
無料試飲も大混雑
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お酒だけではなく、日本酒や酒粕、出雲地伝酒などが使われた菓子や漬物など地元企業の商品も販売。

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鑑評会出品の大吟醸が格安で飲めるコインバーには今年はスタッフを集中配置。行列がまどろっこしいお客さんは限定酒コーナーで買った酒瓶を開けて酒盛りはじめてます。
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従業員手作りの大吟醸粕汁のふるまいも相変わらず大人気。おおよそ100食もあっという間に終了。今年は寒かったので一層美味しく感じたかも。

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さて出店屋台では本みりん「七宝」を使ったふわふわ厚焼き玉子や「鶏ハラミ」の鉄板焼き、旬のたけのこご飯なども。
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こちらは大根を大きく切りすぎたっていうおでんもボリューム満点。
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そ地物を使った漬物やサバの塩辛などの珍味も。松江産アワビのアヒージョなんてのもありました。そりゃコインバーが繁盛するわけだ。そして隠れた人気商品が焼きたてもちもちの桜餅。余談ですが松江では写真の通り関東風の桜餅が主流です。
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医師免許を持つ松江在住の人気落語家・春雨や落雷 師匠による酒蔵落語会も午前、午後の2口演とも大入りで酒蔵に笑いの花が咲きました。
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酒蔵各所のスタンプを集めて景品が当たるスタンプラリーも実施。見ていただけるのは酒蔵のほんの一部。最近では他の酒蔵の蔵開きに行ったことのあるお客様も多くなってきました。酒蔵の環境やそこに働く人たちの違いを見ながら各蔵のお酒の味わいを楽しんでいただけたらなあと思います。
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来年も4月29日にお待ちしております。
 

美保神社 青柴垣神事

雲州松江の風景 | 2019年4月15日

4月7日(日)、松江市美保関町「美保神社」の「青柴垣神事」に行ってまいりました。

美保神社は全国の恵比須様の総本社であり、青柴垣神事は美保神社の御祭神 事代主命(ことしろぬしのみこと・えびす様)が父である大国主神(だいこく様)から国譲りの相談を受け、譲ることを進言した後、自ら海に身を隠したという故事を儀礼化したものである、とのことです。

神事について詳しくは美保神社のホームページをご覧ください。
美保神社 青柴垣神事
http://mihojinja.or.jp/sinji/02.php

4月7日が神事の当日ではありますが、前後含めて約2週間関連の儀式が続きます。そして神事の役は神社の神職だけでなく、一定の資格を持つ氏子(町民)から「みくじ」で選ばれ、その人は1年間衣食住に関する細かいしきたりを守り(例えば鶏や玉子を食べてはいけないなど)、清らかな体で神に仕えなければなりません。その日見物するだけでは計り知れない神社と氏子の密接な繋がりがあります。

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この日はいまにも雨が降り出しそうな曇り空で、テーマがテーマだけにどことなく陰を感じる神事に見えましたが、粛々と進む儀式を見守る町民のまなざしはとてもあたたかいものでした。

 

 

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