蔵人は今

  • 島根県の酒器

    雲州松江の風景

    10月に行われた島根窯元展に行ってきました。酒器を中心に紹介していこうと思います。 

    島根県には多くの窯元が多くあり、いろんな色や形がありとても面白かったです。

    酒器だけでも個性が光っていました。

    ↑鮮やかな青色の酒器。

    ↑シンプルな白の酒器。

    ↑かっこいい黒の酒器でした♪

    個性的な窯元さんもあり、とても楽しい島根窯元展でした。個人的にお気に入りの酒器を購入して豊の秋を楽しみました♪とっても美味しかったです♪

  • R4BY 初しぼり

    酒蔵はいま

    12月14日、全国的な今季最強寒波到来で、松江でも初雪が降るなかR4BY最初の上槽でした。

     

    やはりピリっと冷えた空気のもとだと香りも冴えて感じます。

     

    流れ落ちるしぼりたての新酒からは、溶け込んだ炭酸ガスがジュワジュワと音を立てています。

     

    このあとは、純米木ふね搾りの上槽が待っています。

     

     

     

     

  • R4BY 限定吸水

    酒蔵はいま

    吟醸仕込み始まりました。吟醸仕込みでは限定吸水という方法で米を洗い吸水させます。

     

    品種毎はもちろん、同じ品種でも産地が違えば水の吸い方が違ってくるので、秒単位でコントロールしていきます。

     

     

    今仕込んでいる吟醸酒は大晦日や元日あたりで搾るようになりそうです。

  • R4BY 初甑

    酒蔵はいま

    初甑(はつこしき)。今シーズン初めての米を蒸し、待ったなしの酒造りが始まりました。

     

     

    去年の感覚を思い出しながら、今年の気候や米の状態を探りつつ作業を進めています。

     

     

    最初のしぼりたてはクリスマス頃の発売を予定しています。

     

     

     

     

     

  • 濃霧の松江市

    雲州松江の風景

    営業の河角です。この季節の変わり目になってくると松江市は濃霧の発生が多くなります。先日も濃霧になり松江市は霧に包まれました。

    山陰道もこの通り、濃霧でかなり見通しが悪くなっていました。くれぐれも運転の際はご注意ください。

    松江市玉湯町の宍道湖沿い。陸地で冷やされた空気が宍道湖の暖かい水面とぶつかり湯気が立ち上がり霧が発生するそうです。

    山陰合同銀行の本社も上層は霧で隠れてしまっています。

    宍道湖大橋周辺。時間は朝の9時頃でした。

    松江しんじ温泉の周辺。

    島根県立美術館と嫁ヶ島。幻想的な濃霧の景色は個人的に大好きです。

    11時頃になるとすっかり濃霧も消え、いつもの宍道湖の風景になりました。濃霧の後は空気も澄み渡り、水面も心なしかキレイに感じました。いろいろな景色を楽しめる宍道湖。夕日だけではない風景も今後紹介出来たらなと思います。

  • R4BY 酒米入荷

    酒蔵はいま

    R4BY 酒米が入荷されました。

    これは純米吟醸 松江づくしに使う、松江産山田錦とその農家さんです。

    このところぐんと気温も下がってきましたから、去年の写真と比べると精米所のツタの紅葉が進んでいるようです。

     

    豊の秋では酒米はすべて玄米で買い、自社で精米しています。

     

    来週から米を蒸す湯気が上がるのが見えるようになります。

     

  • 島根の海を楽しむ

    雲州松江の風景

    営業の河角です。毎年この時期になると米田酒造のメンバーでSUPを楽しんでいます。

    今年もスケジュールを合わせて美保関町北浦にやってきました。

    この時期にマリンスポーツと思われるかもしれませんが天気の良い日は水温も安定していてSUPはボードの上に立ちパドルを漕ぐので夏の暑い日よりも秋の過ごしやすい気温の方がよかったりします。

    島根県の海は水質も良く、美保関町北浦は透明度もあり、とてもきれいです。

    SUP SHOP海楽松江のインストラクターの石井さん。優しく丁寧にレクチャーしてくれるので初心者にも安心してSUPを楽しむことができます。

    出発前の風景。風も少なくとても良いコンディションでした。

    ボードに乗り出発。ある程度の深さになるまで膝たちで漕いでいきます。

    いよいよ立ち上がり漕いでいきます。遠くを見て体を安定させます。足元や近くを見すぎるとふらつきやすく海に飛び込むことになります(笑)

    かなり沖の方に行けます。気持ち良い風と遠くに見える島根の海岸の風景はSUPならではの醍醐味です。この写真は石井さんに撮ってもらいました。スマホが海の底に落ちてしまうことを恐れてしまった私(笑)

    パドルで波をつかむ感覚感じたり、風景を楽しめる余裕もできてきます。

    これから年末の繁忙期にむけてSUPで心身ともにリフレッシュすることができました。また来年も楽しみたいと思います。

  • 久しぶりの展示商談会への出展

    酒蔵はいま

    蔵人も夏は蔵仕事の合間を縫ってイベントや展示会に参加してしてました。

     

    近頃、オンラインではないリアルでのイベント開催も再開されるようになり、私たちも徐々に外に出るようになってきました。

     

    そんな中、10月に松江で開催された山陰最大規模の商談・展示会に参加しました。

     

    企業間の取引拡大や連携強化を図るもので、一般の方の来場はありません。

     

    今回、米田酒造は「出雲地伝酒」推しでの出展です。日本酒は競合が多いですが、地伝酒は唯一無二。そして店頭に置いてもらうだけでなく、食品加工に使ってもらえる先を探すのも狙いです。

     

     

    食品だけでなく様々な業種の企業が来ており、設備や資材、また、印刷やパッケージ、ソフトウェアなど製品作りに関わるモノに触れることができるのでとても刺激になります。

     

    また、地元企業で互いに名前は知っていても、、、ということはあるもので、お声掛けしやすいこういう機会に連携の種を撒いときます。

     

    さて、米田酒造の製品を使った製品を製造販売をしておられる企業さんを紹介します。

     

    あご野焼きのほか、はんぺんなど多くの製品に地伝酒を使っていただいている、松江の「長岡屋」さん。

    米田酒造のホームページでも出雲地伝を使っていただいている様子を紹介しています。https://www.toyonoaki.com/jidenshu/agonoyaki/

     

    続いて、酒粕と酒粕取りみりんを使って漬物を作っておられる、出雲の「けんちゃん漬」さん。

     

    こちらの人気の漬物3種は、米田の酒粕取りみりんに変えてから、さらに良くなったとお話しいただきました。

     

    来年からはもう少し皆さんの前に出て生きる機会が増えるでしょうか。

     

  • インスタグラムでのレシピ動画

    松江の旬

    営業の河角です。当蔵の本みりんや地伝酒を活用したレシピをインスタグラムで紹介しています。只今8本のレシピ動画を投稿しており1本約1分間の動画になっております。先日の投稿で総再生回数は5000回を越え,お喜びの声をいただいております。

    レシピの考案は山陰を中心に活躍されているフードコーディネーター西本敦子先生です。毎回こちらの食材や料理の要望に応えていただいています。またYouTubeなどではチャンネルを開設していたりと精力的に様々なレシピをあげています。「西本敦子 おつまみクッキング」でご覧になれます♪

    撮影の様子です。先生のご自宅で撮影しています。

    ↑は地伝酒に漬けた合鴨を使用した冷製パスタです。合鴨のお肉が地伝酒に漬けこむことで旨味や肉質も良くなります♪さっぱりと食べれて、栄養満点の一品です。

    ↑は余りやすい食材「キャベツ」が本みりんで簡単に一品できてしまう「無限キャベツ」です。本みりんの優しい甘味とサケのフレークとゴマの香りがたまりませんでした。無駄なくキャベツも使えて、しかも時短料理。あと一品ほしい時や、おつまみにもおすすめのレシピです。

    ↑は本みりんを使ったチキン南蛮です。みんな大好きな鶏肉料理ということで考案してもらいました。本みりんがいつもの料理をもっと美味しく楽しくなるレシピです♪

    ↑はジビエ料理もあります♪イノシシカレーのレシピ。地伝酒の臭みを軽減し、肉質も良くなる特徴がイノシシ肉にとても効果的でした。西本先生も地伝酒の良さをジビエ料理であらためて感じたそうです。

    ↑は次回の配信予定のレシピは本みりんを使った「梨のコンフォート」です。砂糖を使わないから素材の美味しさをより味わえます♪

    ↑今後安いお肉でも地伝酒の効果で上質なステーキをお楽しみいただけるようなレシピも配信予定です。日々の献立にお役立てください♪ホームページにインスタグラムのリンクを貼ってあるのでご覧ください。

  • 酒粕取焼酎を造っています

    酒蔵はいま

    新酒造りが始まる前に、前年度の酒粕を蒸留して酒粕取焼酎を造るのが米田酒造の秋の風物詩です。

     

    この秋に収穫された新米のもみ殻を酒粕に混ぜ、それをセイロで蒸して常圧蒸留するのが米田酒造のスタイルです。

     

    こうしてできる焼酎はさまざまな成分が含まれ、個性的な風味となります。

     

    そのため、飲用よりは酒粕床や「あご野焼き」、自社の本みりんなどの加工食品に使われることがほとんどです。

     

     

    そして残った焼酎粕は農家に渡り堆肥になります。